目次
はじめに
みなさんこんにちは!
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校 です!
2024年、受験生の皆さんにとって、この一年は大変重要な時期です。
しかし、勉強法には正しいものとそうでないものがあり、間違った方法を選んでしまうと、せっかくの努力も水の泡になってしまいます。
そこで、このブログ記事では、2024年にやってはいけない勉強法と、それに代わる効果的な学習法について、12のポイントに分けてご紹介します。
また、今回お話しする内容は、武田塾チャンネルの動画内でもお話しさせて頂いておりますので、是非そちらも合わせてご覧ください。
やってはいけない勉強法の詳細
その日のうちに復習しない
受験勉強において、最も大切なのは「その日学んだことをしっかりと自分のものにする」ことです。
特に、その日に習った内容をその日のうちに復習することは、知識の定着に非常に効果的です。
しかし、多くの受験生がこの重要なポイントを見落としがちです。
復習を怠ると、新しい情報を学ぶたびに、前に学んだ内容が薄れていってしまいます。
したがって、毎日学んだことを寝る前に復習する習慣をつけることは、効率的な学習の基本となります。
この復習の時間を設けることで、その日に解いた問題が完全に理解できる状態になり、長期的な記憶に移行しやすくなります。
例えば、数学であれば、その日に解いた問題を復習し、解法を完全に理解し、自分のものにすることが大切です。
これにより、似たような問題が出たときに、すぐに解法を思い出し、解くことができるようになります。
また、復習はただやり直すだけでなく、なぜその問題が解けなかったのか、どの部分が理解できていなかったのかを深く考えることも重要です。
この「理解するための復習」が、実力向上の大きな鍵となります。
1週間で仕上げ切っていない
受験勉強では、日々の復習だけでなく、週単位での振り返りも非常に重要です。
1週間の終わりには、その週に学んだすべての内容を完璧に理解し、自分のものにしておく必要があります。
しかし、多くの受験生がこのポイントを見落とし、新しい週に入る前に前週の内容をしっかりと復習することを怠ってしまいます。
週末になると、それまでの一週間で学んだことを全て復習することで、記憶の定着を促し、理解を深めることができます。
この時、ただ漫然と復習するのではなく、どの部分がまだ理解できていないのか、どの問題が解けなかったのかを明確にし、それらを重点的に見直すことが大切です。
また、週末の振り返りは、次の週の学習計画を立てる上でも非常に役立ちます。
前週の振り返りを通じて、自分の弱点がどこにあるのか、どの分野をもっと重点的に勉強する必要があるのかが明らかになります。
この情報をもとに、次週の学習計画を立てることで、より効率的に学習を進めることが可能になります。
1週間の学習が終わるごとに、自分自身でしっかりと振り返りを行い、次週の計画を立てることが、効果的な受験勉強への重要な一歩です。
自分の弱点をしっかりと把握し、それを克服するための計画を立てることで、着実に実力を伸ばしていきましょう。
参考書を買いまくる
受験生の多くが、より多くの知識を身につけようと、数多くの参考書を購入します。
しかし、これは効率的な勉強法とは言えません。
大切なのは、量よりも質です。
限られた時間の中で最適な参考書を選び、それを完璧に理解することが、成長への近道となります。
効果的な参考書の選び方としては、まず自分の現在の学力レベルと目標を明確にすることが重要です。
学力レベルに合わない高度な参考書を選んでも、理解が追いつかず、時間と労力の無駄になりがちです。
また、自分が目指す大学や学部に必要な知識が網羅されているかどうかも、参考書選びの重要なポイントです。
参考書を一冊選んだら、それを完全に理解し、自分のものにするまで徹底的に学習することが大切です。
1冊の参考書を完璧に理解することで、その分野の知識が深まり、他の参考書に進む準備が整います。
参考書を買い漁ることよりも、一冊を深く理解することが、より大きな成長に繋がります。
また、参考書を使う際は、ただ読むだけでなく、積極的にノートを取り、重要なポイントをまとめることも重要です。
これにより、自分の言葉で理解を深め、記憶に残りやすくなります。
参考書から得た知識を実際の問題解決に応用できるよう、定期的に問題演習も行いましょう。
段階をすっ飛ばす
受験生がよく陥る罠の一つに、「段階をすっ飛ばす」という問題があります。
これは、自分の実力に合っていない高度な参考書や問題集を選んでしまい、基礎が固まる前に応用へと進んでしまうことを意味します。
例えば、偏差値60以下の高校生が、高度な英語の参考書に挑戦するも、中学レベルの基礎がしっかりしていないために挫折してしまうケースです。
実力に見合った教材を選ぶことは、受験勉強において非常に重要です。
自分の現在のレベルを正確に把握し、それに合った教材を選ぶことで、無理なく確実にステップアップしていくことができます。
学習は、しっかりとした基礎の上に築かれた応用によって、真の実力が身に付きます。
具体的な教材選びの方法としては、まずは自分の弱点を明確にし、それを克服するための基礎固めから始めることが大切です。
例えば、英語で苦手な文法がある場合は、まずは基礎的な文法書から始め、それを完全に理解した上で応用的な教材に進むことが望ましいです。
また、参考書を選ぶ際には、自分に合った難易度やスタイルを持つものを選ぶことも重要です。
難しすぎると挫折しやすく、簡単すぎると物足りないため、適切なレベル感の教材を選ぶことが効果的です。
さらに、自分の学習スタイルに合った教材を選ぶことも、学習効果を高めるためには欠かせません。
間違えた問題に印をつけていない
受験勉強において、間違えた問題を見直すことは非常に重要です。
間違えた問題に印をつけ、なぜ間違えたのかを分析することで、その分野の理解を深めることができます。
しかし、多くの受験生はこの点を見落とし、間違えた問題をそのままにしてしまうことがあります。
間違えた問題を見直す際には、ただ単に正しい答えを確認するだけでなく、なぜその答えに至らなかったのか、どの部分が理解不足だったのかを自分自身で深く考えることが重要です。
このプロセスを通じて、自分の弱点を明確にし、それを克服するための学習計画を立てることができます。
間違えた問題に対する正しいアプローチ方法としては、まず間違えた問題に明確に印をつけ、その問題に戻ってきたときにすぐに識別できるようにすることが重要です。
次に、その問題を解く際に使用した思考プロセスを振り返り、どこで間違いが生じたのかを特定します。
さらに、その問題の正しい解答方法を学び、それを自分のものにするために複数回解き直すことが有効です。
また、間違えた問題を見直す際には、その問題が含まれる分野全体の復習も行うことが望ましいです。
これにより、その分野の理解をより深めることができます。
さらに、類似の問題を探して解くことで、そのタイプの問題に対する総合的な理解を高めることができます。
参考書をちょこちょこやっている
多くの受験生が犯してしまう一般的なミスの一つに、「参考書をちょこちょこやっている」という行動があります。
これは、一つの参考書を集中して学習するのではなく、多くの参考書を同時に少しずつ進めることを指します。
この方法では、いずれの教材も深く理解することができず、効率的な学習にはつながりません。
効果的な学習法としては、短期集中型の学習法が推奨されます。
これは、一つの教材に集中して取り組み、短期間でその内容を深く理解し完了させる方法です。
この方法を取ることで、教材ごとに集中して学習することが可能になり、知識の定着がより効果的に行われます。
短期集中型学習法を実践する際には、まずは一つの参考書を選び、その教材を完全に理解するまで他の教材に手を出さないことが重要です。
この選択した教材に対して、計画的に時間を割り当て、集中して学習を進めます。
具体的には、その教材の全体構造を理解し、各章やセクションごとに学習の目標を設定し、それを達成することを目指します。
また、短期集中型学習法を行う際には、自分に合った学習スケジュールを設定することも大切です。
例えば、学校や塾、その他の活動とのバランスを考えながら、一日の中で最も集中できる時間帯を見つけ、その時間を効果的に利用します。
この学習法のメリットは、教材ごとに深い理解を得ることができるだけでなく、一つの教材を完了するごとに達成感を味わうことができる点にあります。
その達成感はモチベーションを高め、次の学習に対する意欲を生み出します。
効率的な科目別勉強法
マルチタスク過ぎ
受験生の間でよく見られる問題の一つに、「マルチタスク過ぎる」という状況があります。
これは、複数の教科を同時に勉強しようとする行為で、効率的な学習にはつながりません。
脳は一度に一つのことに集中するようにできており、多くのタスクを同時に処理することは、実は非効率であり、学習効果も低下します。
効率的な科目別勉強法を採用することが重要です。
これは、一定の期間を一つの教科に集中して学習し、次に別の教科に移る方法です。
例えば、一週間のうち数日は数学に集中し、残りの日は英語に専念するなど、教科ごとに学習のスケジュールを設定します。
この方法のメリットは、一つの教科に集中することで、その教科に関する深い理解と知識の定着が促される点にあります。
また、教科ごとに集中することで、学習の進捗が明確になり、計画的に学習を進めることが可能になります。
科目別勉強法を実施する際には、自分の強みと弱みを理解し、弱い科目にはより多くの時間を割り当てることが重要です。
また、各教科の学習計画を立てる際には、その教科の重要性や試験での配点も考慮に入れると良いでしょう。
また、科目別勉強法を実施する際には、勉強のスケジュールを事前に計画し、それを守ることが大切です。
自分が一日の中で最も集中できる時間帯を見つけ、その時間を最大限に活用しましょう。
さらに、各教科の勉強時間をバランス良く配分し、全教科のバランスをとることも重要です。
定期テストのためだけの勉強
受験生の間でよく見られる問題の一つに、「定期テストのためだけに勉強する」という状況があります。
これは、目の前のテストに対応するためだけに勉強し、長期的な学習目標を見失ってしまうことを意味します。
このような短期的なアプローチは、受験における実力の本質的な向上にはつながらず、結果的に効率が悪くなることもあります。
受験勉強においては、長期的な視点を持ち、全体的な学習計画を立てることが非常に重要です。
これには、短期的な目標(例えば定期テスト)だけでなく、中長期的な目標(例えば大学入試)を設定し、それに向けて計画的に学習を進めることが含まれます。
長期的な学習計画を立てる際には、まず自分の強みと弱みを把握し、それを基に学習計画を作成します。
例えば、数学が苦手な場合は、数学に多くの時間を割り当て、その分野を重点的に強化する計画を立てると良いでしょう。
また、志望校の入試内容を分析し、それに必要な知識や技能を習得するための計画を立てることも重要です。
さらに、長期的な学習計画には、定期的な振り返りと調整が不可欠です。
一定期間ごと(例えば毎月)に学習の進捗を振り返り、計画に必要な調整を行います。
これにより、計画が現実の学習状況に即しているかどうかを確認し、より効果的な学習が可能になります。
映像授業だけを見まくる
近年、インターネットや様々なデジタルメディアの普及により、映像授業が受験生にとって重要な学習ツールの一つとなっています。
しかし、映像授業だけを見ているだけでは、実際の学習効果は限られてしまいます。
学習においては、インプット(学習内容を吸収すること)だけでなく、アウトプット(学習内容を自分のものとして表現すること)も非常に重要です。
映像授業は、新しい知識や概念を理解するための優れたツールですが、それだけに頼っていると、実際にその知識を使って問題を解く力は育ちません。
理解した内容を実際に使ってみることで、初めて深い理解と実用的な知識が身につきます。
アウトプットを重視した学習法を実践するためには、映像授業で学んだ後、必ずそれに関連する問題を解いたり、要点をまとめたりすることが大切です。
例えば、数学の映像授業を視聴した後は、その授業で取り上げられた問題と類似の問題を解いてみると良いでしょう。
これにより、理解した概念を実際の問題解決に応用する力が養われます。
また、映像授業で学んだ内容を自分の言葉で説明することも、アウトプットの一形態です。
友人や家族にその内容を教えてみたり、自分の言葉でノートにまとめたりすることで、より深く内容を理解することができます。
時間を計らない
効果的な受験勉強を行うには、時間管理が非常に重要です。
多くの受験生が陥りがちなのが、「時間を計らない」という問題です。
自分が何かを学ぶのにどれくらいの時間がかかっているかを把握していないと、学習の進捗を正確に評価することができず、効率的な学習計画を立てることもできません。
時間を計ることの利点は、自分の学習効率を把握し、それを改善するための手がかりを得ることができる点にあります。
例えば、一つの数学の問題を解くのに平均してどれくらいの時間がかかるかを知ることで、テストや試験での時間配分を適切に計画することが可能になります。
学習時間を計測するためには、タイマーやストップウォッチを活用することが効果的です。
勉強を始める前にタイマーをセットし、一定時間後に終了するように設定します。
これにより、勉強に対する集中力を高め、効率的に学習を進めることができます。
また、時間を計ることで、自分の学習スタイルを見直す機会を得ることができます。
例えば、一つの科目にかける時間が多すぎると感じた場合、他の科目への時間配分を増やすなど、学習計画を調整することができます。
さらに、時間を計ることは、学習のモチベーションを維持するのにも役立ちます。
一定時間集中して勉強した後には、短い休憩を取ることで、次の学習に対する意欲を保つことができます。
時間だけで勉強の成果を評価する
受験勉強において時間を費やすことは重要ですが、時間だけで勉強の成果を評価するのは適切ではありません。
多くの受験生が勉強にかけた時間を基準に自分の成果を評価しがちですが、実際には学習内容の理解度や実力の向上がもっと重要な指標となります。
勉強時間を過度に重視すると、長時間勉強しているという安心感によって、実際の学習効果が見落とされがちになります。
重要なのは、どれだけの時間を勉強に費やしたかではなく、その時間の中でどれくらい知識が身につき、技能が向上したかです。
実力向上のための効果的な評価方法としては、定期的な自己評価や模擬試験の活用が有効です。
例えば、一定期間ごとに自分自身で作成したテストや過去問を解いてみることで、実際の理解度や問題解決能力を確認できます。
また、これらの結果をもとに、学習計画の見直しや弱点の特定を行うことができます。
さらに、学習の成果を評価する際には、単に正解数だけでなく、解答プロセスや思考方法も考慮に入れることが重要です。
正解に至る過程での論理的思考や問題解決のアプローチ方法を振り返ることで、より深い学習の洞察が得られます。
また、自分の成長を感じるためには、過去の自分と現在の自分を比較することも有効です。
数ヶ月前に解けなかった問題が解けるようになった、より難しい問題に挑戦できるようになったなど、具体的な進歩を認識することで、学習のモチベーションを維持できます。
勉強時間だけでなく、実際の学習成果を正しく評価することで、効率的な学習戦略を立て、実力を着実に向上させることができます。
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計画を立てない・振り返らない
受験勉強において計画を立てず、振り返らないことは、効率的な学習を妨げる大きな要因です。
計画的に学習することなく、ただ漫然と勉強を続けているだけでは、目標への道のりが遠回りになる可能性があります。
また、学習の進捗を振り返らないことで、自分の弱点や課題が見えず、効果的な学習が行えなくなります。
効果的な学習のためには、まずは具体的な目標を設定し、その目標に向けての計画を立てることが重要です。
目標設定は、受験する大学や学部、目指す成績など、個々の受験生にとっての具体的な目標が基準となります。
この目標に基づいて、どの教科にどれだけの時間を割り当てるか、どのような教材を使って学習するかなど、詳細な計画を立てることが求められます。
計画を立てた後は、定期的な振り返りを行うことが不可欠です。
振り返りを通じて、計画の進捗状況を確認し、必要に応じて計画の調整や修正を行います。
振り返りは、自己評価、模擬試験の結果、時間管理の効果など、多角的な視点から行うことが望ましいです。
また、振り返りを行う際には、自分の強みと弱みを正直に評価し、弱点を克服するための具体的なアクションプランを立てることが重要です。
例えば、数学の特定の分野が弱いと感じた場合、その分野に関する追加の問題集を取り入れる、特定の問題タイプに焦点を当てて練習を行うなどの対策が考えられます。
まとめ
この記事では、受験生が避けるべき勉強法と、それに代わる効果的な学習法 について、12のポイントに分けて解説しました!
重要なのは、ただ時間を多く勉強に費やすだけではなく、どのように学習するかが成績向上の鍵を握っているということです。
受験勉強は長期戦です。
したがって、計画的に、かつ効率的に学習を進めることが重要です。
その日のうちに復習すること、適切な参考書を選び、それを深く理解すること、間違えた問題をしっかりと分析すること、計画を立ててそれに基づいて学習を進めることなど、これらのポイントを心がけることで、学習効率は大きく向上します。
また、学習方法だけでなく、自分自身の精神状態にも注意を払うことが大切です。
適度な休息、健康的な食事、適切な運動など、身体と心のバランスを保ちながら学習に取り組むことが、長期的な学習成功への道を切り開きます。
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