皆さんこんにちは!
武田塾奈良生駒校校舎長の奥村です!
新高3生になる現高2生の皆さん!
大学生になったら一人暮らしとかは考えていますか?
僕は大学生の頃は実家から通いでしたが社会人になった今は一人暮らしをしています。
やっぱり実家の親も心配しているのではないかと思うこともあるので、時々LINEを送っています。
最近母に送ったLINEがこちらです。
「鈴木福くん好き?」
見事に既読無視されました(笑)
もし皆さんが一人暮らしを始めたらたまには親御さんに連絡してあげてくださいね!
というわけで今回のテーマは一週間、効率よく勉強して効率よく成績を上げる勉強のペース紹介!
武田塾でやっている
「4日2日のペース」
のご紹介です!
いつぞやの参考書一冊を完璧にする勉強法の記事(リンク先)にも少し出てきた
この4日2日のペースを今回は深掘りして、お話しします!
皆さんは自分で参考書で学んだり、授業を受けたりした後、復習のやり方に悩んだことはありませんか?
人間って繰り返しやらないと忘れちゃう生き物ですもんね。
復習しなきゃと思ってもどう復習したらいいかわからないという方も多いと思います。
今回はその復習方法にスポットを当ててお話ししていきます!
復習を軽視することなかれ
まず前提ですが受験勉強において復習を軽視いている人が意外に多い事実があります。
例えば学校で授業をしっかりと受けたとします。
授業終了直後に「この部分は先生何て言ってた?」「この問題答え何やった?」と聞くとほぼほぼ完璧に答えられると思います。
ただ、一日後その授業の内容を同じように聞かれた時には授業直後みたいに完璧に答えられますか?
多分難しいと思います。
人間っていうのは忘れる生き物なんです。
このグラフを見てみてください。
これはエビングハウスの忘却曲線といい、覚えたことが時間経過とともにどれだけ記憶に留まっていられるかを表しています。
先ほどの例で言うと確かに授業終了直後は100%覚えています。
でも、たった1日経つだけでなんと、70%以上忘れてしまうんです。
あな恐ろしや・・・
というか、一時間経つだけでも半分以上忘れてしまうなんて・・・
これが武田塾が授業を受けるだけじゃ成績は伸びないとしている神髄でもあるんです!
だからこそ忘れないために復習する、入試本番で生きる学力にするために覚えた知識を定着させるために復習することが必要なんです!
4日2日のペースとは何ぞや??
先ほどは復習の重要性についてお話ししました。
受験勉強では復習を前提として自身の計画に組み込んで勉強していくことが大事なのです!
そこでオススメしたいのが武田塾でやっている「4日2日のペース」になります!
で、4日2日のペースとはどんな風に勉強していくのかというと、一週間の内まず最初の4日間は新しい範囲を進めます。
例えば、何らかの問題集を進めていく際に一週間で40問進めるとしたら、
1日目:~10番
2日目:~20番
3日目:~30番
4日目:~40番
といったように4日かけて一週間進む範囲を単純に4等分した分量を1日ずつ進めていくことになり、
5日目:復習
6日目:復習
と2日間かけて復習の期間を設けています。
最初の4日間のコツ
まず知っておいてほしいことが、
一日の勉強でその日の範囲を全問正解まで仕上げておくという大前提があることです。
そのうちの4日間のコツとして、
・できるものとできないものに分ける
・現時点で解けているものはできているのでやらなくていい
・できないものはやり方を考えて入試で使えるように仕上げる
以上の3点があります。
その上で先ほどの前提、「その日の範囲を全問正解まで仕上げる」があるのです。
それがキミ自身が1日にやるべき勉強なのです!
例えばの話ですが、夜寝る前にテストをされたとして全問正解出来たらその日の勉強は完璧にできていることになります。
もしテストされて少しでもできないと思うなら、それはその1日の勉強がまだまだ甘い!ということになります。
80%でも90%でもダメです。100%完璧だ!と思えるまでやりましょう!
これを一週間のうち4日間続けてください。
5日目と6日目の復習日は何をするのか
4日間、1日ごとの範囲を100%進めてこれたら5日目と6日目は今回のテーマ「復習」をする日です。
5日目の復習
まず5日目の復習ですが、4日間進めた問題を全部ザッと見直してみましょう!
中には忘れてしまっているものもあるでしょう。
それは僕たち人間は忘れる生き物なので仕方のないことです。
そしてその中でも忘れてしまっていた問題・できなかった問題をやりなおしましょう!
またしても復習のタイミングでも「できるものとできないものに分ける」ことが重要なのです。
4日間の範囲を全問やりなおしたら時間が足りないと思います。
なのでザッと身で、一瞬でも悩んだらできないものとして扱ってあげましょう。
なぜなら悩んだその時点で入試本番で使えないことと同義だからです。
したがって5日目の復習は、4日間の範囲のチェックを終えて解きなおして完璧に仕上げるということになります!
6日目の復習
6日目の復習も、基本的に5日目の復習と同じやり方で大丈夫です!
また、6日目の方が5日目よりも正答率は上がっているはずですよね?
そこで5日目と同じことをすると時間が余ると思うので6日目は、
・理解がおぼついていないところ
・正解しているが怪しいところ
これらに焦点を当てて復習することを意識しましょう!
それと、5日目も6日目も同じですが4日間進んだ範囲をたとえば夜にテストされても全問正解できるようにしておきましょう!
復習の2日間で注意しておいてほしいこと
ここまでで5日目と6日目の復習日には何をすればいいのかお話ししてきました。
たしかに5日目と6日目の復習日には4日間の範囲を復習します。
ただ、その中でも4日間の段階で既に正解していた問題でも
・実はたまたま当たっていただけかもしれない問題
・復習日に解けると思っていたのに解けなくなっている問題
というものがあるかもしれません。
なので、4日間進めた範囲を復習前にザッと見したタイミングで一瞬でも悩んだら×として扱ってあげてください!
4日2日の勉強を終えた7日目には何をするの??
一週間は7日、4日2日で進めていくと7日目が1日余ると思います。
じゃあその7日目は何をするのかというと4日2日で仕上げた一週間の全範囲からランダムにテストをします。
武田塾の塾生も同じように7日目に確認テストをしています!
武田塾では合格点は8割でやっています。
皆さんも8割をボーダーにしてもいいと思います。
ただし、これは目標点が8割という意味ではありません。
最低ラインが8割という意味です!
武田塾の塾生にも同じことを言っていますが、
「合格点が8割なのはケアレスミスとかがあるかもしれないからなだけで、
毎日の勉強を完璧にしていたら100点取れるはずだよね?」と。
この7日目のテストで、一週間の勉強がきちんとできたかどうかをチェックするのですが、
それが上手くいかない人に多いのが4日2日の2日の方を疎かにしているというパターンです。
これは4日間で少しサボってしまったからと、復習日を無くして4日間の勉強を6日かけて終わらせようとしているのが実態です。
そこで6日かけて4日間の範囲を終わらせている方に警告です。
6日かけて4日間の勉強をするというのは武田塾の確認テストに合格するための勉強であって
受験に合格するための勉強では最早なくなってしまっています!!
すみませんどうしても言いたくて超デカ文字にしちゃいました。
武田塾の確認テストに合格できても入試に合格できる保証はありますか!?もちろんないですよね。
先ほども言いましたね。入試本番で生きる学力をつけなくちゃいけないって。
もし部活などが忙しくてどうしても勉強時間がとれなくても、
途中まででもいいのでその途中までの範囲を復習して完璧に仕上げてほしいです。
4日2日のペースを身に付けるとどうなるの??
4日2日のペース(の質)を身に付ければ
自身の勉強がいつまでにどこまで終わるかを計算できるようになります!
今、一週間でこれだけのペースでこれだけの範囲が進められるから、
いつまでにこの参考書を終わらせていつまでにこのレベルまで到達できるかがわかるので、
受験勉強の先が見えるようになれます!!
4日2日のペースを身に付けられれば受験勉強の年間計画をも組むことができるようにもなります!
少し脱線しますが僕が塾講師時代は教え子皆に一つのことを学んだら必ず3回復習するようにと強く言っていました。
それは記憶に定着させ、入試で生きる力を身に付けてほしかったからです。
目先のテストはあくまで通過点、入試突破というゴールに到達できるように、1日1日の勉強・復習を大切にしていってほしいなと思います。
まとめ
・4日2日のペースを身に付けると受験勉強の先が見えるようになり、年間の計画も立てられる!
・7日目のランダムテストに受かる勉強ではなく受験に受かるための勉強をしていこう!
・復習を重視して記憶にしっかり定着させ、受験本番に生きる学力を身に付ける勉強をしよう!
今回は以上です!
じゃまた!
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お父さんお母さんお家の方との予定が合わなくても学生の皆さんお一人だけで
お越しいただいても構いません!!
奈良生駒校では逆転合格を目指す意欲ある皆さんをお待ちしております!!