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【学問分野別解説】社会科学系~その①~

こんにちは、武田塾勝田台校です。

勝田台校の生徒は、来週から中間テストの子が多く、武田塾の宿題はテスト範囲に合わせたり、通常より少し少なめで出しています。

テスト前でも臨機応変に、柔軟に対応出来るところは、武田塾の魅力の一つですね★

さて本日は、社会科学系の学部について書いていきたいと思います。

 

【社会科学系】

①法学

法学は生活全般に関わる法律の成り立ちや解釈を学び、社会の問題に対する合理的な解決策を探る学問です。

六法(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法)、行政法、労働法、国際法などの条文の解釈や、その法律がどのように運用されているのかを学びます。

また、法律が社会正義にかなっているか、法と道徳はどう違うのかという哲学的な問題も扱います。

グローバル化により国際法や国際関係法の重要性が増しています。

また、企業経営ではコンプライアンス(法律遵守)が強く求められるなど、経済分野でも法律知識の必要性が高まっています。

社会の複雑に絡み合う利害対立を調整する上で、法律の知識は欠かせないので、こうした問題に対処する「リーガルマインド(法的なものの見方)」を身につけた人材が、様々な分野で求められています。

 

②政治学

政治とは、公共的な問題の利害調整や意思決定の過程のことで、社会の秩序や枠組み、制度をつくり、問題を解決しながら維持していくためのものです。

政治学が扱う領域は、政治の動向、地方自治、公共政策、選挙や住民投票、国際関係などと幅広く、国家や権力、政治行動や政治過程など政治を行う概念や作用を研究することが基本となります。

政治制度などの歴史を学ぶ「政治史」、政治思想の流れを研究する「政治思想史」、さらに、外交や国際関係を扱う「国際政治学」や、ある国や地域の政治制度を研究・比較する「地域研究・比較政治学」という分野もあります。

また、「行政学」の分野では、国や地方自治体の在り方やその政策の立案、実施などについて研究していきます。

法律や社会学、経済学など、関連する学問についても幅広く学ぶのが一般的です。

 

③経済学

経済学は、国家や世界の経済・景気がどのように変動していくかを生産・流通・消費などの経済活動を分析したり、基本的な法則性を見出したりして経済の発展を目指す学問です。

ただし、経済規模の拡大や生産量の増大だけを目的とするのではなく、富の分配のあり方を考えたり、より多くの人が豊かさを実感できる社会の実現を目指すための学問でもあります。

マクロ経済学やミクロ経済学では、その理論をもとに、過去・現在の経済活動も様々な切り口で、実証分析しながら、将来の状況を予測します。

他にも、経済活動に理論を当てはめてその正しさを検証する統計学・計算経済学や、現実社会でどのように経済理論を活かすかを検討する経済政策などの研究分野があります。

グローバル化の進展により、経済学を学ぶ上では国際的な視野も重要です。

 

④経営学・商学

経営学は企業の運営・管理で発生する「人・モノ・金」などに関する事象を分析することを目的としています。

財務・生産・労務などの現状を把握したうえで、目的達成のための手段や技法を学ぶ学問です。

経済学との明確な区分は難しいですが、経営学の方が企業活動そのものを対象として、より実務的で具体的な分析や研究を行います。

商学は、商品の生産・流通・販売・消費の商業活動全般を研究対象としています。

さらにマーケティングや貿易、金融(銀行・証券・保険)について学ぶことが出来ます。

商学の一分野である会計学は、企業活動に必要な会計・簿記を研究するもので、財務会計・管理会計・税務会計などについて学びます。

経営学・商学の両方とも、基礎的な経済学や民法・商法、会計学を学ぶのが一般的です。

 

⑤経営情報学

経営情報学は、社会にあふれる情報の中から企業経営に必要な情報を選択して収集し、経営の分析や意思決定に役立てることを目的とする学問です。

経営学が研究対象としている「人・モノ・金」に加えて「情報」という要素を研究の中心に据えていることが、この学問の大きな特徴です。

ネットワークシステムの発達で情報の重要性はますます高まっています。

組織の管理や運営といった文系的側面に加え、コンピュータによる情報処理やデータ分析という理系的側面の両面から学びます。

経営の意味や組織のあり方を考える経営学理論をふまえて、データの収集・分析によって経営システムの開発や構築を目指したり、経営マネジメントや企業の経営戦略立案の方法なども研究対象となります。

プログラミングやシステム設計など情報処理の能力が大いに発揮できる分野です。

 

⑥社会学

社会学は「集団の一員としての人間」という観点から、個人を取り巻くあらゆる社会関係や、その中での人間の営みを探求し、人間の行為とその意味を客観的に分析します。

家族や学校、企業、地域社会の問題から、都市、産業、メディア、文化、国際社会、人類のテーマまで多彩であり、「人間の集団と関わりのある事象」はすべて社会学の研究対象となります。

また具体的な研究対象は幅広く、「格差問題」「非正規雇用」「命の尊厳」「ジェンダー」「テロリズム」「SNS」「過疎化」「まちづくり」など、社会に起こっている現象や問題を取り上げて分析し、提言や注意喚起を行っています。

社会学では、研究する目的の場所に出掛けて、情報収集のためのアンケートやインタビューなどの聞き取り調査を行う「フィールドワーク」を重視するという特徴があります。

 

⑦社会福祉学

超高齢化・少子化・格差の拡大が広がる日本において、重要性の高まる副詞について理論と実践をトータルに学ぶのが社会福祉学です。

荒廃した地域社会の再建や都市社会の環境整備、医療福祉制度や法律の整備などの側面から幅広く研究します。

具体的には、老人福祉、障がい者福祉、児童福祉といった視点から、すべての人が人間らしく生きるための方法や社会制度のあり方について学んでいきます。

社会福祉の理論を学ぶだけではなく、社会福祉士や精神保健福祉士などのソーシャルワーカーや、皆具福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取って、社会的な弱者を支えていく人材を育成します。

 

その②へ続く!

 

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