こんにちは!
武田塾姪浜校 講師の中村悠人です。
本日はセンター試験間近ということで、私の現役時代得意科目だった「化学」の対策を記事にします。
武田塾姪浜校にも受験生がいて、それぞれ最後の追い込みを頑張っています。
ここからは何よりも体調管理が大事になります。
くれぐれも皆さん、気を付けてくださいね。
そして、高3の試験日直前まで成績は伸びます!
最後まであきらめずに、しっかり勉強しましょう!
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それでは、本題に入りましょう。
本日はセンター試験・化学の対策です。
センター試験 化学の概要
化学の分野は大まかに分けると、下記の3つに分類されます。
1、理論化学
2、無機化学
3、有機化学
もし化学に苦手意識をもっている場合は、問題演習などを通してどの分野が特に苦手なのかを分析してみるのも一つの手です。
センター試験の大問ごとの出題は、例年このようになっています。
第1問 小問集合
第2問 理論化学
第3問 無機化学
第4~7問 有機化学(6,7)は選択
苦手意識をもっている分野を放置しておくと大問まるまる落としかねないです。
まずはすべての分野の基礎を完璧にしたうえで問題演習を通じ苦手分野を潰していきましょう。
それでは、分野ごとの傾向と対策を見ていきましょう。
苦手者多し?!~理論化学
まず初めにセンター試験に登場してくるのは、理論化学になります。
理論化学は無機化学、有機化学と比較して計算能力を求められます。
その為、文系の生徒に苦手意識をもっているパターンが多いです。
しかし、化学は同じ理科科目の物理と比較しても問題のバリエーションは少ないです。
参考書・問題集をしっかり演習し、それぞれ完璧にしておけば、センター試験で「見たことある」問題に出会う可能性は高いでしょう。
文系の生徒は問題集の解説の計算式(公式)を見よう見まねで書いてみましょう。
そして、しっかり解説を読み、計算式の意味合いを理解するように心がけましょう。
その上で再度同じ問題で先ほど見よう見まねした計算式(公式)を何も見ずに書けるかに挑戦します。
それを繰り返すことで、「こういう問題ではこういう計算式(公式)を使えばよい」というのが身につきます。
苦手意識があると「解説を読んでなんとなくわかった」で終わりにする生徒が多いです。
それでは、勉強する前と後で何も変わりません。
やったことないスポーツをするときを想像してください。
コーチから学び(解説を読み)、上級者のフォームやプレーを真似する(見よう見まねで解く)はずです。
それが上達への一番の近道である以上、化学の勉強も同様に行いましょう!
下記の2つは、私が特に入念に学習しておいた方が良いと考える単元です。
化学反応とエネルギー
溶液
この二つの単元は複雑な計算が必要な場合もあるので、しっかりと対策をしておきましょう。
得点を狙うならココ!~無機化学
続いては無機化学になります。
無機化学は暗記量、計算ともに少ないです。
また理論化学、有機化学より比較的容易ということで、文系・理系ともに点数が取りやすくなっています。
化学を自学自習で学ぶ上ではまずこの無機化学から始めるととっつきやすいはずです。
文系の生徒はここでしっかり点数を確保したいですね。
また、理系の人はここでの取りこぼしはご法度です。
ここの分野では、「化合物の色」、「水への溶け方」をしっかり覚えておきましょう。
特に、水への溶け方は特定の金属を取り出す際によく使われます。
何が解けて何が解けないのかしっかり覚えましょう。
大問が一番多い!~有機化学
最後は第4問から第7問まで続く有機化学です。
とはいえ、第5問から第7問までは、問題数がそれぞれ2問ずつです。
さらに第6問と第7問は選択問題なので、それほど小問数が多いというわけではありません。
無機化学と同様、暗記がほとんどで、計算も少ないです。
苦手意識をもたずに取り組みましょう。
有機化合物で大事なことは、官能基ごとで性質を覚えることです!
これさえ覚えれば、試験で知らない物質が出たとしても、性質が同じなので、どのようなものか見分けることができます!
また、このことは高分子化合物のところでも役立ちます。
有機化学の基礎部分になりますのでここは完璧にしてくださいね。
高分子化合物は、「糖」、「アミノ酸とタンパク質」をまずは完璧におさえましょう。
オススメの参考書
さて、今までセンター試験のけいこうをみてきましたが、対策はどのようにやればいいでしょう?
【おすすめ問題集】
『リードライトノート化学基礎』
『リードライトノート化学』
まずは基礎固めの意味でも化学基礎の問題集からスタートし、それが完璧になったら応用に入りましょう。
この2冊を完璧にしておけば、センター試験でしっかりと点数を狙っていけます!
【おすすめ講義系参考書】
1、『鎌田の理論化学の講義』
2、『福間の無機化学の講義』
3、『鎌田の有機化学の講義』
上記の問題集とこの3冊は併用してください。
この3冊はセンター化学に必要な内容を詳しく解説してくれています。
また、巻末には別冊として「入試で使える最重要Point 総整理」がついています。
最重要事項をかなりコンパクトにまとめてくれているので非常に役立ちますよ。
問題集で躓いたら、必ずこの3冊で内容理解をしましょう。
【私の化学勉強法Point】
私の現役時代にどのように勉強していたかを最後に書きます。
1、理論化学はとにかく問題演習
→計算問題が多めなのでとにかく問題演習に取り組みました。
しっかり解説を読み込んで、理解を深めれば初見の問題でも「この公式を使えばいい!」と判断できるようになりました。
どのような計算式(公式)を使えばよいか、を判別できるかが鍵です。
判別するためには「演習→解説→再演習」の繰り返し以外ありえません。
解説を読んで終了にならないようにしましょう。
2、有機化学、無機化学は講義系を中心に
→この2分野は計算問題が少なく、暗記が中心です。
問題集と併用している講義系参考書でしっかり内容を理解に努めましょう。
3、問題集がある程度出来たら過去問で腕試し
→過去問演習は大事です。
ただし、正答率に一喜一憂するのはNGと思います。
間違えた問題や何となく正解した問題の解説を理解することに意味があります。
特に計算問題は何度も繰り返し、手を動かしながら演習してください!
今回紹介した参考書と勉強法で1冊ずつ完璧にしていけば高得点を狙える科目です。
苦手意識や先入観をもたずトライしてみてください。
詳しい勉強法に関してはぜひ武田塾姪浜校にお越しください!!
まずは、武田塾姪浜校を見に来てください!!
武田塾では、一切無理な勧誘をいたしません。
理念として、一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない、とあります。
これを読んでいただいた皆様には、是非一度姪浜校に足を運んでいただき、
武田塾の勉強法をお伝えし、受験に活かしていただければ、と考えております!!
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担当者:高木建二郎(武田塾姪浜校 校舎長)
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