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これだけ見れば大丈夫 センター 現代文 論説文 問題の傾向と対策

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これだけ見れば大丈夫 センター 現代文 論説文 問題の傾向と対策

 センター試験現代文とは

センター試験で高得点を取るためには敵を知らなければなりません。

まずは、配点についてみてみましょう。

出題されている問題の単元名、配点、難易度を表にしてみました。

 

論説文

単元 配点 難易度

問1

漢字

10点

(2点×5)

問2

傍線部理解

8点 普通 or やや難

問3

理由理解

8点 普通 or やや難

問4

筆者の主張理解

8点 やや難

第問5

全体理解

8点 やや難 or 難

 問6(ⅰ)

表現理解

4点  普通 or やや難

問6(ⅱ)

段落分け

4点  やや難 

 

 

このようになっています。センター試験現代文は1問の配点が高いので少しのミスが命取りとなりかねません。

そんな風にならない為に、それぞれの小問ごとに作戦を立てていきましょう。

 

単元ごとの対策

論説文

問1   漢字

問1は漢字の問題です。

漢字を書ける知識があれば何の問題もありません。

しかし、書けない漢字が出題されたとしても問題を正解することができます。

例えば、次の例題を見て考えていきましょう。

問.傍線部と同じ漢字を含むものを次の選択肢①~⑤の中から選べ。

人生の道をモサクする。

サクリャクを練る。

②作文をテンサクする。

サクバクとした気持ち。

④致命的なサクゴを犯す。

サクイの跡が見られる。

 

このような問題があり、問題の漢字が分からなかったとしましょう。

このような時、どのように考えればよいかを見ていきましょう。

 

STEP1 漢字に含まれている言葉の意味を考えられる。

モサクの意味は、「手探りで探すこと」です。

このことからサクの意味としては探すことだなと類推できます。

 

STEP2 選択肢の漢字に含まれている言葉の意味を考えられる。

それぞれの選択肢の意味を考えていきましょう。

①サクリャクの意味は「自分の為に人を貶めるはかりごと」です。

 このことからサクの意味としてははかりごとだなと類推できます。

②テンサクの意味は「他人の文章などを書き加えたり削ったりしてあらためること」です。

 このことからサクの意味としてはけずることだなと類推できます。

③サクバクの意味は「心が満たされておらず、寂しく感じること(自分の心を満たしてくれる何かを求めて探していること)」です。

 このことからサクの意味としてはさびしくなることや探すことだなと類推できます。

④サクゴの意味は「事実と混乱して勘違いして間違うこと」です。

 このことからサクの意味としては混乱することだなと類推できます。

⑤サクイの意味は「自分の利益のためにつくり換えること」です。

 このことからサクの意味としてはつくりかえることだなと類推できます。

 

STEP3 選択肢と問から似たような意味の漢字を探す。

STEP1とSTEP2で求めた物を比較すると、問のサクと③のサクの意味はどちらも探すことです。

このことから答えは③であることが分かるのです。

 

 

この方法があれば漢字が書けなかったとしても問題を正解することができます。

しかし、この方法はカタカナになっている部分の言葉の意味を理解していないと理解することができません。

なので、様々な言葉の意味を普段の日常学習の時から考えるようにしなければなりません。

日常学習の時から言葉の意味を考える癖をつけておくと物語文問1でも正解するようになるのでとてもおススメです。

 

 

問2   傍線部理解

問2は傍線部理解問題です。

傍線部理解問題というのは傍線部と=になるところはどこですかと聞いている問になります。

つまり、傍線が引かれている部分の繰り返し表現が傍線の後に、または、傍線が引かれている部分がくりかえしになっている表現が傍線の前に必ず書いてあります。

これを、文章中から探しだし選択肢と照らし合わせてください。その時最も多くの部分が選択肢と一致したものが正解になります。

 

現代文の解き方として消去法を行う人がいますが、センター試験ではあまりオススメできません。

センター試験は時間勝負で短い80分間の間に現代文2題古文1題漢文1題という膨大な量を解かないといけません。

その時間制約下では1問1問の選択肢を細かくチェックする時間はありません。

その為、センター試験は消去法ではなく、正解をある程度出した状態で選択肢を見るようにしてください。

 

 

問3   理由理解

問3は理由理解になります。

理由理解の名の通り文章中から理由を探し出してねという問になります。

 

とても簡単な例題を出題します。

問.結果が起きたのは何故?

原因が起きた。そうして、結果が起こった。

答.原因が起きたから

 

もちろんこの例題は簡単すぎますが、基本的にセンター試験の理由理解はこの構造なのです。

 

原因と結果の時系列は必ず原因が先に起きて結果が後に起きます。

このことから、この問の解答は基本的に傍線部の前にあります。

 

しかし、ごくまれに時系列がバラバラに書かれることがあるのでその時は時系列を整理して結果より前の時系列から原因を探し出すようにしてください。

 

 

問4   筆者の主張理解

問4は筆者の主張を理解する必要があります。

主張理解の名の通り、一番言いたいことを理解する問になります。

大半の文章で筆者の主張は繰り返されるという傾向があります。

このことから、表現を変えてはいるが何回も登場している部分を探す必要があります。

この部分を探すためには、各段落ごとの最初の文と最後の文を読むと探しやすいと言われています。

筆者は自分の言いたいことを段落の最初や最後に書いて目立たせたいと思うからです。

 

問5   全体理解

問5は全体理解になります。

近年の出題としては、文章を読んでその感想を生徒が会話調で考えるというものとなっています。

この問を苦手にする方は非常に多いですが、この問はすごく単純で分かり易い物なのです。

じつは、この問で聞かれていることというのは問4で聞かれていることと同じだからです。

つまり、どこを見ればよいかというと

 

そう、各段落ごとの最初の文と最後の文です。

全体のまとめの問いで聞いてくるのは文章自体のまとめなのです。

 

問6(ⅰ) 表現理解

問6(ⅰ)は表現理解です。

この問はどうしてその表現をわざわざ使ったのということを聞いている問になります。

本来であるならば漢字で書く表現をカタカナで書いたり、回想シーンなどを挿入したりした理由は何故ということが問われています。

この問を解くためには、色々な表現に出会う必要があります。

さまざまな文章を読んでいく中で理解ができるようになっていきます。

もちろん時間が無い方もいるとは思うので、方法論的な話も軽くしておきましょう。

 

漢字で書く部分をカタカナで書くのは主に次に2つです。

1つめは、外国人や子供など漢字を理解していない人物が話すときです。

この時は、話し手が誰であるのかが明確なので分かり易いと言えます。

 

2つめとしては、強調したいときです。

漢字とひらがなばかりの文章に急にカタカナの言葉をいれると読者の目を引きます。

そのため、どうしても見てもらいたい部分に急にカタカナを用いるのです。

 

他に回想シーンを挿入するのは、作者のバックボーンを伝えたい時です。

 

問6(ⅱ) 段落分け

問6(ⅱ)は段落分けの問題です。

いくつかの段落をどのような意味段落に分けられますかという問いになります。

この問いで意識しないといけないことは、接続詞です。

例えば、逆接の接続詞が来たらその段落と前の段落は別の意味段落になる。

また、添加の接続詞がきたらその段落と前の段落は同じ意味段落になります。

このように、接続詞を見ると意味段落が続いているかどうかが分かるのです。

 

他には、何について述べているのかに着目してみてもよいでしょう。

そうすることにより、意味段落が続いているかどうかの判断が出来るのです。

 

 

 おわりに

以上となります。

センター試験は基礎レベルの問題しか出ないといっても決して簡単なものではありません

また、現代文は1問あたりの配点が高くミスが大きく足を引っ張る可能性があります。

しかし、対策さえすれば誰にでも公平に結果が出る良問ばかりの試験なのです。

なので、皆さんもこのページの対策を活かして頑張ってください。

具体的な参考書やそのルートについて知りたい人は

https://www.takeda.tv/monzennakacho/blog/post-137631/

↑のページを参考にしてみてください。

来年の春に笑うのは君だ!

 

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