みなさんこんにちは!武田塾富士吉田校です。
今回は関西圏の難関私大についての記事を書いていきます。
関西には関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)と産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)という大学郡があります。
今回はその中の関西大学についての記事です。あまり関東の高校生は関西になじみがない人が多いので、この記事を読んで参考にしてください。
関西大学とは
関西大学は「かんさい」大学と読みます。
なぜここで読み方を書くかというと、今度紹介する関西学院大学は「かんせい」学院大学なのです。
読み方がややこしいですね。
関西大学は大阪の吹田に本拠地を置く私立大学です。
他には、高槻キャンパス・高槻ミューズキャンパス・堺キャンパスのすべてで4つのキャンパスがあります。
学生数は近畿大学、立命館大学に続いて関西で3番目に多い大学です。歴史としては、明治時代の法律学校を起源としています。
あの有名な児島惟謙もここで教えていたそうです。
関西大学の偏差値について
パスナビによると関西大学の偏差値は50.0~65.0になっています。
一番偏差値が高くなっているのは外国語学部です。
関西大学は関関同立の中では入りやすい大学とは言われていますが、いかんせん人気があるので対策は丁寧にしましょう。
関西大学の学部
関西大学は早稲田大学並みに学部が多いです。
13学部20学科もあります。総合大学ですので文理さまざまな学部があります。 以下、各々について解説をしていきます。
法学部
まず最初は法学部です。学科は法学政治学科です。
ここの特徴としては法曹を目指す人向けに1年から独自のプログラムを実施していることです。
また、法科大学院もありますので弁護士志望の人にはおすすめです。 また、ロースクールとして司法試験の合格率も関西の大学の中では高めです。
文学部
2つ目は文学部です。
学科は総合人文学「芸術学美術史専修」があることや、「哲学倫理学専修」に加えて「比較宗教学専修」という珍しい専修があることです。
19の専修は2年生になったら決めます。
経済学部
3つ目は経済学部です。経済学科があります。
ここの特徴としてはGoLDプログラムというものを実施していて、外国語学習に力を入れています。
商学部
4つ目は商学部です。学科は商学科があります。ここの特徴は自分が選んだゼミにプラスして「実践プログラム」というものがある点です。
このプログラムの中にもありますが、公認会計士の育成にも力を入れています。
社会学部
5つ目は社会学部です。学科は社会学科です。
ここの特徴は心理学の専攻があるところと、社会学部でメディアの勉強ができるところです。
先ほど出てきた文学部でも心理学を学べます。
政策創造学部
6つ目は政策創造学部です。
学科は政策学科と国際アジア法政策学科です。ここは大きく言うと「政治」です。ですが、法学の教授もいます。
外国語学部
7つ目は関西大学の目玉学部である外国語学部です。
学科は外国語学科です。
1年生の時に英語or中国語+(独・仏・露・西・朝鮮・中・英の中から1つ)を選んで学びます。
2年生になると全員提携校に留学します。
文学にも英米文学英語学専修や英米文化専修など似た専攻があります。
自分の学びたいほうを選びましょう。文学部のほうでも言語学的なことは学べます。
上記7つの学部は大阪府吹田市にある千里山キャンパスです。
人間健康学部
8つ目は人間健康学部です。学科は人間健康学科です。
ここは「福祉」と「スポーツ」を重点的に学びます。
ここの福祉と健康コースには「ユーモア学プログラム」というプログラムがあります。
ここは運動や福祉、民俗学などさまざまな視点から「笑い」を考えるとても個性的なプログラムがあります。
このキャンパスだけ堺キャンパスです。
総合情報学部
9つ目には総合情報学部です。
学科は総合情報学科です。
ここはメディア・情報・コンピュータを指針としてさまざまな学問分野を学びます。
社会学や数学、会計や情報も学べます。総合情報学部だけ高槻キャンパスです。
社会安全学部
10個目は社会安全学部です。学科は安全マネジメント学科があります。ここは「防災」を学べます。
今の時代、防災について詳しい人を企業は求めています。就職にも強いです。
社会安全学部だけ高槻ミューズキャンパスです。
システム理工学部
11個目はシステム理工学部です。学科は数学科、物理・応用物理学科、機械工学科、電気電子情報工学科です。
2020年電気電子情報工学科の中にデータサイエンティスト育成プログラムができました。
そもそもデータサイエンティストとはデータに基づいて合理的な決断を下す人です。近年ビッグデータを重視するようになった企業にとって必要な人材です。
そのような人材になることができます。
都市環境工学部
12個目は都市環境工学部です。学科は建築学科、都市システム工学科、エネルギー・環境工学科です。
都市環境工学とはユニバーサルデザインや街づくりを理系の観点から見ることができます。
化学生命工学部
13個目は化学生命工学部です。学科は化学・物質工学科、生命・生物工学科です。
千里山キャンパスにある豊富な研究施設で最先端の研究をすることができます。
11~13の学部は千里山キャンパスです。
関西大学の入試方法と入試日程について
関西大学は私立大学ですので文系学部は英語・国語・地歴公民or数学、理系学部は英語・数学・理科となっています。
一般入試の日程は3日間あって、試験日が違えば併願できます。
共通テスト利用入試には前期・後期・併用型があります。併用型は共通テスト+独自試験、前期・後期は共通テストの点数だけで判定が出ます。
関西大学は入りやすいと何回も書いていますが、過去の倍率を見ると倍率10倍や、なんと28.8倍(2019年度後期日程)と驚きの数値が出ています。
しかも、関西大学の問題は基本的な問題が多いので8割、9割とりたいですね。
まとめ
関西大学は関関同立の中では入りやすいと言われています。
入試の会場が地方に多くあったり、マーク式の問題が多かったりと入りやすくはなっています。
ですが、関関同立の一角をなす大学です。気を抜かずに対策しましょう。
より詳しい相談については無料相談に一度来てください。