みなさんこんにちは。武田塾福井校、講師の横山です。
私は今、福井大学に通っている大学4年生です。
という記事を書きましたが、今回は福井大学教育学部の二次試験対策について紹介していきます。
工学部と同様に、傾向と対策を行い、やるべきことをしっかりとやれば、
誰でも福井大学の教育学部に合格できます!
そこで今回は、福井大学の教育学部に合格するために必要な二次試験対策についてご紹介します。
福井大学教育学部の学科ごとの二次試験の科目は?
福井大学教育学部の二次試験対策についてお話する前に、福井大学教育学部のコースごとの二次試験の科目について紹介します。福井大学の教育学部には、初等教育コースと中等教育コースの2つがあります。
そして、初等教育コースには小学校教育サブコースと特別支援サブコースがあり、中等教育には人文社会教育サブコースと理数・生活教育サブコースと芸術。スポーツ教育サブコースがあります。
ただし、入試は分系型と理系型と実技型の3つに分かれていて、入学後にコースを決めることになります。
〇文系型 → 英語(必須)
日本史・世界史・地理、政治・経済、国語の中から1教科
〇理系型 → 数学(必須)
英語、国語のどちらか1教科
〇実技型(音楽、美術、体育) → 実技、面接(音楽と美術のみ)
また、一科目あたりの配点が300点で、二次試験全体の配点が600点となります。
センター試験の配点が900点なので、入試における二次試験の得点率は全体の40%を占めることになります。
次に、福井大学教育学部の二次試験の傾向と対策についてお話ししていきます。
その中の、英語・国語・数学についてお話しします。
福井大学教育学部の二次試験の傾向
英語の傾向
英語は大問が3つあり、大問1と大問2が長文読解、大問3が自由英作文となっています。長文読解は、記述式で答える問題が多く、大問1は日本語で、大問2は英語で答える形となっています。また、長文のテーマは多岐に渡り、評論文が頻出です。一方、英作文のテーマは身近な内容から出題される傾向にあります。
国語の傾向
国語は大問が3つあり、現代文、古文、漢文が1題ずつ出題されます。現代文は毎年、評論が出題されており、古文と漢文は、全体的に時代やジャンルに偏りがなく出題されています。
数学の傾向
数学は大問が5つあります。大問1から大問3は必須で、大問4と大問5はどちらかを選択し、合計で大問4題を解くことになります。そして、ベクトル、確率、数列、微分積分の分野が頻出となっています。
福井大学教育学部の二次試験の対策
工学部の二次試験対策の記事でもお伝えしましたが、どの科目においてもまず最初に
しっかりと基礎を固めることが大切です。
福井大学教育学部の二次試験といえど、基礎的な問題が多く出題されます。
そのため、基礎的な力をつけて、そのうえで応用力を鍛えていきましょう。
次に、各科目ごとに対策の方法をお話していきます。
英語の対策
長文読解
まず最初に、長文を読むうえで単語力と文法力を鍛えましょう。単語力と文法力がないと、正しく内容を理解して長文を読むことはできません。使っている単語帳や文法の問題集を何度も繰り返し、ほぼ100%完璧に単語を暗記し、文法も解けるようにしましょう。自分に中では完璧にしたつもりでも、単語帳や問題集を解きなおしてみると意外と6~7割しかできていないこともあります。その場合は、もう一度基礎を徹底しましょう。
語彙力と文法力をつけたら、次に読解力と記述力を鍛えましょう。語彙力と文法力があっても、長文を読めるようにはなりません。長文を読めるようになるためには、ある程度長文を読む練習が必要です。最初はゆっくりでもいいので、段落ごとに内容をまとめながら読むことが大切です。また、福井大学教育学部の二次試験は、記述で答える問題が多く出題されるため、記述力を鍛える必要もあります。設問で求められていることを正しく理解し、解答の根拠となる箇所を見つけ出し、自然な英語や日本語で解答をまとめる練習をしましょう。
自由英作文
自由英作文は、複雑な文法や難しい単語は使わずに、正しい文法や簡単な単語を使って書く練習をしましょう。同時に、しっかりと論理立てて書くこと練習をしましょう。そして、書いた英作文は必ず第三者に見てもらい、単語や文法は適切か、内容は論理的かを添削してもらいましょう。
国語の対策
現代文
現代文を解くためには、総合的な国語力が求められます。現代文が解けるようになるためには、ある程度問題をこなすことが必要です。また、問題を解きながら段落の関係を把握し、段落ごとに内容を要約しながら解いていく練習をしましょう。
古文・漢文
古文・漢文の内容はあまり難しくなく、標準的です。そのため、古文なら語彙や文法、漢文なら句法や訓読の仕方をしっかり押さえましょう。そのうえで、たくさんの問題を解きていきましょう。古文も漢文も人間関係をしっかりと押さえ、段落ごとに要約しながら解いていきましょう。
数学の対策
数学は、どの分野にも共通して言えることですが、まずは、基礎事項や公式を確実に理解し、使いこなせるようにすることが大切です。
基礎的な学力がついてきたら、二次試験レベルの問題を解いていきましょう。福井大学教育学部の二次試験は基本的に記述式となっているので、解くときに本番を意識して、答案の書き方も練習しましょう。このとき、解き方が分かっていても途中計算を省略せずに、必ず途中式も書きましょう。解き方は分かっていても、計算力が求められる問題も多く、計算ミスをしたり、計算に時間がかかってしまうこともあるので、しっかりと途中式を書いて答えを導出しましょう。
ある程度、二次試験レベルの問題が解けるようになったら、頻出範囲を重点的に解くようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。二次試験は難しいように感じますが、
基礎を徹底し、応用力を鍛え、そのうえで傾向から対策を行うことで二次試験を攻略することができます。
福井大学の教育学部を目指している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!!
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