こんにちは!武田塾守口校校舎長の青山です!
今回は、「暗記が苦手な人が実践すべき効率的な暗記法」というテーマで記事にしました。
暗記に苦手意識を感じている人はもったいないです。暗記は誰でもできます。
守口校に通っている生徒にも効率的な暗記については常に意識して勉強してもらっています。
そこで、今回の記事では、苦手意識を解消するために必要な効率的な暗記法を皆さんにお伝えします。
暗記が苦手な人が実践すべき効率的な暗記法
暗記のやり方を間違えている
「暗記が本当に苦手です」と思っている人は、暗記に時間をかなり費やしているかもしれません。
しかしこれは暗記する能力が低いというよりも、
そもそも暗記のやり方を間違えているから余計に時間がかかりいつまでも覚えられない
ということがほとんどです。
武田塾では英単語100個覚えるのに約90分です。
英単語100個に3時間もかかるような覚え方は基本的に覚えづらいやり方です。
短い時間でいかに覚えていくのか、正しいやり方で効率化を考えていかなければなりません。がむしゃらにやっても効率が悪くなってしまう一方です。
暗記するときのポイント
英単語の場合
まず初めに行ってほしいのが、単語の選別です!
例えば、今日1~100の単語を覚えると決めたら、その範囲を全てテストします。
そして現時点で自分が暗記できている英単語と暗記できていない英単語とをはっきり選別します。
「自分が覚えなければいけないもの」
だけを効率よく覚えていくために、
まずは単語帳などにチェックをつけるなどして選別を行いましょう!
このとき、「自分こんだけしか覚えてなかったのか・・・」と思ってしまうかもしれませんが、
安心してください。ほとんどの人が最初はそんなものです。笑
次に、その「自分が覚えなければいけないもの」をノートや紙に書きだしてみましょう。
チェックを付けた、覚えていない単語がずらっと並ぶと思います。
しかし、チェックをつけた単語を一気に覚えるのは大変ですよね。
そこでポイントとなるのが、それらを10個ずつに小分けしてみることです。
10個ずつ声に出したり書き出したりして覚えてみましょう。
10個ずつ全ての単語を覚えたら最後にテストです。
ここで間違った単語があればその単語だけチェックして、完璧に覚えるまで頑張りましょう。
ここまでが、単語100個を覚える流れになります!
抜けが少ない分、1周終わってもう一度同じ範囲をやる時に抜けが非常に少ないです。
最初は時間がかかるかもしれませんが
最終的にはとても効率的な覚え方になります!
そして、この方法は英単語だけでなく、熟語やイディオム、会話表現にも使うことができます。
さらには、歴史や古文など、他の教科の暗記でも使えるのです!
是非、この方法を身に着けて効率のいい勉強を実践してみましょう。
見開きで問題数が多い参考書の場合
見開きで問題数が多い参考書は、
例えば、「世界史用語 マルチ・トレーニング」
見開き1ページをそのまま覚えようとする人が多いです。
英単語だったら見開き1ページはそれほど量は多くないものの、「世界史用語 マルチ・トレーニング」だと50~60個を一気にやることになってしまいます。
こういう参考書を使用するときは、
・1~2分でテストできる量で区切る
・小さいテーマ1個分で通して覚える
片方のページの3分の1くらいが目安になります。
自分のできる、無理のない量を掴めるようになるのも大事なことです。
テストの回数が重要
時間をかけてやった人は、覚えるまでの時間が丁寧なわりに復習回数が少ないというのがあります。
単語はすぐに忘れてしまうので覚えているうちにテストをしましょう。
覚えているうちにテストをしたらすぐに思い出せますよね。
10~20個のテストであれば、答えられるか答えられないかは10秒あれば終わるので、
最初の1日は定着するために20~30回テストするくらいやっていきましょう。
人間なので忘れるのは当たり前です。
想定より多い回数をテストしていくことによって、嫌でも定着してしまうところまでやり込みましょう。
忘れてしまうからすぐにもう一回やるという手もあります。
回数をテンポよくこなしていくと時間はかかりません。これを繰り返していくことによって、自分がどれだけやっていけば定着するのかを感覚で掴めるようにするのが大事です。
「これくらいの時間で、〇回くらいやれば覚えられる」というのがある程度分かってくると思います。
忘れる前提で勉強することがとても大事です。
忘れることに対して嫌悪感を持ってしまわないようにしましょう。
「忘れているだろうからいつ復習しようかな」というように1日の中で考えながらやっていきましょう。
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4日進んで2日戻るとは?
一日にする暗記の方法は理解してくれたと思います。
では、この繰り返しを毎日繰り返せばどんどん記憶が定着していくかと言われたら、そうではないんです。
人間は覚えたことを忘れてしまう生き物です。それを端的に実証しているのが「エビングハウスの忘却曲線」です。
それによると、人間は記憶したものを三日後には半分も忘れているそうです。
そんなにすぐ忘れるなんてやってらんない! と思うかもしれませんが、そこで大事なのが復習する日を作ることです。
武田塾では「4日進んで2日戻る」というサイクルを生徒に実践させています。
例えば、1日100語、一週間で400語覚える場合、
1日目 1~100、2日目 100~200、3日目 201~300、4日目 301~400、
5日目 1~200の復習、6日目 201~400の復習
といった感じで復習する日を必ず設けます。そうすることで、記憶の定着を長期化させているのです。
しかし、それでも数週間後、数か月後には忘れていってるので、定期的に全体的な復習を挟むと良いでしょう。
まとめ
暗記が苦手と思っている人は、小分けにして覚えましょう。
忘れてしまうことは当然のことなので、忘れる前提で勉強することが大事です。
復習する日を必ず設けて、細かくテストを繰り返すことで暗記したことの定着を図りましょう。
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