こんにちは！武田塾飯能校です‼︎
2025年度の共通テストからは、新しく「情報Ⅰ」が導入されるということは、ご存知の方も多いことと思いますが、実は他の科目も去年までとは違うところがあります。
今回は、国立大学を受験する上で必要な共通テストにおける、2025年度から変更のある受験科目について紹介したいと思います。
科目別に紹介していこうと思います！
2025年度から変更のある科目一覧
変更科目①：【英語】
英語は内容に特に変更はありません！！
変更があるのは科目の名称のみです。
「コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・英語表現Ⅰ」
↓
「英語コミュニケーションⅠ、コミュニケーション英語Ⅱ、論理・表現Ⅰ」
に変更になります。
変更科目②：【国語】
国語の変更点①：試験時間が延長される
解答時間が80分→90分に延長されます。
というのも、現代文の大問が1つ追加され、大問3つとなります。
それに従来の古典、漢文を加えて、大問5つを90分で解くことになります。
追加された大問では、文章に加え資料・目次・グラフ・レポートなどを適切に解釈、分析、考察することが問われます。
国語の変更点②：大問ごとの配点が変更となる
配点は従来
現代文(大問1が50点、大問2が50点)は100点、古典50点、漢文50点の200点満点
でしたが2025年度からは
現代文(大問1が45点、大問2が45点、大問3が20)は110点、古典45点、漢文45点の200点満点
に変更になります。
大問３の資料問題が追加されたものの、試験時間は10分しか増加していないため、
従来以上に１問ごとにかけられる時間が減少します。
悩む間もないほどにキツイ内容になることが予想されますので、速読力の強化や読解力、国語の解き方を春のうちから十分に鍛えておきましょう！
変更科目③：【数学】
数学の変更点①：数学Cが追加される
「数学Ⅰ、数学A」は変更点がありません。
変更があるのは、「数学Ⅱ、数学B」です。
数学Cが追加されます！
ただ数学Cは従来の数学Bで取り扱っていたベクトルなどの単元のため、
恐れる必要はとくにありません。
数学の変更点②：試験時間が延長される
それから、解答時間が60分→70分に延長されます。
数学Ⅰ・Aのような長い説明を読んで解かなければならない問題が登場するため、ただ計算力を鍛えたり、
説明が短い国立大学のような問題だけでなく、しっかりと共通テスト向けの問題を十分に対策しておきましょう。
数学の変更点③：選択科目が変更される
従来は、
必答の大問が2つ、大問3つから2つを選択して解答
でしたが、2025年度からは
必答の大問が3つ、大問4つから3つを選択して解答
となります。
解かなくてはならない大問が2つも増えます！！
試作問題を見たところ大問1つの問題数は、2024年度より少なくなっていましたが、10分増えただけで解き切るのは大変だと思います。
解答の際に悩んだり考えたりする時間がほぼ0になったとみて、しっかりと対策を行っていきましょう！
変更科目④：【地理歴史・公民】
社会の変更点①：科目の変更
従来の「地理歴史」、「公民」は2025年度から
「地理総合、地理探究」、「歴史総合、日本史探究」、「歴史総合、世界史探究」、「地理総合、歴史総合、公共」（いずれか2科目を選択）、「公共、倫理」、「公共、政治・経済」
に変更になります。この6科目から最大2科目選択ができます。
歴史総合、○○探究、公共が2025年度の共通テストから新しく出題される科目です。
歴史総合は過去問が無い事や、日本史、世界史の近代史がまとまった内容で出題がされるため、日本と世界を絡めた内容で出題がされます。
身に着けなければいけない語句などは少ないため、先に探究科目の完成を目指し、夏休みごろから歴史総合を固めていくと良いでしょう。
地理総合は旧地理Aとさほど変化がないため割愛します。
公共は旧現代社会をより実生活に密着させた科目となります。
政治経済選択者は政治経済の内容を完成させた後に公共を取り組んでもOKです。
倫理選択者は倫理内容の完成後から開始でも、先に公共を完成でも大丈夫です。
自分の興味のある方から取り組んでください！
変更科目⑤：【理科】
理科の変更点①：4つの基礎科目が１つにまとまる
従来の理科基礎は
「化学基礎」「物理基礎」「生物基礎」「地学基礎」の4科目から2つ選択
でしたが、2025年度からは
「化学基礎」「物理基礎」「生物基礎」「地学基礎」が1教科にまとめられました。
ですが、4つの基礎科目から2つを選択して解答することに変わりはありません。
各教科とも語句や取り組む内容が新しくなっているため、１つ前の形式の問題集や参考書を解く際は十分に注意しましょう。
特に化学では熱化学方程式が削除されているため、見たことがない、触れたことがない単元として出てくるためご注意を！
変更科目⑥：【情報Ⅰ】
新しく導入される科目です。
試験時間は60分、100点満点です。
国立大学では、北海道大学・徳島大学・香川大学が試験を科すが配点しないと発表しています。
それ以外の大学では配点がしっかりと組み込まれているため、十分に対策を行ってから望んでください。
こちらは完全に新しい科目となりますので、歴史総合などの社会科目で何とか代用ができるものとは異なり、
そもそも過去問が存在しない科目となりますので、比較的早い時期から予想問題をしっかりと取り組んで、十分に対策をして臨むようにしましょう！
情報Ⅰの失点で志望校合格ができなかった…というのは悲しすぎますので、
他の科目とも並行しつつでもいいですし、先に完成させてもいいので、直前期まで後回しだけはしないようにしておきましょう。
さいごに
以上科目別に変更点などを見てきましたがいかがだったでしょうか？
新課程になって内容、時間などが変更しています。
自分の受ける科目の情報は随時チェックして、万全の状態で受験に挑みましょう！！
特に国公立大学志望の新高３生は、未知の科目を沢山とりくむ必要が出てきますので、部活動引退を待たずに
受験勉強を開始することが望ましいです。
自分の現在の偏差値と志望校の偏差値が5以上離れていると、春を逃したらもう間に合わなくなる危険性があるため早めにスタートしておいてください。
もし最短経路で部活動をやりつつ受験勉強も始めたい人は、武田塾飯能校の無料の受験相談を活用してみましょう！
ありがとうございました!
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