コラム

点数の上げ方・過去問演習を効率よくやる方法をご紹介

2019年02月26日(火)

皆さんは普段どのように過去問演習をしていますか?過去問演習は正しいやり方を身につけることで効率良く点数を上げられるようになります。

そこで、今回は過去問演習の効率良いやり方をご紹介します。過去問演習の正しいやり方をマスターすれば確実な点数アップに繋がります。特に直前期には焦りで何をやれば良いかわからなくなりがちですので、過去問演習で確実に点数を伸ばしていきましょう。

短時間で効率的に過去問演習はできる?

武田塾チャンネル詳細動画①はこちら

効率の良い勉強をしようとするとき、まず最初に短時間で終わらせられないかを考える方が多いのではないでしょうか。

受験勉強は時間との戦いでもあります。短時間で終わらせることができれば他の勉強に充てられる時間も増えるので、過去問演習もなるべく時間をかけずに終わらせたいところです。

入試の時間は決まっているので演習時間は減らない!

しかし、過去問演習は短時間で済ませることができません。実際の入試ではテストの時間は決まっています。そのため、本番と同じ条件で同じだけの時間をかけて過去問演習をしなくては意味がありません。

ですので、過去問演習をする際には短時間でやることは意識せず、本番と同じ条件でどれだけ問題が解けるかを意識しましょう。

また、過去問演習によって点数を上げるには、過去問演習をしている最中よりも解き終わった後の勉強の仕方が重要になります。過去問演習はあくまでも今の自分の実力を確かめるものですので、時間を気にせず全力で取り組みましょう。

効率の良い過去問演習法は?

詳細動画②はこちら

では、効率良く過去問演習をするにはどうしたら良いのでしょうか。

過去問演習は時間的な効率は上げられません。そのため、限られた時間の中で何をやるべきか”優先順位”を見極めて勉強することが大切です。

解けない部分に優先順位をつけよう

過去問演習の役割は自分に足りない部分や自分ができていない部分を見つけることです。過去問演習をしたら、まずは自分の解けていない問題を確認しましょう。

そうしたら、次に解けていない問題を「やったことのある問題で、とれる」「新たに対策すれば取れる」「どうしても解けない」の3つに分類しましょう。

「やったことのある問題で、とれる」問題なら今までの参考書の復習で簡単に対応できます。「新たに対策すれば取れる」問題なら、追加の参考書を勉強すれば解けるようになります。「どうしても解けない」問題は、最後に余裕があったら勉強すれば大丈夫です。

このように、自分が今やるべき問題を、優先順位の高いものから対応することで効率良く過去問演習をすることができます。このやり方なら自分に足りない部分を的確に補うことができるので、点数も確実にアップするでしょう。

特に直前期は焦りや不安で何からやればいいかわからなくなってしまいがちなので、過去問演習で自分のやるべきものを落ち着いて見極めてから勉強しましょう。

理系の過去問演習で重要なことは?

武田塾チャンネル詳細動画②はこちら

理系の過去問演習をするときも基本のやり方は変わりませんが、いくつかのポイントを押さえることでより効率よく勉強することができます。

対策しやすいところを分野ごとに潰そう!

理系の過去問演習をする際には、分野ごとにまとめて勉強することを意識すると良いかもしれません。文系は全体像を把握しながら勉強すると良いのに対して、理系の科目は分野ごとに内容がかなり違います。

例えば物理の中でも力学や電磁気学、熱力学があるように、それぞれの分野に対して別々の対策が必要になります。なので分野ごとにまとめて勉強することでより効率的に学習を進めることができるようになります。

また、優先順位を付ける時には「すぐに解けるようになるか」だけでなく出題頻度も考慮すると良いです。理系は特に毎年絶対に出題される分野というのが決まっている傾向にあります。

できるようになるまで時間がかかる分野でも、出題されるのが分かっていれば確実に点数にすることができるので優先的に対策をしておきたいところです。

いつまでに合格点を超えれば大丈夫?

過去問演習をしていると、誰しも合格点のことは気になるかと思います。受験直前になってもまだ合格点が超えられずに不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

最後に、いつまでに合格点を超えれば良いのか、合格点に対する考え方をご紹介します。

合格点はギリギリでも大丈夫!

本番直前まで合格点を超えられずに不安に感じている方も、まだまだ諦める必要はありません。入試はあくまでも本番までに合格点が取れる実力がついていれば大丈夫です。自分のピークを入試本番に持っていけることができれば問題ありません。

もちろん合格点を超えられた時期が早ければ早いに越したことはありません。しかし、重要なのは本番に間に合うかどうかという部分です。

今まで積み重ねてきた努力があれば本番までにはきっと合格点に達することができるはずなので、最後まで諦めずに頑張ってください。

まとめ

入試本番ではテストの時間が決まっています。ですので、過去問演習も本番と同じように時間をかけなければ意味がありません。

そのため過去問演習で時間的な効率を上げることはできませんが、過去問演習後の勉強を工夫することで効率よく点数を上げることができます

過去問演習後に大切なのは、出来なかった問題に優先順位を付けることです。復習すれば解ける問題、新しく勉強すれは解ける問題、どうしても解けない問題に分けることで、自分が今何から勉強すれば良いのかわかりやすくなります。

復習すれば解ける問題から優先的に勉強することで、着実に点数アップを狙うことができるでしょう。

また、理系の場合には毎年必ず出題される範囲を優先的に勉強することも大切です。少し勉強が大変でも、毎年出題されている範囲を勉強しておけば本番でも必ず点数に繋がります。

過去問演習をしていると合格点に届かなくて不安になることがあるかもしれませんが、合格点は本番までに届けば大丈夫です。もちろん早いに越したことはありませんが、もし合格点になかなか届かなくても最後まで諦めずに頑張りましょう。

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した過去問演習法をぜひ参考にして受験勉強を頑張ってください。

関連記事

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる