こんにちは😊✨
武田塾羽生校です。
突然ですが、日本史・世界史など歴史科目の正しい勉強法ができていますか?
歴史科目の勉強法は誤解が多く、そのままでは成績を伸ばすことはできません。
社会はシンプルな教科のイメージがあり覚えれば良いと思っている人も多いのですが、
それは間違いです。それこそが大きな誤解です。
そこで今回は「【日本史&世界史】成績上位者が使う最強勉強法」をご紹介します。
皆さんの歴史科目への誤解を解いて正しい勉強法をお伝えするので是非参考にしてみて下さい。
歴史科目の最強の勉強方法
歴史は暗記だけではない
皆さん歴史は暗記していればいけるだろうと思っていませんか?
それは誤解です。
皆さん定期テストなどで一問一答「日本史B 一問一答【完全版】」、
これを使う人が多いのではないかなと思うのですが覚えていればいけると思っていませんか?
皆さん定期テスト前などその場では頑張って覚えても、実際に何なのか分かっていない言葉は沢山ありませんか?
例えば日本史では「墾田永年私財法」。
これは小学生でも習う言葉ですが、意外と「墾田永年私財法」の中身を説明できますか?と言われると結構難しいと思います。
「山本権兵衛」と言われて誰だか分かりますか?
人物として名前を聞いたことはあるが、何をした人なのか?どんな時代の人なのか?誰と繋がりがあるのかすぐに分からないと思います。
この状態はとても危険です。
世界史で言うと、「宗教改革」の単語だけ分かるといった感じです。
言葉は聞いたことがあるけれど実際中身はどんな出来事なのか、その出来事を押さえておく上で因果関係もあるわけです。
言葉の中身と因果関係、これを知らない言葉が皆さん多すぎます。
いくら覚えても言葉単体でしか覚えていないから、入試で使えない間違った覚え方をしているのです。
これが皆が伸び悩んでいる原因なのです。
一問一答地獄にハマる受験生の根本的なズレです。
実際に暗記量が多いのは事実だと思いますが、ただ暗記を最初からやろうとすると事故を起こします。
単語だけを覚えても成績は上がらないということを覚えておきましょう。
講義系参考書を使いこなそう
では実際にどう勉強していったらいいのか?
それは講義系参考書を使いこなすことです。
「一問一答」や学校で配布されたプリントなど暗記用教材は何かしら持っていることが多いと思います。
では流れを理解するためのものを皆さん持っていますか?
多くの人が歴史の流れを軽視してそういった参考書を持っていません。
そこでおすすめしたいのは、講義系参考書といわれる歴史の流れが詳しく書かれている教材です。
例えば日本史なら「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】」や
さらに詳しく書かれている「石川晶康 日本史B講義の実況中継」です。
特に「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】」は一番初心者におすすめです。
これを読みこんで歴史はこういう流れで、こういう出来事があって、こういう人物がいたということをちゃんと理解してほしいです。
世界史なら「大学入試 茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」、これも世界史の各国の歴史の流れを教えてくれる教材です。
機械的に覚えるのではなく、流れをちゃんと意識して理解するというのが大事です。
学校では先生の授業が流れを担っているため、講義系参考書が配られることはほとんどありません。
しかし完全にその時代の流れを一回の授業で理解できますか?、寝ている時はありませんか?、先生の説明が理解できないときはありませんか?
そういったところを補わない状態でいきなり暗記だけしてしまうとバランスが悪いです。
学校の授業のみでは流れを覚えきれないので、講義系参考書を使い学習を行いましょう。
サンドイッチ勉強法
次に講義系参考書と覚える教材のバランスをどうしたら良いのかという話をしていきたいと思います。
それはサンドイッチ勉強法です。
今回は日本史で流れをみていきましょう。
流れは「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】」を使い、
暗記の方は「時代と流れで覚える!日本史B用語」を使いましょう。
歴史の勉強の流れは、まず今日やると決めた範囲の部分を「金谷」で読みます。
例えば鎌倉時代にはこういう人がいてこういう出来事があってなど、さらっと歴史の流れをおさらいします。
次に大体鎌倉時代はこういう時代だと分かったら、重要な用語・出来事や法律を「時代と流れ」で覚えていきます。
それらを覚えるために赤く書いてあるので、赤シートで隠して何回もチェックしたり、
場合によってはノートに書いてテスト形式で解いてみて正解したかどうかを確かめましょう。
そうやって繰り返し繰り返しやってちゃんと1ページの範囲が完璧に覚えられるまで何度もテストをやってみましょう。
そして大事なのが1回覚えたら必ず復習することです。用語・単語を覚えた状態で「金谷」を読みましょう。
覚えた用語がこういう意味だったのかという風に、言葉の中身、意味、因果関係などをちゃんと吸収していきましょう。
サンドイッチ勉強法は、日本史の場合は「金谷」を読んで、「時代と流れ」などで単語や用語を暗記する、
再度「金谷」を読んで中身を理解するということです。
世界史でも同様の流れで行いましょう。
覚えた内容を説明できるようにしよう
最後に、覚えた時代や今日やった範囲を最後説明できるかチャレンジをしてほしいです。
例えば鎌倉時代を今日勉強した人だったら、鎌倉時代はどういう人物がいて、どういう政治を行ったのか、
どんな法律を決めたのか、どんな出来事や争いがあったのか、どういう原因で鎌倉幕府はなくなったのかなど、
順を追ってやった範囲の覚えた用語や登場人物などの一連のストーリーを語れたら歴史は点数が取れるようになります。
これが歴史の本質です。
説明できるところまで仕上げればその範囲の入試問題に関しては相当対応力が高くなりますし、
忘れにくくなるというメリットもあります。
受験まで知識をキープしなくてはいけないときに単純暗記だと速攻で抜けてしまいますが、
こういう覚え方をしておくととても記憶に残りやすくなります。
自分で時代を語れる、ここをゴールにできたら歴史にとても強くなれます。
白地図再現法
他に勉強法として白地図再現法があります。
これは白い紙、コピー用紙を用意して今日勉強したことをちゃんと書けるかをやります。
一番左に政治の中心人物をまとめて、その右に中心人物がやったことや関わった戦いを書いていき、
ちょっとしたメモ補足を最後のところに残しておくというやり方です。
まず政治の中心人物を流れで言えるかというのが歴史の超重要ポイントです。
日本史で言うと平安時代までが天皇中心、鎌倉・室町・江戸時代というのは将軍が主に中心で、
明治以降は内閣総理大臣が政治の中心人物です。
中心人物の流れだけでもまず確定させておくと歴史の勉強が楽になります。
さらにその中心人物が確定したらその中心人物の出来事を白い紙に再現していくと完璧になります。
是非やってみて欲しいです。
世界史だと日本史のようにピシッと縦に整理するのは難しい場合もありますが、
例えば「宗教改革」という一単元があったときにその流れというのを具体的に重要ポイントに絞って、
書いていけるかということに関しては一緒です。
「第一次世界大戦」では横に広がっていくと思うので、その辺りはどういう関係性になっているかというのを
関係性自体を図示できたり、自分の言葉で整理できたりするようになるということに関しては
同じく自分で再現できるかというところをこだわってほしいです。
まとめ
わかっているか、わかっていないのかの違いは何か?
それは自分でアウトプットできるかどうかが全てです。
自分が今曖昧だな怪しいな、ちゃんと分かっていないかもと思う部分は1回そこでストップして
自分はどこまで分かっているのかというのを何も見ずにできるかというチャレンジをしてほしいです。
曖昧なまま進めないというのが超重要なので、そこで勉強のやり方をちゃんと確立させましょう。
歴史科目は、歴史の流れを語れるかで合否が決まります。
・歴史の成績を上げるためには単語ではなく流れで覚えること
・暗記用の参考書だけではなく講義系参考書も活用する
・重要人物の流れを確定させておくと覚える難易度が楽になる
この3点を意識して歴史科目に取り組みましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?武田塾羽生校2023年度の合格実績を紹介しました(^^♪
最後に、羽生校から宣伝です。
武田塾羽生校では、無料受験相談(カウンセリング)を実施しています。武田塾の基本的な考え方としまして、
「授業は無駄が多く成績を伸ばすには非効率」と考えています。
例えば、プロ野球選手が未経験の人に変化球の投げ方を教えます。
生徒はノートをとっています。1時間後、未経験人は変化球を投げることは出来ますか?
出来ないですよね!!
何故か?
自分で練習していないからです。
受験勉強も全く同じです。
受験勉強も全く同じです。
授業を受けても成績は上がりません。
自分で勉強しないと成績は十中八九上がりません!!
ですから、
武田塾は「授業」をしません。
その代わりに、
どのように勉強すれば偏差値が上がるのか?
という「独学の勉強法」を指導します。
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