目次
はじめに！
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
JR蒲田駅から徒歩3分、大田区の予備校 武田塾蒲田校 です！
今回は「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」というテーマでお話していきたいと思います。
新学期に入ると学校から参考書が配られると思います。
学校によって配られる参考書は異なり、中にはあまりおすすめできない参考書もあるため、自分が学校で配られた参考書が当てはまっていないか注目してご覧ください。
また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話ししているので、そちらもぜひ合わせてご覧ください！
数学編
学校に配られる数学の参考書は大きく分けて3種類にわけることができます。
1つ目は教科書傍用問題集です。
代表例は『4STEP』『サクシード』『3TRAIAL』『4プロセス』『クリアー』となります。
2つ目はチャート系問題集です。
代表例は『青チャート』『黄チャート』『赤チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』となります。
3つ目は入試傍用問題集です。
代表例は『スタンダード数学』『オリジナル・スタンダード数学演習』です。
この3種類の参考書が学校で配られていると思います。
チャート系問題集→教科書傍用問題集→入試傍用問題集の順番で使いやすい参考書だと思ってください。
入試傍用問題集について
入試傍用問題集は他の2つの参考書と比べて圧倒的に使いづらいです。
代表例に出ていた『スタンダード数学』は『4STEP』の問題がすべて入試問題に変更し、量が増え、難しいのにも関わらず解説が薄いという三重苦があります。
基礎ができていない段階で入試問題を解いても意味がないため、学校で配られたとしても使う必要性はないと思います。
教科書傍用問題集について
教科書傍用問題集に関しては計算問題集の教材として使うことはできますが、解説が少なく演習を積み重ねたいと思っている人向けであるため、まだ解答・解説をしっかりと読みたいと思う人にとっては使いづらい参考書だと思います。
最もおすすめする参考書
誰でも使いやすくてわかりやすい参考書としておすすめするのは『やさしい高校数学』という参考書です。
教科書傍用問題集で挫折した人でも理解しやすく効率よく進められる参考書となっています。
学校で配られた参考書が絶対ではないため、自分の学力に見合った参考書を使いましょう。
英語編
学校で配られる英語の参考書は大きく分けて4種類あります。
1つ目は単語帳。
代表例は『システム英単語』『ターゲット1900』となります。
2つ目は文法の辞書です。
代表例は『総合英語Evergreen』『デュアルスコープ総合英語』『Vision Quest総合英語』となります。
3つ目は文法問題集です。
代表例は『Next Stage』『UPGRADE』『Vintage』『Scramble』となります。
4つ目は構文集です。
代表例は『英語の構文150』となります。
単語帳について
単語帳に関しては、学校で配られているものが『システム英単語』『英単語ターゲット1900』『必携英単語LEAP』であれば受験で使えますが、それ以外の単語帳であれば受験用にもう一つ買ってください。
様々な単語帳があると思いますが、序盤は基礎的な単語帳である『システム英単語』『ターゲット』を使うべきです。
文法の辞書について
文法の辞書の注意点として、文法の辞書をメインとした勉強方法を取らないようにしてください。
文法の辞書は文法を覚えるために使うものではなく、学習していてわからなかった部分を調べるために使うものであるため、文法の辞書を必死に読む必要はありません。
文法問題集について
文法問題集はさらに2つに分けられます。
1つ目が文法の辞書などに付属しているワークです。
このワークは文法を理解するといった内容として悪くないですが、ワーク1つだけでは大学受験で問われること全てを網羅することはできません。
あくまで、おまけとして捉えて別の受験用文法問題集を使いましょう。
もう1つの分類である『Next Stage』『Vintage』『Scramble』のような文法問題集は難易度が高いため、自分の力で学習できるかを見極める必要があります。
英文法のはじめとしては『大岩のいちばんはじめの英文法』『関正生の英文法ポラリス』などをしっかりとやり、ラストの総仕上げとして『Next Stage』『Vintage』『Scramble』を使うことをおすすめします。
学校で配られた参考書が必ずしも自分が扱う参考書のレベルとあっているわけではありません。
特に『POWER STAGE』は『Next Stage』よりも量が多く難しいため、取り組む時期に注意してください。
構文集について
構文集の参考書の内容は取り組むにあたって特に問題はありません。
一つだけ欠点があるとすれば、例文を覚えることがメインとなり、英作文の勉強になってしまうということです。
長文を読むための学習をしたいのであれば、構文集を使うのではなく、英文解釈を別で勉強する必要があります。
そのため、長文を勉強したい人にとっては、構文集を勉強する必要があまりないです。
理科編
理科も学校から参考書が配られることが多いと思います。
物理は『リードα物理』、化学は『セミナー化学』『エクセル化学』があり、入試問題集となると『実践化学重要問題集 化学基礎・化学』があります。
理科に関しては数学と比べると、基礎から入試の典型問題まで網羅されている参考書が多く、解説も充実しているため完成度が高いと思います。
しかし、学校で配られる理科の参考書の多くはある程度理科できている人向けの参考書です。
理科が苦手だと思う人は、他にも量が少なく解説も丁寧な参考書があるため、自分に合った参考書を選びましょう。
高校3年生になった時に『実践化学重要問題集 化学基礎・化学』を配る学校もありますが、この参考書は基礎の参考書の後に取り組むものであるため、焦って手を出す必要はありません。
まとめ
今回は「【学校ガチャ】新学期に学校で配られても無駄になる参考書」というテーマでお話しました。
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・学校で配られた参考書で盲目的に勉強するのはNG！ ・参考書を選ぶポイントをしっかり把握してから、今の自分のレベルとあっている参考書を選んで取り組もう！ |
参考書によって、これからの自分の学習への理解度が大きく変わります。
学校で配られた参考書は必ず使わず、自分のレベルにあった参考書を使ってください！
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