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東北大・二次試験対策! 武田塾ルートを駆使して解説! 第3回 英作文問題編

こんにちは!武田塾泉中央校です!

3回にわたって解説してきた東北大学二次試験英語問題の解説も今回で最終回!

今日は、東北大学二次試験でも最も難しい、英作文問題の解説です!

〇東北大二次試験英作文問題の攻略

東北大の最後の大問に控える問題は、和文で3~4行程度の本格的な英訳問題です。 基本的対策は、「基礎力をつけ、少しでも減点を防ぐ」ということ。

英作文問題解法のコツは・・

① テーマ別の重要表現(たとえば・・高齢化社会だとか)をできるだけ多く身につけておく。

② 当たり前だが、1問題文→簡単な日本語に変換→2英文に変換という「2段階変換」をふんで問題を解く。

③ 構文や英作問題の模範解答をできるかぎり暗記して、覚えている例文をできるだけ使って英作する 以上のようなことを念頭において対策をたてること。

さっそく、2010年度の英作文の問題をみてみよう。

「幸運だったとも思えるが、人一倍、苦労したしことも否定できない。なにしろ原子物理学といえば、二十世紀に入ってから急速に進歩した学問である。」 を、英訳せよ。

この文章は、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士のエッセイ「旅人」からの抜粋である。さすが東北大、セレクトする題材からして違いますね(笑)

模範解答はこうだ。

I think (feel) I may have been lucky, but I cannot deny that I’ve had much more difficulties than other people. After all, atomic physics is a field of science that has advanced (developed) rapidly since the beginning of the twentieth century.

または、 Although it seems that I have been fortunate, I cannot deny the fact that I’ve gone through more hardship than anyone else. At any rate, atomic physics is a discipline that made rapid progress only after the turn of the twentieth century. でもいいだろう。

【英語変換へのヒント】

・「幸運だった」I have been fortunate(lucky)でOKなのだが、助動詞may(might)を使って、I may( Might)have been lucky(私は幸運だったのかもしれない)と表現してもOK. ・「~と思える」はIt seem that ABで「AはBのように思われる」の構文を利用して表現できるが、もっと簡単に I think(feel) that ABで「AはBだという気がする」と表現してもいい。 ・「~が」という表現は接続詞のAlthoughではじめてもいいが、後続する文章にbutをおいて表現もできる。 ほかにも、It is true that AB, but~「なるほどAはBだが~」でもいい。 ・「人一倍」は「ほかの人よりも」と表現を変えて than other people と表現したり、またはthan anyone else「他の誰よりも」と考えて、比較級を作ってその後に続ける表現が書きやすい。 ・「苦労した」はhave difficulties(hardships)とか、go through difficultiesとすると書きやすい。またはstruggle「苦労する・四苦八苦する」という動詞でも表現できる。 ・「~したことも否定できない」はそのまま cannot deny の後にthat節を続けて考えればよい。 ・「なにしろ」はafter all / at any rateなどで表現できる。 ・「原子物理学といえば・・・した学問である」ストレートに日本語から英語に変換しようとするとミスがおきる。ここは、「原子物理学とは・・・な学問だ」と素直な日本語訳を思いついてから英語へ変換すると良い。 ・「原子物理学」 atomic(nuclear)physics ・「学問」discipline または「化学分野」と考えて a field of science とか、 a branch of science で書ける。 ・「二十世紀に入ってから」はsince the beginning of the twentieth century / after the turn of the twentieth century で表現できる。 ・「急速に進歩した」 関係代名詞節を使って、「学問」を修飾する形にして表現すると書きやすい。 Advanced(develop)rapidly / make rapid progress

さて、ここでの作文で、東北大の英語問題は時制や関係代名詞、比較など、あらゆる文法事項を駆使して解答しなければならないことが気付くだろう。

こういう作文ができるようになるには、ルートにも示されているが、以下の2冊の参考書を順にやっていくことによって対応できるようになりますよ。

① 英作文ハイパートレーニング和文英訳編(桐原書店)

この本は、文法の基礎事項を中心に短文から英作文の書き方をていねいに教える実にいい本だ。 全66Lesson。各Lessonに2文程度の例題があるので、解説を見ながら、実際に自分で書いて、塾や学校の先生に添削してもらいながらすすめると良いだろう。時期は6月くらいからネクステと並行してぜひやってほしい。1日1Lessonで、約2か月程度で終わらせることができる。 また、巻末には132個の「作文のための暗唱例文」があり、全部絶対に暗記して 書けるようになるべき。東北大受験の夏は、ひと夏でこの本をマスターしてほしい。 東北大の過去問とリンクしてない内容で大変恐縮だが、 たとえば、暗唱例文はざっとこんな感じ。

23番 「私は6年間英語を勉強しているが、実際に話したことはない」 I have been studying English for six years, but I have never actually spoken it. 50番 「私がその国の旅行中に驚いたのは、何もかもが高いということだった」 What I was surprised at while I was traveling in that country was that everything was expensive there. 121番 「なにかの本でジョギングよりウオーキングのほうが身体に良いと読んだことがあります」 I have read in some books that walking is better for the health than jogging is.

・・・よく英作文で出そうな例文です。こういった文章を覚えているだけでいろいろ応用がききます。さあ、この和文英訳編を仕上げたら、つぎは・・

② 英作文ハイパートレーニング自由英作文編(桐原書店)

① の応用編にあたる本。①をやらずにこれはできない。自由英作文の書き方をマスターし、だいたい100語程度の英文をテーマに沿って自由に英文をかけるようになることを主眼としている。 各問題、「ブレインストーミング欄」で、英文を書き出す前にどのような考えを持ってスタート するか、具体的かつ簡単に考え方をまとめてあるのが良い。 じつはP152・問題4に東北大の問題が載っている。要約問題に改題されて、いつの年度の 問題だかなんだかわからなくなっているが。 使い方は、第1部は解説だけなのでじっくり読んで、第2部からやる。 全部で18問の英作文問題がある。ブレインストーミング欄をヒントに 自分でまずは書いてみよう。そして、①の和文英訳編と同様、塾の先生や 学校の先生に添削をお願いしてどんどんチャレンジしていく。 やり始める時期は①が終わったお盆あたりから。ただし、①の暗唱用例文は この本をやってても毎日毎日繰り返し覚えていくこと。1か月半くらいで やりこむことができるであろう。

以上、この2冊を武田塾MARCHルートの他にやっておくと、二次試験も怖くない実力が身につきます!

さて、

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ハイパートレーニング 和訳

ハイパートレーニング 英作文

 

 

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