大学受験なら武田塾中山校
こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
今月も武田塾中山校通信を配信します!
もう11月です。
年末です。
一年が早すぎてこわいです。
今月の連絡事項
第3回武田塾模試(受験生対象)
11/6(日)に武田塾模試を武田塾中山校にて実施しています。
受検できていない受験生は教務に相談してくださいね。
神奈川大学給費生試験のご案内(受験生対象)
毎年12月に、神奈川大学では給費生(奨学生)の試験が実施されます。給費生選抜のための試験ではありますが、一般受験としての合否判定も同時に行われます。難易度もこの時期の受験生にとってはちょうど良く、模試として受けるのも良いかもしれませんね。入学手続きが共通テストの自己採点をしてからでも間に合うので、共通テストのできを見てから手続きするかの判断もできます。
出願期間:[WEB登録・郵送受付] 11月22日(火)~12月1日(木)(消印有効)
試験日:12月18日(日)
合格発表日:1月12日(木)
入学手続締切日:(第一次)1月27日(金) (第二次)3月7日(火)
参考サイト:https://www.kanagawa-u.ac.jp/admissions/faculty/stipendiary/
ランキング
2022年10月確認テスト得点率
お役立ち情報
大学人気ランキング2022年9月版…国公私とも上位校に変動なし
https://resemom.jp/article/2022/10/05/68951.html
国立大学の中で2番目に人気があるのって筑波大学なんですね。それにビックリしました。
高校「情報I」プログラミング学習 学習の実態と大学共通テスト対応に必要なこととは
https://reseed.resemom.jp/article/2022/10/21/4892.html
高1は「情報」の取り扱いを注視しましょうね!
今の高1から新学習指導要領で入試に変化 共テ・東大入試の変更点は?
https://www.todaishimbun.org/nyushihenko_20221022/
【大学受験】河合塾、高1・2年対象「大学入学共通テストチャレンジ」1月
https://resemom.jp/article/2022/10/27/69252.html
河合塾の宣伝になってしまいますが、毎年高1高2向けに、共通テストを同日で受けられる企画を河合塾が実施してくれています。参加費は無料なので、参加してみてはいかがでしょうか。
「大学全入時代」突入か 河合塾予想、今冬の入試から 浪人さらに減
https://news.yahoo.co.jp/articles/1829bc7c8a544ca371f330be68c42d49d915f202
ずっと前から言われ続けている「大学全入時代」がもう目の前まで来ているようです。
今月のピックアップ生徒
今月は講師の向山くんに書いてもらいました!
国公立志望の高2のAさん
高校二年生の文系・国公立大学志望のAさん。特訓では英語を担当させてもらっています。宿題に対しての熱意はあまり強くなく、若干サボりがちなところがあります。国公立志望にしては進度もかなり遅れていて、勉強も特訓で受講している英語以外ほぼ出来ていなくて、間に合うのか?とヒヤヒヤしています。そろそろ焦り始めないと本当に間に合わなくなるよ!と他の科目の勉強も促しているのですが、予定などが入ってしまうことも多く、結局あまりペースが上がらないままです。受験で使うが、学校で履修をしていない数学Bもほぼ何もわかっていない(もちろん触れていない)状況で、独学で頑張りますとは話してくれていますが、昨今の共通テストの数学は生半可な理解では太刀打ちできないので、しっかりやれるのか不安です💦国公立受験に関しての相談をしていても、あまり受験の仕組みも理解できていないようなので、一度いかに受験が難しい事なのかわかってもらい、焦ってもらうために模試を受けてもらい、更に共通テストの過去問も解いてみてもらおうと思います。講師や教務の抱えている危機感を生徒さんに伝えるのは本当に大変です💦Aさんの奮起に期待します!
勉強に乗り気じゃないけれど入塾してくれたBさん
高校一年生の文系のBさん。特訓では英語を担当させてもらってます。入塾時期は今年の5月で、もともとは「勉強を全くしなくて困っています」というご両親の勧めからの入塾でした。中学レベルの基礎からやり直して、「わかる」を積み上げてもらったところ、今では高校一年生にも関わらず、勉強に対してのモチベーションも高くなり、難しい内容の時でもひたむきに理解しようと頑張ってくれています。高校一年生のうちから勉強を一日に4,5時間頑張ってくれるようになったことにとても感動しています。見習わなくては!!とすら思います(笑)地頭も良いので、早慶もいけるのではと思って期待しています。しかし、初めて触れる内容に対しても最初から完璧にしようとしてしまって、時間がかかってしまうことが多く、それが癖になってしまっているので、それを解くために一周目はまず触れることが大事で、細かい暗記は二周目からでいいよ!と話して、もったいない時間を減らして効率よく勉強出来るように改善していければと思います。そのためにも、普段の特訓から多くコミュニケーションをとって、自学自習の改善点を早急に見つけすぐに直せるようにしていこうと思います。
コラム
普段梅村が生徒と話していることをツラツラと書いています。
今月のトピックは親御さん向けの内容な気もしますが、普段から生徒とこんな話もしてたりします。
志望校に受かる生徒の特徴
毎年大学受験を見ているので、志望校に受かる生徒とそうではない生徒の違いが見えてくるようになりました。
ズバリ受かる生徒は、「プライドが原動力になっている」生徒です。
勉強を嫌いになる理由
まずは、どうして生徒が勉強嫌いになってしまうのかから書いていきます。
今月はW杯も開幕するので、ちょいちょいサッカーに例えてみましょう。
サッカーを好きな人ってめちゃくちゃ多いですよね。
競技人口が世界で断トツで多いスポーツで、だからこそW杯というものが大きく盛り上がります。
では、サッカーを好きな人って、どういう風にサッカーを好きになったんでしょうか?
まずはサッカーの試合を観たり、実際に公園でボールを蹴ったりで好きになった人が大半だと思います。
サッカーのルール、チームや選手の名前を最初に覚えた人なんてほぼいないでしょう。
でもサッカーに少しでも興味を持ったあとなら、オフサイドのような細かいルールも知りたくなるのではないでしょうか?
このことからわかるとおり、知識というものは興味の後に入れて初めて身になるものなんです。
何事もそうですが、
①経験や実感⇒②興味⇒③勉強
という順番が自然な流れなんですね。
では翻って、受験勉強に目を向けてみます。
ほとんどの人がそうだと思いますが、「③勉強」の前段階の「①経験や実感」や「②興味」がまるまる抜けていませんか?
この状態で受験勉強の内容を好きになれと言っても無理な話ですよね。
サッカーで言えば、サッカーの試合を知らないのにドリブル練習だけをするようなものです。
これでサッカーを好きになれと言ってもまぁ無理でしょう。
受験勉強は、実はこれと同じことをしてしまっています。
勉強を嫌いになって当たり前のことをしているんですね。
勉強を好きになる簡単な方法
では勉強を好きになるためには、どうすればいいのか?
これはほとんどの受験生が望んでいるけど手に入れられていないものです。
でもその答えは簡単で、「①経験や実感⇒②興味」のステップを踏むことです。
本来受験生は、受験勉強を始める前に色々と経験してみるべきなんですよね。
例えば、富士山に登ってみることで高低差による寒暖差を実感して理科に興味を持てるかもしれません。頂上でポテチの袋がパンパンになるのを見て圧力の仕組みに興味が湧くかもしれません。山頂付近のポカリが1000円するのを見て物流について興味が湧くかもしれません。そこから発展してドローン配送に興味がつながるかもしれませんね。
こういう経験をしてから勉強してみると、実感が伴うので面白く感じるはずです。
しかし、日本の教育制度ではそういった経験をできる期間がほとんどありません。
だから皆が勉強を嫌いになってしまうのは必然だと思っています。
勉強の原動力
一方、そんな中でも勉強をちゃんと進められる生徒もいます。
どんな生徒かというと、勉強そのものを競い合いと捉えている生徒です。
中山付近で言えば、川和高校に入った生徒なんかは、小学校時代からずっと賢いと言われて育ってきた人が多いです。
こういう生徒は自分が勉強で負けることに悔しさを覚えます。
つまり、学力に対してプライドがあります。
だから必死で勉強します。
悪い言い方かもしれませんが、将来行われる高校の同窓会での見栄えを今から気にしてしまってるんです。
志望校と許容校
一般的に志望校というと、生徒の目指している大学のことを指します。
ただし、目指すと言ってもその度合いは生徒によって様々です。
受験生なのに一日5時間ぐらいしか勉強しない人もいれば、寝食を惜しんで勉強する人もいます。
前者の受験生なのに一日5時間ぐらいしか勉強しない人の場合、「志望校に受かる可能性があればいい」ぐらいの気持ちです。
実はこのタイプの人は多くて、「志望校を目指している自分がカッコいい」と思っているタイプです。
このタイプは志望校に受かる可能性はかなり低いです。
志望校に受かる可能性なんてどれだけ勉強しなくても0にはならないんですよね。
となると勉強をする理由が失われます。
このタイプの見分け方ですが、大学に入ったあとに「実は〇〇大学を志望してたんだよね」と喧伝してまわっていたら高確率でこのタイプです。
志望校をファッションにしています。
一方で後者の寝食を惜しんで勉強する人のパターンです。
この人は本気で志望校に受かりたいと思えている人です。
(なぜその大学に行きたいかの理由は様々(ある大学でしかやりたい研究ができない、身内が過去その大学に通っていた、より高いレベルの環境に身を置きたい等)なので、あくまでこういうパターンもあるよぐらいの気持ちで読んでくださいね。)
「志望校に受かる可能性があればいい」ぐらいの気持ちとはあきらかに差があります。
この人は、受かればカッコいいぐらいの気持ちである前者とは違って、受からなければ恥ずかしいという気持ちで動いていることが多いです。
(梅村的に、この「受からなければ恥ずかしい」大学をうまく言い表せる言葉が存在していないと思っています。だから便宜上、この大学を許容校(進学することを許容できる大学)と呼ぶことにしました。まだ誰にも言ってないです。)
勉強の原動力として働くのは志望校ではなく許容校だと梅村は考えています。
例えば川和高校の場合、MARCHぐらいの大学に行く人が多数派なので、MARCHに受かれば及第点というイメージがあるようです。
でも日東駒専あたりは学校の下位の人がいくイメージなので、プライド的に受け入れられないという人は結構います。
つまり川和高校の生徒は、MARCHを許容校と考える人が多いということです。
W杯で言えば、ブラジルは優勝しか目指していない(つまり優勝が志望校でありかつ許容校)ので、グループリーグで敗退なんてしようものなら末代までの恥になります。
日本はベスト8ぐらいを目標(志望校)にしているので、グループリーグで敗退してもそんなに叩かれることはありません。(今回は死のグループなので尚更叩かれないと思います。)
どっちが優勝できそうかと言えば断然ブラジルですよね。
まとめ
結局日本において生徒が勉強を前向きに捉えられるようになるためには、小中学校期にどれだけ多様なコトを主体的に経験できたかにかかっています。
ただし、この理想を叶えるためのインフラは整っていないので、ほとんどのご家庭では無理ゲーになります。
つまり、ほとんどの生徒は勉強が嫌いになる社会基盤なんだとあきらめましょう。
そんな中でも勉強して良い大学に行くためには、生徒の許容校を引き上げる必要があります。
この許容校を引き上げるためには、理想の自分ではなく最低限下回りたくない自分を思い描くことです。
どんな人生を歩みたいかを考えたことがある生徒って結構少数派です。
自分の人生をしっかり考えてみるといいかもですね。
ちなみに、プライドを原動力にすることは大学受験までにしておくことをお勧めします。
結局プライドなんてものは承認欲求の類いなので、承認欲求を満たすことを原動力にしている限りでは幸せにはなれません。
大学卒業までに、自己成長が原動力に切り替えられれば、その後の人生は幸せに進むだろうと思います。
この原動力の切り替えが最悪30歳ぐらいまでに切り替わってないと、、、結構人生しんどいと思いますね。
今月は以上です!
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