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【英文読解が完璧に?!】構文・解釈系参考書の使い方

こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。

2021年5月より講師、2022年2月より講師リーダーとして働かせて頂いております。

私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする

最難関国立・私立と言われる大学の紹介や

共通テスト・2次試験対策法、5教科7科目の勉強法を取り扱う予定です!

 

今回は英文解釈70・100という参考書に着目して、

それぞれの使い方や実際に使用する際の注意点をお伝えしたいと思います!

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英文解釈とは

まず英文解釈とは文章を構造的に訳す手段を記載している参考書であり、長文理解で大いに役に立ちます

やり方をしっかりと把握してから自分に適した参考書を選ぶようにしましょう!

一般的に英文解釈は単語帳と文法書を完了させてから進む参考書です。

基礎的な英単語と文法を知らないと太刀打ちが出来ません…。

そのため、文法を終わらせた後長文と併用して英文解釈の参考書を学習すると効率が良いでしょう。

 

英文解釈の技術70と100の相違点

英文解釈を学ぼうと考えいるて多くの人は「英文解釈の技術70」か「英文解釈の技術100」を目にしたことがあると思います。

この記事では数多くある英文解釈の参考書の中で実際に私が受験で取り組んだ

「英文解釈の技術」に焦点を当ててご紹介したいと思います。

 

「入門英文解釈の技術70」は最低限の重要英文を含んだ内容で中学3年生から高校1年生の難易度となっています。

「基礎英文解釈の技術100」は入試基礎から難関大学入試の英文を含んだ内容となっています。

 

それぞれの参考書に書かれている70と100という数字は参考書に含まれている例題の数です。

演習を含めると英文解釈の技術70は計140問題、技術100は計200問題記載されていることになります。

例題が100と多いため、技術100よりは細かいところまで網羅している点が特徴です。

70と100の例文はすべて異なるため、

高校1年生など入試まで時間に余裕がある方は技術70を取り組んだ後に、

100に挑戦してみると良いでしょう。

 

また高校3年生などはどちらか一冊を選択し、

英語長文に自信がない方は技術70を、自信がある方は技術100から取り組むことをお勧めします!

 

共通点

同じ系統の参考書ですので似ている箇所は数多くあります。

その中でも重要な特徴を箇条書きで下記に記載しておきます。

・必ず例題、演習がついている

・CDがついている

・復習トレーニングのというすべての例題を一覧で見れるページがある

・S,V,O,C,がしっかりと割り振られている

 

英文解釈書において非常に大切な要素がどちらの参考書もに含まれているので

それぞれの難易度で取り組む参考書を判断すると良いでしょう。

 

参考書の使い方

参考書の基本的な使い方をご紹介したいと思います。

英文解釈ノートを作ると見返すことが出来て後々便利です!

手順は以下の通りです。

 

①SVOCを振り分け、どの文型に当てはまるかを確認(この際動詞は自動詞か他動詞かを把握)

②例文を読んで和訳を作る

③解説を読んで自分の和訳と見比べる

④もう一度自分で和訳を見る

⑤最後に解答を見る(参考程度に)

 

解答と自分の答えが同じである必要はありません。

綺麗な和訳を作ろうとするのではなく、文構造を意識した和訳を作れるようにしましょう。

CDを使用した学習

技術70と100にはどちらもCDが付いているためCDを活用した学習が有効です!

それぞれの参考書の最後に各例題の英文のみが記載されたページがあります。

やり方の手順は以下の通りです。

 

①例文を一度音読する

②例文を見ながらCDを追いかけて一度音読する

(この際CDの音源と①の自分の音読スピードを比較)

③例文を見ながらCDと同じ速度で音読する

④何も見ずにCDを追いかけて音読する(シャドーイング)

 

このセットを繰り返し最低一回は行うと良いでしょう。

シャドーイングを行うことにより本文を読むスピードが速くなり速読の練習にもなります。

 

注意すべき点

例題や演習を行って、理解した気になってはいけません。

英文解釈とは参考書で習ったことをインプットし、それを他の長文でアウトプットしなければならないのです。

 

特に参考書に掲載されている箇所は長文和訳などで聞かれることが多いため、

必ず頭の中にストックしておくようにしましょう。

私自身受験が終わって約2年経過しますが、今でも英文を見ると内容を思い出すことが出来ます。

構文を根性で暗記するのも良いですが、英文を理解しつつ、

話の内容を楽しみながら読むと英文解釈のモチベーションアップにつながると思います。

 

また英文解釈に時間に掛けすぎるのも良くはありません。

最終的なゴールは長文の文構造を把握しながら読めるようになることです。

英文解釈が終わったら演習問題に移り、実際に志望校の過去問を解くようにしましょう。

終了の合図としては各章の見出し語を見て、

どんな内容の文構造が該当するかを瞬時に判断できるようになったらです。

 

その後のやるべき勉強

英文解釈の参考書が終わったら一度志望校の過去問を解くことを強くおすすめします。

文法問題が間違っているならもう一度文法の復習を。

長文を間違えて理由が単語不足なら単語帳を、

文章が全く理解できないのならば英文解釈を終了したとは言えません。

 

もう一度英文解釈に戻ってすべての構文にS,V,O,Cがふれているが確認し、

どの文構造を理解できていないのかを把握しましょう。

 

なぜ間違えたのかという自己分析は大事な作業です!

新しい参考書へと進む際には過去問を解き何が自分に足りないのかを把握してからにしましょう。

課題が残っているのに先に進むのは後々効率が悪くなり、時間をかなり取られてしまいます。

 

時間が足りないなどの理由が原因の方はとにかく演習量を増やしましょう!

各大問に制限時間を設定して過去問や長文演習を行い、

できれば1日1長文は触れるようにすると長文を読むスピードが格段に上がります。

 

また音読をするのも効果的です。

つっかえなしに長文を読むことが出来れば黙読でもスムーズに読むことが可能であるからです。

 

最難関大学受験者向けの英文解釈書

英文解釈が終わりMARCHレベルの英語長文は読める!全て理解できる!

でも難関国公立やもっと難しい私大の長文はなかなか読めない…という方向けの英文解釈書があります。

 

それはポレポレ 英文読解プロセス50という参考書です!

因みに共通テストの得点をもっと上げたいと考える方はポレポレではなく単語量を増やしたり、

より多くの長文演習に取り組む方が効果的です。

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ポレポレ 英文読解プロセス50は英文が50問と

一般的な英文解釈の参考書と比べると例題が少ないですが各問題がとても難しいことで有名です。

特にライオンマーク🦁がついてる例題はその中でも難易度が高い問題であるとを示しています!

 

この参考書を取り組む時期は追い込みの時期で良いのですが、

目安として12月中旬から後半にかけて取り組むと余裕を持って入試問題に取り組めるでしょう。

ポレポレの使い方に関しては参考書の冒頭部分で、

著者の西きょうじ先生が記載されているのでそちらを参照して取り組むと良いでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。英文解釈は長文を正しく読む方法を知る参考書となっています。

適切な使い方をし、参考書が終了した際にはしっかりと内容を身につけているようにしましょう!

 

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