目次
はじめに！
ブログをご覧の皆さん、こんにちは！
京阪枚方市駅から徒歩3分、武田塾枚方校 です。
皆さん、夏休みの勉強は捗りましたか？
今回のブログのテーマは「英語ができる人の脳内をのぞこう！」です。
夏休みに基礎の勉強が終り、英語長文の勉強を本格的にやり始めたという人は多いと思います。
勉強をやり始めたばかりでまだ、読み方が身についていなかったり、わからないという方に向けて英語ができる人の英語長文の読み方を紹介していきます。
また、今回の内容は武田塾公式YouTubeチャンネル内の動画を参考にしています。
こちらの動画も是非併せてご覧ください。
英語を英語のまま理解する！？
長文について
英語長文を勉強する中で一度は「英文を英語のまま理解できるようになろう！」という言葉に出会うと思います。
本当に英語を英語のまま理解する必要があるのでしょうか？
このことについてTOEICで満点を100回以上とっている森田先生は、長文の内容によって難易度は変わりますが、相当大変なことだと言っています。
特に入試の長文だとかなりきついと仰っています。
例えば森田先生の場合、京都大学の下線部訳は、SVが離れすぎて文章を簡単には解釈できないので返り読みも必要と仰っています。
また、MARCHぐらいのレベルだと該当箇所に印をつけるだけで読みますが、早慶レベルは括弧をつけたりしながら句や節を区切って読んでいくそうです。
つまり、森田先生のレベルまで英語を極めていても、英語はまだ日本語と同じ感覚で理解することはできないということです。
特に、解釈のスピードは必ずネイティブには敵いません。
この事実からもわかるように、英語を英語のまま理解するのは相当大変です。
英語を英語で理解できるのであればそれが一番理想ではありますが、森田先生のような人でも文章の難易度によっては難しいことを、受験生が急にやることということは厳しいです。
武田塾のYouTubeチャンネルでも「よく言われる「英文を英語のまま理解する」について物申す！」という動画があります。
気になる人がこちらのURLからチェックしてください
リスニングについて
リスニングにおいても、ただ聞いて場面を思い浮かべる人もいれば、超高速で訳している人もいます。
TOEICで満点を取っている人でも、日本語に訳しながらでないと聞き取れない人もいるので必ずしも英語を聞いてそのままイメージできるようになる必要はありません。
英語長文を読み始めた初期段階の頭の使い方
ここからは、どのように頭を使って英語長文を読んでいくのかを紹介していきます。
長文を読み始めた段階では、全文にSVOCをふって構文を理解していくようにしましょう。
その割合をどんどん減らしていって、SVOCをふらなくても括弧を書けば塊が見えるようになってくると英語を英語の語順のまま理解できるようになっていきます。
おすすめの方法は、長文の参考書をコピーして全文にSVOCをふっていくやり方です。
塊や骨組みをわかった状態で、1文ずつ訳していけるようにしましょう。
慣れてきたら、括弧に切り替えても大丈夫です。
これらの方法を取り入れて、地道に塊を見抜く力をつけることが大事です。
括弧をつける方法以外に、スラッシュリーディングなどもありますが括弧を使った方が主語と動詞が明確になってより読みやすいです。
長文の難易度が上がっていって、括弧だけで読めなくなったら、またSVOCをふったりして慣れていきましょう。
音読をしよう！
英語が苦手な人は塊がつかめていない人が多いという話をしましたが、自分が塊を把握できているのかがわからない人もいると思います。
そんな人は、是非音読をしてみましょう。
音読をしてみると変な意味のまとまりで切っていないのかなどがよくわかります。
また、音読をすると左から右に文章を読んでいくので返り読みが減って速読にも繋がります。
初見の問題かどうかで切り分ける
復習の段階で何回も読むことで日本語を介さなくても理解ができるようになっている場合もよくあります。
構造を理解した文章を何回も読むことで、英語を英語のまま理解しているような状態にすることも大事です。
理想の長文の読み方
緩急をつけよう！
文章の難易度や問題に関わっているのかを見極めて読むスピードを変えて読むことが大事です。
スピードを意識しすぎて、急いで読んで英語を英語で理解したつもりになってしまっている人も多くいます。
急いで読んだ結果、内容が頭に浮かんでいないのであれば、ゆっくり読んだ方がいいです。
長文を適当に読んでいる人はすごく多いので気をつけましょう。
イメージして記憶に残す
英文で書かれている内容をイメージできていたら記憶には残ります。
最初に読んだところを問題を解くときに忘れてしまったりしているのであれば、読めていない可能性があるので解釈の部分をやり直してみましょう。
どうしても、記憶に残らないという人は「一言段落メモ作戦」を試してみてください。
やり方は、英語を1段落読んだら10秒休憩して、その段落の内容を振り返ることで記憶に残す方法です。
メモとして残しておくことで問題を解くときにも見直しやすくなります。
間違った復習方法
MARCHレベルですごく詰まった人の、間違った復習方法について紹介しておきます。
音読も復習もやりまくっているのに、初見の問題になるとなぜか点数が取れないという人がいました。
その人は、英語を英語のままで理解できていると言っていました。
なぜできないのかを分析していくと、復習をしまくっている間に日本語もたくさん読んでいるので、日本語を覚えてしまっていて、英文を読むときに英語で理解している風だけど、実際は日本語でストーリーを覚えてしまっているだけということがわかりました。
復習をたくさんすることはいいことですが、文構造を見ずにストーリーだけを覚えても意味がありません。
本番と同じプロセスを何回もやることで力をつけていきましょう。
今回のまとめ！
ここまで、森田先生の英語長文の読み方や塊で文章を捉える方法 についてお話してきました。
難易度によって日本語を介しながら文章を読んだり、SVOCをふって文の塊を見抜く練習をしたり、緩急をつけて先を考えながら読むことで長文を英語の語順のまま理解できるようにしていきましょう！
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