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【たまに読むならこんな本】第5回 100人の人生の物語【タケダ女子会シリーズ】

こんにちは。武田塾御茶ノ水本校受付のフジです。

今週は夏日もあったりして暑い日がありましたが、来週はまた寒くなるそうです。
寒暖差で風邪をひかない様に体調管理には十分注意してくださいね(>_<)
今回紹介する本は、こちらです!『P.S.アイラブユー』で有名な方の作品です。

20161024-1

100人の人生の物語(セシリア・アハーン著 阿部尚美訳 小学館文庫)

*あらすじ

テレビ局でレポーターをしていたキャサリン(キティ)・ローガンはプロとしてあるまじき失態を犯し、ある1人の人生を大幅に狂わせ、傷つけた末にテレビ局をクビになる。退職後、キティは元上司であり、恩師であり、大切な友人であるコンスタンス・デュボワのもとへ訪れる。コンスタンスのはからいにより、キティは雑誌『エトセトラ』の記者になるが、ほどなくしてコンスタンスは病死してしまう。悲しみにくれるキティは、生前最後にコンスタンスがやり残したと感じていたアイディアを引き継ぐ形で担当する。記事の中身はコンスタンスが集めた100人の名前のリストのみ。この100人を繋ぐ鍵とは?共通点とは?コンスタンスが伝えたかったメッセージとは?

 

*おすすめポイント

キティは自分の軽はずみな行動で取り返しのつかない失敗をしてしまいます。それが原因でキティの生活は一変。キティは加害者である一方である種、被害者ともいえる辛辣な復讐を受けます。そんな時、キティは恩師のコンスタンスが集めた100人のリストを元に取材を開始します。取材当初は名前以外に何もヒントがない仕事にイライラし、日々虐げられエスカレートする復讐に傷つき、まさに不幸とはこういうことだと感じます。しかし、取材を続ける内にキティは多くの事に気づかされ、コンスタンスが伝えたかったであろう、結論にたどりつくことができます。

 

自分に自信がなかったり、自分の人生がつまらないと感じたりしているならぜひ読んでみてください。キティが今のあなたにぴったりな答えを教えてくれますよ(*^^*)

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武田塾御茶ノ水本校受付フジさんが綴る読書シリーズ「たまに読むならこんな本」
過去の記事はこちら

第1回『てふてふ荘へようこそ』
第2回『カラフル』
第3回『小暮写眞館』
第4回『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

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