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直前期の勉強方法の悩みどころ「過去問と参考書、どっちを軸にするか?」

こんにちは!

御茶ノ水本校講師の鶴見です。

 

以前書いたこの記事(→こちら)とちょっと被るのですが、この時期、

「過去問と参考書、どちらを軸に勉強するべきか?」

について今回は記そうと思います。

これに関する自分の解答は、「段階による」というものです。

 

では具体的に説明していきます。

自分の考える段階は3つあります。

 

「第一段階」:過去問を解ける実力が十分に備わっていない状況

この場合は、過去問を解いたとしても、正答率が低いため、復習にも時間がかかり、また解答の中で理解できない部分も多くあると思います。そのため、赤本を軸に勉強をするのは、効率が悪いと思います。そのため、あとどのような知識があれば過去問の正答率があがるか、それだけの実力がつくか、を考え、そのための参考書を軸に勉強したほうがいいと思います。

そのほうが、入試での正答率があがると思います。

 

「第二段階」:参考書はOK。過去問ではボーダーレベル

これは受験校の過去問を解くために必要な参考書はしっかり復習されており、過去問もボーダー程度まで解ける段階です。この段階では、過去問を軸に勉強するのがいいと思います。自分の持っている分の過去問をひたすらに解き、1年分解くたびにその問題の復習や時間配分の研究を行っていきます。数多く解いていくことで次第に点数は安定していくと思います。

 

「第三段階」:過去問はすべて解き、復習も完璧

ここまでの段階に達していれば点数もかなり安定してくると思います。しかし、何年分も解いているのに、思うように点数が伸びなかったり、本番はやっぱり不安だ、という方も多いと思います。そのような方は参考書を軸に勉強することがおすすめです。

過去問と同じような問題を出されても解けるようにしておくことは確かに大事です。実際これは「第二段階」の時点で行っていると思います。しかし、最も大事なのは、今その問題が解けるか、ということよりも、「もし初見でその問題を解いたとしたら、今、解けるだけの知識、実力があるか?」ということです。実際に入試で出題される問題は初見問題なので、初見問題に対する対応力を高めておくことは非常に重要です。そのため、赤本をたくさん解いたのに伸び悩んでいる方は、「初見で」解けるためにどのような知識が必要かを考えてそれを得るために参考書を軸に勉強するのがいいと思います。

 

今回はこれで以上になります。

読んでくださりありがとうございました。

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