【部活動】と勉強の両立でお悩みの方へ【富士校　講師ブログ】

こんにちは！

武田塾富士校　講師の依田(よだ)です。

今回は「部活と勉強の両立」についてのお話になります。

多くの受験生が抱えるお悩みですので

少しでも参考にしていただけたら幸いです。

部活と勉強

部活動と勉強の両立でお悩みの方へ

もちろん、部活動と勉強の両立に関して言えば、

部活動の内容は学校・部・顧問の先生によって違いますし

受験生一人一人で考え方が分かれる部分です。

ですが、主観的ではなく客観的にこの問題を捉えるために、

ここでは最初に部活動のメリット・デメリットを整理していきます。

部活動のメリット

フィジカル・メンタル面で強くなれる

筋トレのイラスト「ダンベルを持ち上げる男性」

部活動を通してフィジカル・メンタル面の両方で強くなれます。

受験においては

・健康を守る体力

・プレッシャーに負けない精神力

この二つが必要です。

ヘトヘトになるまで練習したり、

試合独特の緊張感を肌で感じたり。

部活動のそうした経験は

受験においても必ず活きてくるでしょう。

目標達成能力が培われる

PDCAサイクルのイラスト（アイコン付き）

大会や試合で結果を出すために

何かしら戦略や計画を立て、

結果に応じて反省点を出して次につなげる。

この目標達成能力は受験でも必要です。

・苦手箇所をどのように克服するか

・過去問の点数分析　など

受験における様々な面で役に立ちます。

ストレス解消

頭がモヤモヤして勉強に身が入らなくても

部活動で汗を流せば気分スッキリ。

勉強に身が入りやすくなります。

ゴロゴロしながらネットサーフィンするよりは遥かに効果的です。

別に受験勉強の為に部活をしているわけではないでしょうが、
上記のようなことが、
受験勉強に対して無意識に作用していくメリットかと思います。

部活動のデメリット

勉強時間が無くなる

スケジュールが沢山書かれたカレンダーのイラスト

仕方のないことではありますが

部活動と引き換えに

勉強する時間は限られてしまいます。

平日は２時間、土日は３～４時間。

練習試合や遠征では半日、
公式戦は丸一日勉強できない日ができたりします。

疲労による集中力低下

勉強中に寝落ちした人のイラスト（女性）

やはり部活動のあとは疲れが出ます。

クタクタな状態で机に向かったときに空腹・睡魔に襲われる経験は

誰もが通る道ですよね。

疲れが出るくらい頑張ったという勲章でもありますが、

勉強するにあたっては集中できないと

効率が下がってしまいます。

上記のようなデメリットと共に意識しておきたい事が、
「だから、しょうがない。」という行動心理が働いてしまいがちということです。

「部活で勉強時間が限られるから仕方ない。」とか、
「部活で疲れているから寝るのは当たり前」といった逃げ道ができることで、
それに甘えて楽な方へ行動する人は多いと思います。

部活と勉強を両立するには？

部活動のメリット・デメリットを押さえたうえで

ここからはどのように勉強と両立すべきなのか見ていきます。

オンとオフをしっかりする

言い換えると「メリハリをつける」ということです。

例えば

・部活から帰ったら直ちに就寝、翌朝早起きして勉強。

・半日練習の土曜日は部活、オフの日曜日は勉強に集中。

というような形になります。

受験の情報収集を怠らない

情報収集を行い、早めに計画を立てるのも重要です。

受験校の試験科目・必要な学力を把握することで

事前に何をどのように勉強すべきか分かり、

部活動にも受験にも余裕を持って臨むことができます。

得意科目を持つ

得意科目があれば自信になりますし

勉強のモチベーションになります。

好きな得意科目を部活動から帰宅したときに勉強。

その代わり、頭がしっかり働く朝方に苦手科目に取り組むことも可能です。

得意科目が無い場合には、

オンとオフの切り替えを上手く取りつつ

受験科目の基礎固めに取り組むのが良いと思います。

最後に

部活動は決して悪いことではありません。

部活動でしか得られない貴重な経験がたくさんあります。

あくまで個人的意見ですが、

大切なのは「どのようにしてメリハリをつけるか」です。

皆さんには部活動も受験勉強も両立して

悔いのない高校生活にしてほしいと思います。

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