こんにちは。武田塾横須賀中央校の電車好きの関本宇春です。
今回は、地方に住んでいながら、首都圏の大学に受験するときに、知っておいたほうが良いことの一つに、首都圏の電車事情があります。
いざ、予約したホテルから受験会場に向かう際に首都圏特融の電車に疲れたり、困ったりしては、肝心の受験に影響が出てしまします。そうならないように、今回は、比較的都会の方にある(!?)武田塾横須賀中央校から、首都圏の電車事情について書いていきたいと思います。
首都圏の電車事情その①:一つの電車の長さが長い(約300m)
これは首都圏の電車の最も象徴的なことだと思います。
この記事を書いている私は、高校は福岡県で育ちました。近くには西鉄天神大牟田線や福岡市営地下鉄が走っていましたが、どの電車も長くて6両編成でした。そのため、別に何両目に乗ったほうが、乗り換えがしやすいなどと考えなくともよかったわけです。
しかし、首都圏では、基本10両以上あります。JR線の駅のアナウンスでは「短い10両編成」と言われるくらいです。首都圏では基本15両編成が普通ですから、乗り換えしやすい車両から遠い車両に乗ると最大で300m(約4分)も余分に歩かなくてはならなくなるのです。そうならないようにするためには、
乗り換えアプリなどで事前に調べ、どこが乗り換えやすい車両なのかを事前に把握しておく必要があります。
首都圏の電車事情その②:混雑率が半端なく高い(混雑率:約200%)
これも、首都圏の電車の特徴です。混雑率が以上に高いです。
首都圏特有の現象の一つに、電車のドアが閉まると同時に
「押しますよ!」
と駅員さんに言われて電車の中に押されることがあります。なぜこのようなことを言われるのかというと、
乗客が駅員さんに押されないと電車から溢れてしまうからです。
こんな現象は首都圏以外に考えられるでしょうか。
そもそも、
電車にお客を詰め込まなければならないようなことがある地域が日本で他にあるでしょうか。
この混雑の中で電車に乗ると、結構ストレスになります。
このストレスを軽減するためには、早めの電車に乗ることです。
7:30-8:30の間は大分混みますから、その時間帯ぐらいに目的地に着くことをお勧めします。
また、早稲田大学受験生が使うと思われる地下鉄東西線は
乗車率200%
と驚異の数字をたたき出しています。
私が早稲田大学を受験するときにもこの電車を使いましたが、あまりの混雑で途中下車を3回ほど繰り返したほどです。
そうすると、予定していた時刻よりも遅くつき、場合によっては余裕がない状態で、受験を迎えることになりますから、
しっかりと早めのすいている電車に乗るようにしましょう。
首都圏の電車事情その③:駅が大きすぎて迷子になる
続いて3つ目です。今度は駅の事情です。駅が大きすぎて迷子になる。これはよくあることです。
地方に住んでいると、駅のプラットフォームから階段やエスカレーター、エレベーターで移動すればそこは駅の改札、出口をすぐに見つけられます。
しかし、
首都圏は電車の種類が非常に多く、一つの駅にいくつもの電車が止まる
なんてことも珍しくありません。
したがって、
乗り換え専用通路、乗り換え専用階段
というものが存在します。これは、駅の出口に向かうための道ではなく、別の電車に乗り換える人用の通路があります。もし、この駅から外に出て、大学の受験会場に向かいたいと思って、この乗り換え専用の通路や階段を利用してしまうと、袋小路に陥って、迷子になる可能性は十分にあります。
そうならないためにも、
しっかりと上を見て、この道がどこにつながっているのかを十分に注意しながら移動しましょう。
首都圏の電車事情その④:どの電車に乗り換えたらよいか分かりにくい
そして、最後です。これは、一つには先ほど述べたように一つの駅に複数の電車が止まることが原因ですが、そのほかにも同じ電車でも複数の電車があることが原因です。
例えば、神奈川県立保健福祉大学に行きたい時に、京急線に乗れば良いことが分かったとしましょう。しかし、同じ京急線でも、普通電車とエアポート急行と、特急と快特の4種類あり、このうち(神奈川)県立(保健福祉)大学に停車するのは、普通電車のみです。間違えて、その他の京急線に乗ってしまったら、その駅を通過してしまいます。
千葉大学も総武線に乗れば良いと分かっていても、総武快速線に乗ってしまったら、千葉大学の最寄り駅である西千葉駅を通りすぎてしまいます。
こうならないためにも、
どの電車の普通なのか快速に乗れば受験大学の最寄り駅に着く
のかという細かいところをしっかりと把握しましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。首都圏の電車事情はとても複雑です。
しっかりと首都圏の電車事情を把握してから乗車しましょう。
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