早稲田大学はどんな学部があるの？在学生が紹介します！

こんにちは。

世田谷区の明大前駅から徒歩３分！
個別指導の大学受験予備校武田塾明大前校です。

明大前校塾生は、世田谷区、杉並区、新宿区、渋谷区、港区、調布市、三鷹市などをはじめ、江東区からも通塾しています。

武田塾明大前校には、東京大学・一橋大学・東京医科歯科大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京(東京都立大学）・埼玉大学・東京工業大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、

早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH（学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学）に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています！

はじめに

日本のトップ私立大の1つである早稲田大学。

学部が多くてどこがどういう学部なの？

という方がいると思います。

そこで今回は、

早稲田大学の各学部が、どんなことを学んでいるのか

について説明していこうと思います！

どんな学部があるの？

早稲田大学には、13個の学部が設置されています。

(参考：WASEDA University GUIDE BOOK 2022)

早稲田キャンパス

1.政治経済学部

早稲田大学の看板学部です。
名前の通り。政治学と経済学について学ぶ学部です。
ここでは1年次の基礎演習を経て専門演習へと進んでいきます。
学科は
政治を科学的に把握して、リベラルな視点を身につける「政治学科」
経済学の視点や分析により問題の解決を目指せる人材を作る「経済学科」
政治学と経済学の両方を専攻して、グローバル社会の問題を多角的に見て解決していく「国際政治経済学科」
の3学科が設置されています。

2.法学部

学科は法学科のみの設置です。1年次に法律入門や導入演習、2年では法学演習、3年次以降は法学ゼミや教養を扱う副専攻ゼミが実施されています。大学の授業はテスト1回で評価が決まる講義が多いです。
コースや学科とは異なりますが、法学部には3つの履修モデルが整理されています。
履修モデルとは、学びたいテーマに関連した推奨科目を整理された物のことです。
法曹を目指す「司法・法律専門職」
企業や渉外業務に関わる専門職を目指す「企業・渉外法務」
国家公務員、ジャーナリスト、NPO、シンクタンク職員を目指す「国際・公共政策」
の3つがあります。
必ずしも履修モデル通りに受ける必要はありませんが、
参考になる点も多いかと思われます。

3.商学部

商業について専門的に学んでいく学部です。
1年、2年次は商学部の基礎科目を履修していきます。
必修科目では基礎数学、基礎会計学、基礎経済学、ビジネス法入門、統計リテラシーα・βの6科目があります。
これに加えて選択必修科目というものがあり、10科目の中から6科目を選んで履修する必要があります。

経営学、マーケティング論、金融入門、保険論、ミクロ経済学、マクロ経済学、基礎統計学
の7科目が1年次から、

財務会計論、管理会計論、国際貿易論
の3科目が2年次から履修可能となります。
経営、会計、マーケティング・国際ビジネス、金融・保険、経済、産業の6つのトラックを導入していて、ゼミの選択により3年次に好きなトラックへ所属していきます。

4.社会科学部

自分が興味があるものを好きに選択して学べる学部です。
1・2年次に社会科学や専門知識について学び、
2年秋学期以降でゼミに所属し、専門知識を活かして学際的に学んでいきます。
ゼミは60クラス以上あり、
・社会科学総合分野
・政治学
・法学
・経済学
・商学
・人文科学
・自然科学

といった多様なテーマから選択して研究することが可能となっています。

5.国際教養学部

英語で物事を発信する力をつけていくため、ほぼすべての授業が英語で行われていて、1年次から演習が設置されていることが特徴です。
日本語が母語の学生は1年間の海外留学が必須となっています。
専門科目は7科目あり、

1.生命・環境・物質・情報科学
2.哲学・思想・歴史
3.経済・ビジネス
4.政治・平和・人権・国際関係
5.コミュニケーション
6.表現
7.文化・心身・コミュニティ

が設置されています。

（科目名は英語と日本語名の2つありましたが今回は日本語名のみ掲載）

6.教育学部

学科は教育学科、国語国文学科、英語英文学科、社会科、理学科、数学科、複合文化学科が設置されています。
その中でも、
教育学科は教育学専修、生涯教育学専修、教育心理学専修、初等教育学専攻
社会科は地理歴史専修、公共市民学専修
理学科は生物学専修、地球科学専修
のように細かく分かれていて、
自分がどの学科、専攻、専修に行きたいかを入試前に志願します。
学科、専攻、専修ごとにカリキュラムが異なっていることが特徴です。
教育学部という名前ではありますが、先生になりたい人だけが
この学部に在籍しているわけではないということがポイントです。

adtDSC_5450

戸山キャンパス

7.文学部

文学部は専門領域を掘り下げる学部で、1年次に基礎教育を実施して、2年次以降に専門科目を学ぶ「コース」に進級していきます。コース内で少人数教育を行うため、珍しくゼミが無い学部となっています。
コースは18個設置されています。(数が多いためここでは省略)
文化構想学部とはキャンパスが同じなので、演習以外では文化構想学部と同じ講義を履修することが出来ます。

8.文化構想学部

文学部は専門科目を深く掘り下げることに対して、文化構想学部は専門領域を幅広く学んで新しい発想を造り上げていく学部になっています。
1年次に基礎教育、2年次に6つの論系に分かれ、3年次以降にゼミに所属する流れとなっています。
どんな論系があるのかというと、

・地域文化の多様性を研究する「多元文化論系」
・衣食住から言語、哲学といった領域を結び付けて文化の構造を研究する「複合文化論系」
・人類が造り上げてきた芸術文化活動を多角的に分析する「表象・メディア論系」
・文化の創作や発信をしていく「文芸・ジャーナリズム論系」
・人間のあり方を研究する「現代人間論系」
・歴史を現代社会に結び付け、未来の発展に寄与する「社会構築論系」

の6つに分かれています。

文化構想学部と文学部は同じキャンパスなので、「ブリッジ科目」と呼ばれる講義は学部関係なく履修することが出来ます。

所沢キャンパス

9.人間科学部

文系と理系という枠組みを超えつつ、様々な科目を幅広く学ぶことが出来る学部です。
1年次から少人数環境の中で学習することができます。
学科は
環境と人間のかかわりを複数の観点から研究していく「人間環境科学科」
健康科学や臨床心理、福祉を融合して新しい健康福祉を提案していく「健康福祉科学科」
情報科学から人間が関わる情報を豊かにする「人間情報科学科」

の3学科に分かれています。
講義は全学科共通なので、受けたい講義を柔軟に選択することが出来ます。

10.スポーツ科学部

1年次にスポーツ学問の領域について学び、2年次以降にコースへ進み、専門的に学んでいきます。
コースは、
・スポーツ医科学コース
・健康スポーツコース
・トレーナーコース
・スポーツコーチングコースビジネス
の4コースに分かれています。

西早稲田キャンパス

11.基幹理工学部

1年次に様々な科目を履修しつつ、これから学びたい分野を決めていきます。
1年次にはⅠからⅢまでの学系というものがあり、そこで基礎科目を学んでから
進級します。
学科は7学科ありますが、学系によって入ることが出来る学科は限られます。
学系Ⅰ：「数学科」「応用数理学科」
学系Ⅱ：「応用数理学科」「機械工学・航空宇宙学科」「電子物理システム学科」「情報理工学科」「情報通信学科」
学系Ⅲ：「情報理工学科」「情報通信学科」「表現工学科」

の中から1学科選んで進級します。