大学受験なら武田塾中山校
こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
今月も武田塾中山校通信を配信します!
梅村にも子供が産まれて早や半年。
今は子供がころころ転がるようになったので、より目が話せない毎日を過ごしています。
最近は子供を抱えながらスクワットや腹筋をやってまして、やつが重くなるにつれて負荷が上がっていくという算段です。
竹の新芽を毎日跳び越えることでいずれは高く跳べるようになるという、アレです。
それでは、武田塾中山校通信12月号をお送りします!
今月の連絡事項
受験校決定面談(受験生対象)
先月末、受験生のご家庭には受験校決定面談の案内のLINEを送らせてもらいました。アンケートの提出をしていただいた方には、面談日時について個別に連絡させていただいております。もしまだ連絡の来ていない方がいらっしゃいましたら、教務まで一報ください。
一年の振り返り面談(1月)(非受験生対象)
非受験学年の方対象の面談を来年の1月に実施予定です。1年の振り返りと、来年の学習の指針をお伝えする場となります。後日案内のLINEをお送りするので、しばしお待ちください。
ランキング
2022年11月確認テスト得点率
お役立ち情報
【利用者に聞いた】「首都圏で現役大学受験におすすめの塾・予備校」ランキングTOP7! 第1位は「大学受験ステップ」【2022年最新調査結果】
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1062877/
ちょっと興味があったので中身を見たんですけど、後悔しました笑
首都圏の話のはずなのに神奈川にしかない塾が1位の時点でハテナなんですが、早稲田アカデミーという中学受験の塾が入ってたりともうめちゃくちゃ。
記事をどういう角度から見るべきか、数字をどう捉えるかの勉強になるよという意味でピックしておきます。
【大学受験2023】国公私立大入試の概要…情報・データサイエンス系の新設目立つ
https://resemom.jp/article/2022/11/07/69383.html
データサイエンス系の学部が一橋大学にもできて、いよいよ日本でもデータサイエンスが主流になりつつあります。
東工大 入試に「女子枠」導入が「男性差別」「ついていけるの?」と波紋…筆記試験ナシで選抜の学部も
https://jisin.jp/domestic/2150899/
この話題についてはコラムで書いてみます。
今月のピックアップ生徒
今月は梅村の苦悩とともに書きます!
指定校推薦で受験したAさんと総合型選抜入試で受験したBさん
指定校推薦を受けることが決まっていたものの、大学入学までに相応の学力をつけたいということで10月に入塾してくれたAさん。指定校推薦と言えど、大学側との面接もあります。
一方で総合型選抜入試を受験することを決めたBさん。指定校推薦に比べて課題も多く、合格の可能性も比較的低くなる入試制度での受験です。指定校推薦と同様、大学側との面接があります。
こういった面接型入試の対策として、AさんBさんそれぞれとたびたび模擬面接をしてきました。例年こういうことはしてるので今年新たに気付いたことではないんですが、どうやら梅村の面接は圧迫面接寄りだそうです。。。自分は圧迫しているつもりはなく、志望動機を聞いたときに感じた疑問を単純にぶつけているだけなんですが、どうもそれがいやらしいとのこと。(愛を込めていやらしいと言ってくれていると信じてます!)だいたい面接練習のあとで新たに課題が多く見えてくるので、二人とも苦労していました。
さて、大学側が面接を通して知りたいことは、予め用意された志望動機などのテンプレ台本を読み上げる能力ではなく、「志望動機がどこまで本気か」や「志望にむけた努力を普段どこまでしているか」だと思っています。だから、志望している風に見せるためのハリボテをせっせと拵えるのではなく、志望に向けてしっかりと思考してほしいと思っています。ハリボテを作ったところで中身が伴っていなければ質疑応答にはちゃんと答えられませんからね。この辺を無意識でやっている(もしくは、意識できていない)生徒もいるので、本番の前に気付かせて、本質的な思考にいたってほしいんですね。だから好きで圧迫してるわけちゃうんやで!愛ゆえにやからね!
さて、梅村の愛を感じたい人はぜひ模擬面接お願いしますと言ってきてください笑
英語で苦戦している既卒生のCさんと高3のDさん
英語を読む上で、「単語・文法の知識」と「文構造の理解」が求められます。これらを駆使すれば、(ゆっくりであれば)英語の文章が読めるようになります。しかし、上記二つができているのにも関わらず英文が読めるようにならない生徒もいます。それがCさんとDさんです。この二人に共通しているのは言語化することが苦手ということです。言語化ができないということは、頭の中で思考の整理がついていないということです(頭の中では言語を使ってしか思考できないからです)。「単語・文法の知識」は覚えているだけではなかなか点数にはつながらなくて、「武器として使う」、つまり「思考の材料として使う」ことで初めて意味をなします。これを実践してほしくて二人とは話を重ねていますが、まだちょっと時間がかかりそうです。まぁこれまでの人生でやってこなかったことをいきなりやれと言われてもなかなか難しいですよね。受験まであと一ヶ月ちょっとですが、最後まで一緒にがんばって二人とも志望校に受からせてみせます!
他方、言語化って自分も苦手だなと感じている生徒がいたら、積極的に言語化することをしてみてください。必ずこれから先の人生で役に立ちます。まずは毎日日記をつけてみてはいかがでしょうか!?
コラム
普段梅村が生徒と話していることをツラツラと書いています。
今月は東工大の女性枠について。
東工大の女性枠について思うこと
内容関係なく思ったことを最初に書いておくと、「週刊誌ってなんでもかんでも否定的な意見を載せるだけで、建設的なことしてへんよなぁ」です笑
日本のメディアはあらゆることに否定的で、こういったことが報道された結果、せっかく変化しようとしているところにもブレーキがかかってしまいます。
こういう行為が日本を停滞させる一因になっていると思うんですが、週刊誌は日本をどうしたいんでしょうか?
とまぁ内容とは関係ないことを述べましたが、ここからは本題です。
大学別の女性比率
今回記事になっているのは東京工業大学で、学生の女性比率は13%ほどと書かれています。
他方その東工大に限らず、上位の大学でも女性比率を上げようという動きが活発になっています。
まずは一例としてみていただきたいのが、東京大学の例です。
学部ごとの入学者数が書かれています。
------------以下引用-----------
引用:東京大学
------------引用ここまで-----------
そもそも大学生の女性比率って、東大で[651/3127=]20%ほどなんですね。
基本的に難関大学と呼ばれる大学では女性比率は高くなくて、(文系の学部しかない)一橋大学や、早慶であっても37%ほどです。
そもそも学力の高い大学に女子が少ないってことです。
(これがなんでなのかはずっと謎です。)
ちなみに東工大は理系しかない大学ですので、さらに女性比率が下がることはなんとなく想像がつきますね。
さて、引用部分では書かれていないですが、東大の理科一類(工学部、理学部)がダントツで学生数が多いのですが、ここの女性比率は10%ほどのようです。
(ちなみに早慶でも理工学部は20%ほどです。)
女性比率を押し下げている要因の一つに、理工学部には女子が進まない問題があると言えます。
では女性が生物学的に理系科目が苦手かと問われると、多少男性の方が得意な傾向はあるみたいですが、それが大きな影響ではないと言えます。
理由は他の理系学部に目を向けてみればわかります。
薬学部では女性の方が多いですし、看護学部はほとんどが女性です。
つまり、理系科目の得意不得意とは別のところに原因があるということです。
東工大の女子枠導入の是非
脳の作り的なところではなく、どういったところに原因があるのかを考えたとき、「興味」(これも脳の作りでは?といいう指摘はムシします笑)と「環境」が考えられます。
まずは「興味」について。
身近な子供を見ていて感じるのは、男子は工学的なものに興味を持ちやすいように感じます。
梅村の妹の息子はもう6歳ぐらいなんですが、車や電車を見ると目を輝かせます。
一方でその妹(4歳)はメカ的なものには目もくれません笑
そもそも男女で興味を持つところが違うということがありそうです。
一方、「環境」についてです。
日本は女性が社会進出しない前提でシステムが組まれているので、男子と同じように生きていくと、生き辛さを感じます。
例えば、産休育休は良い例です。
産休で女性が職場を離れることが疎まれた時代がありました。
これは能力に関係ないところでもう既に優劣を判断されているということです。
そうなることがわかっていて、それでも社会進出を果たしたい女性にとって、資格というものはありがたかったんだと想像します。
資格があれば産休で職場を離れても、復帰するときに違う職場で雇ってもらえる可能性が高まります。
だから薬剤師や看護師のような資格職に女性が集まったのではないでしょうか。
保育士に女性が多いのも同様の理由かもしれません。
そんな時代を過ごしたお母さまが、子供にどのように将来設計を講じるかと言えば、やはり資格職を勧める方がまだ多いのかもしれません。
親御さんと面談の機会を多くいただく立場から見た時、男子に対しては好きな分野を選ばせる親御さんがほとんどですが、女子に対してはある程度進路先を指南する親御さんもチラホラと見かけます。
こういった「環境」によって既に女性比率が固まってしまっている日本において、東工大としてはどのような手が打てるでしょうか?
日本の「環境」を変えるより、入試制度を変えることで女性比率を高める仕組みを作ってしまった方が、手っ取り早いですよね。
「女性比率が低いことはダイバーシティの観点から良くない(生物学的にも、一意に偏りが生じると変化に対する耐性が脆弱になり絶滅する率が高くなる)。だから女性比率を高めたい。でも日本が変わることを待っていてもそんな未来は当分先のことになりそうだ。」
こんな話がされたことは想像に難くありません。
梅村的には、東工大が女子枠を作ることに対しては「よくやってくれた!」という気持ちです。
学科試験がなくなることによる学力低下は(上位大学においては)たぶん起こりません。
というのも、早稲田大学や東北大学が指定校推薦や総合型選抜入試で入学した生徒の方が、大学卒業時に良い成績を取っているというデータを出しているからです。
女性優遇(男性差別?)という指摘には、もっともだとは思います。
ただ、そんな批判をされることは前提でそれでも制度を変える結論にいたった東工大に拍手です。
アメリカにおいて、大学が入学者選抜において特定人種(黒人やヒスパニック)を優遇する措置を取っていることは公然の事実です。
世界では学力よりも多様性を高めることを重要視しているということです。
東京医科大学のように受験者に優遇措置の実態が知らされていないのであれば問題ですが、公になっているなら別によくないですかね。
それを含めて大学に入学したいかどうかを判断するのは自分です。
差別に過敏になり過ぎた果てに幸せはあるのか
個人的に差別と区別は別だと思っていて、差別はダメですが区別をつけることはしておかないと世界がカオスになると思ってます。
例えば男女の性差では、区別すべきところはした方が良いと思ってる派です。
オリンピックの種目が全て男女混合になったら、決勝に残るのは男性だけになるでしょう。
そうなったら女性アスリートなんてほとんど目指す人がいなくなっちゃいます。
男子トイレと女子トイレの区別もあった方がいいですよね。
全てを一つにしてしまったら、不審な男性がトイレにいても気付かれにくくなってしまいます。
トイレマークの色(男が青で女が赤)もあった方が遠目にもわかりやすくていいじゃないですか。
社会が成熟していく過程で、勿論差別から来るよくない慣習が根付いてしまった例もあります。
それとは逆に、区別をつけることで便利さを獲得したものもあります。
なんでもかんでも差別だと叫んで境界をなくそうという動きには、幸せな未来が待っているようには思えません。
最後は(毎月のように)何を言っているのかわからなくなりましたが、今月は以上です!笑
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