【数学的知識がないと絶望するかも？！】経済学部の４年間

こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。

2021年5月より講師、2022年2月より講師リーダーとして働かせて頂いております。

武田塾王子校の自習室では多くの高校受験・大学受験生が

一生懸命自主学習をする様子が見受けられます！

このブログをご覧になっている受験生の皆様も

最後まで諦めずに志望校合格を目指してください！

私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする

最難関国立・私立と言われる大学の紹介や

共通テスト・国公立大学２次試験対策法、

５教科７科目の定期試験対策勉強法を取り扱う予定です！

さて今回は、

地歴・公民型の私立文系専願受験生が経済学部に入学して

４年間の学部生活を生き残れるのかという話題

に関して、情報発信をしていきたいと思います！

大学受験を約１年後に控えた新高校３年生の皆さんや

着々と力を付けている浪人生の皆さんの進路選択にとって

有意義な情報を共有しますので、是非最後までご覧ください！

はじめに

文系受験生の皆さんに質問です！

？Question？

有名難関大学の看板学部と言えば、

〇〇学部をなんとなく想像しませんか...？

！Answer！

そうです。有名難関大学の文系における看板学部は経済学部が多いのです。

例えば、

早稲田大学➢政治経済学部

慶應義塾大学➢経済学部

明治大学➢政治経済学部

青山学院大学➢国際政治経済学部

看板学部でなくてもどの大学にも必ずと言っていいほど

存在するため枚挙にいとまがない経済学部ですが、

大学受験の際に数学選択でなくても経済学部に

入学した新入生は講義についていけるのでしょうか...。

結局のところ経済学部って数学必須なの...？

経済学部では数学を使う？＆経済学部では数学が必要？

結論：数学は絶対に使います。＆数学は絶対必要です。

ただし、高校数学で習った数学Ⅰ・Ａ、数学Ⅱ・Ｂ、数学Ⅲの概念を

すべて理解していないと、

全く経済学に太刀打ちできないというわけではありません。

最低限の分野における数学の概念さえ学習していれば経済学部の講義に置いて行かれずに済みます。

最低限の分野における数学とは微分法と積分法です！

理系受験生でなかったとしても、

数学Ⅱ・Ｂで習った文系受験生も多いかもしれません。

いわゆる微積です。

多くの大学で行われる経済学に関する授業では、

企業の利益を最大化させるための方策や

消費者の満足度合いを示す効用関数を最大化させる方策

を考えることがよくあります。

高校２年生の微分積分学の知識が少しでも残っている皆さんなら

経済学部でなくてもなんとなく見当が付くかもしれませんが、

このような利益の最大化・効用関数の最大化問題は

現役高校生でも触れたことのあるような、

３次関数の最大値・最小値を求める問題・極値を求める問題

に類似した方法で解くことになります。

そもそも難易度の高い大学の経済学部に行ったり、

ミクロ経済学・マクロ経済学のように応用科目になっていくと

数学Ⅲで出てくるような関数を扱ったり、大学理系数学で扱う関数や微分方程式も出てきます。

そのため、最低でも数学Ⅱ・Ｂの微積の考え方を習得していないと

いつかは躓いてしまうことになります。

まずは数学Ⅱ・Ｂで基礎レベルの微積を完璧にして、

必要に応じて応用レベルの微積に触れていければ完璧だと思います。

数Ⅱ・Ｂの微積ヤバいかも...。

という心当たりのある受験生の皆さんは、

大学入学前に数学Ⅱ・Ｂの復習をしておくか、

大学１年生の春学期に開講される微分積分学の講義を履修して

必要最低限の知識を蓄えておくことをお勧めします！

もし文字の羅列である教科書や

ただレジュメを読み進めていくだけの教授の味気ない説明が

わかりにくいようであれば、以下のような参考書や

各種配信サイトで解説されている動画を読んで見るのも良いと思います！

難しい数式はまったくわかりませんが、微分積分を教えてください!

おわりに

このブログを通して、

経済学と数学は切っても切れない関係にあることを

理解していただけたのなら幸いです。

一定数の文系受験生や数世代前の方々は、

数学は大人になったら役に立たない！

と、言ってくるかもしれません。

しかしながら、経済学部で数学の教鞭を執る教授は、

数学が得意でも役に立つことは少ないが、数学が出来ない奴は基本的に役に立たない。

とおっしゃっていました。

どちらが正しいか明言は避けますが、

結果として確実に言えるのは経済学部に進学する学生は

数学が出来ないと困るということです。

流動性が非常に高い実際の世の中は

３次関数を扱うのとは比べ物にならないほど複雑であることが多いです。

３次関数すら解けないと現実に存在する複雑な事象は解けるはずもないので、

まずは第１歩目として高校生でも見覚えのある数学から少しずつ理解しようと頑張るわけです。

このような地道な積み重ねで今世紀の経済学があります。

「数学は大人になったら役に立たない」のではなく、

その発言をした方々が

「数学を使わない人生を選んだだけ」という見方が正しいです。

触れる学問が１つ増えるだけでも世界の見方が大きく変わる好例とも言えるでしょう。

経済学を志す人は文系の方が多いと思います。

「自分は文系だから...。」というだけの理由で数学を毛嫌いせずに、

数学の勉強をしておく方が後々、自分自身のためになると思います。

経済学部への進学を考えている受験生は是非これからの勉強の指針として参考にしてみてください。

まとめ

今回は、

経済学部と数学の密接な関係

について紹介しました。

次回のブログでは、

①商学部で学べること

②商学部と経済学部の違い

について紹介したいと思います。

この記事を読んで少しでも経済学部に興味を持っていただければ幸いです！

他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、

志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です！

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