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【高校1年生】学習指導要領の改訂で何が変わる?【武田塾富士校】

皆さんこんにちは!武田塾富士校の広瀬です。

今回は、高校1年生向けに
2022年度から新しくなっている教科書について書いていきます!

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なぜ教科書が変わったのか?

学習指導要領の改訂

今年度は高校生を対象とする
学習指導要領の改訂が行われました。

それに伴って、多くの教科書が新しくなったわけです。

ちなみに
2020年度に小学校、2021年度には中学校の学習指導要領が改訂されました。

そして、2022年度から高等学校の学習指導要領の改訂が実施されています。

 

 

学習指導要領とは

学習指導要領とは、全国どの地域の学校に行っても
一定の水準の教育が受けられるように文部科学省が定めるものです。

前述のとおり、小・中・高等学校それぞれに
科目や、その大まかな内容・目標が学習指導要領によって定められています。

今回の高校生に対する学習指導要領の変更は、
高校1年生のカリキュラムから適応されているので、
現在の高校2,3年生は以前のカリキュラムのままです。

 

何が変わったか?

分かりやすい変化として履修科目の変化があります。

  改定前 改訂後
国語

国語総合
国語表現
現代文A
現代文B
古典A
古典B

現代の国語
言語文化
論理文化
文学国語
国語表現
古典探求

地理歴史

世界史A
世界史B
日本史A
日本史B
地理A
地理B

歴史総合
世界史探求
日本史探求
地理総合
地理探求

数学

数学Ⅰ
数学Ⅱ
数学Ⅲ
数学A
数学B
数学活用

数学Ⅰ
数学Ⅱ
数学Ⅲ
数学A
数学B
数学C

理科 変更なし  
英語

コミュニケーション英語基礎
コミュニケーション英語Ⅰ
コミュニケーション英語Ⅱ
コミュニケーション英語Ⅲ
英語表現Ⅰ
英語表現Ⅱ
英語会話

英語コミュニケーションⅠ 
英語コミュニケーションⅡ
英語コミュニケーションⅢ

論理・表現Ⅰ
論理・表現Ⅱ
論理・表現Ⅲ

公民 現代社会
倫理
政治・経済

共生
倫理
政治・経済

更に、この中で必履修科目と、そうでない科目があります。

例えば、数学Ⅰは必履修科目なので、高等学校で必ず習いますが、
数学Ⅱは必履修科目ではないので、学校や所属コースによっては習わないこともあります。

以下、科目ごとの変化を必履修科目かどうかを交えて紹介していきます。

 

 

英語

英語の4技能から5領域へ

「読む」「書く」「聞く」「話す」という英語の4技能は良く耳にすると思います。

高校の英語では、上記の4技能をより細分化し、
「読む」「書く」「聞く」「話す・やりとり」「話す・発表」
を扱う授業が行われます。

それに伴い、教科書も英語長文の読解や分析が増え、
そこからのディベートや発表をする機会も出てくると思われます。

単に英単語や文法を暗記して、長文問題を解くという学習から、
他人と英語を使って意見交換したり、自分の考えを英語で話す学習に比重が変化していくでしょう。

 

 

「論理・表現」の新設

現行の「英語表現」「英語会話」

「論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」に変わります。

5領域の「話す・やりとり」と「話す・発表」に関し、
発表や会話を英語ですることにあたって、
論理立てて文章を作ったり、それを相手に伝える授業が行われます。

 

 

国語

 現代文は書く時間が増える

現代文は実用的な文章を用いた指導が増え、
「現代の国語」では、書くことに加えて話すことや聞くことに重点が置かれます。

「文学国語」が必履修ではないので、
コースによっては文学を読む時間が少なくなるかもしれません。

 

 

古典探求

必履修の「言語文化」内でも古典の授業が行われますが、
古典探求では古典作品をより詳細に読み解いたり、
古典作品を通して社会やものの考え方を深めたり、
和歌や漢詩の創作など発表も行います。

 

 

数学

「数学C」の新設(復活)

今回復活する「数学C」では、
「数学B」の中の「ベクトル」と、
「数学Ⅲ」の中の「平面上の曲線と複素数平面」と、
「数学活用」の「数学的な表現の工夫」が扱われることになります。

今までは文系の人でも、入試科目に数学がある場合
ベクトルを必要とすることが多かったり、授業で習うものでしたが、
「数学C」の新設で、その状況は変化するでしょう。

 

 

社会

必履修科目に大きな変化

これまで地歴では、

・世界史AかBが必修

・日本史A、日本史B、地理A、地理Bから1つ選択必修

というカリキュラムでした。

 

今回の改訂では、

・地理総合が必修

・歴史総合が必修

というように、必修科目が大きく変化しています。

 

また公民でも、

現代社会、倫理、政治経済のどれか1つを必修としていたものに対し、

新課程では、新科目の公共が必修科目になっています。

 

 

まとめ

今回は高校1年生の皆さんに関わる、
学習指導要領の改訂と、教科書の変化について書きました。

教科書の変化だけではなく、授業内容や履修科目、
そして、受験の内容も変化することが予測されます。

いずれにしても、高校1年生の内は各科目の基礎を固めるべきですが、
受験科目の変更点については、今後の動向に注意していく必要がありそうです。

 

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