目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治線宇治駅から徒歩10分の 武田塾宇治校 です!
今回のテーマは「英語長文で精読ができた人の次のステージ」です!
この数か月武田塾チャンネルでは英語長文に関する動画をたくさん上げてきました!
その中でもどの動画でもしつこく言ってきたことは長文1文1文にSVOCを振ることです!
これは多くの受験生が「関正夫のThe Rules英語長文1入試基礎」「関正夫のThe Rules英語長文2入試標準」で雑に長文を読み過ぎているからです!
そしてこれまでは、英語長文をコピーしてとにかくSVOCを振り、すべてどんな形か解説できるかを1文1文随時確認する作業を推奨してきました。
でもこのやり方は夏までのやり方です!今は秋ですね。
基礎がしっかりできた、この秋からの長文のやり方をお話ししていきます!
秋からの英語長文の勉強法
先ほど言ったように、夏までと秋で英語長文のやり方はガラッと変わります!
結論から言うと、秋からは英語長文にSVOCは振らなくていいです。
夏までの段階では丁寧にSVOCを振ることで、雑に読むことを防ぎ実力を養うことをメインとしていました!
仮に7,8月で1日1文毎日長文にSVOCを振り続けられていたなら、夏だけで60文も精読が行えるようになっているわけです!
ここまでできたらかなり精読に自信がついているはずです!
よって精読ができるようになった人は、次のステージに進む必要があるのです!
次のステージで重要なのは内容理解と速読です!
ここからはこの2つに分けて話していきます!
内容理解の重要性
まず重要なのは内容理解です!
内容理解は何かというと、長文を読んでこの文章は何を言いたいのか、メインのメッセージは何かなどの、いわゆる内容一致問題をマスターする勉強のことを指します!
夏までの皆さんは英文解釈に脳みその8割を持っていかれていたと思いますが、英文解釈ができるようになったら、逆に内容理解を8割に持ってくるようにしましょう!
これで脳内の長文の意識を完全に切り替えることができます!
ではこの切り替えはどうやったら行えるのでしょうか。
ここで「段落一言メモ作戦」を行ってください!
どんな作戦か説明していきます。
まずは1段落読むごとに10秒休憩しましょう。
この中で、1段落目の内容を振り返ってください!
これを各段落で「そうそう、こういう話だった」というように頭の中で整理できたら、それを文章の横にメモしていきましょう!
これを行うことで、読み進める中で次こういう話が来そうだとか、この文章での筆者の主張はこうだなどの予測をして読むことができます!
この予測ができるようになってくると長文は余裕といっても過言ではありません。
ですので、まずはこの内容理解の壁を何とか打ち破ることをまずしましょう!
ところでこちらの動画をご覧になったことはあるでしょうか?
これは英語長文の最強の読み方として紹介されたふむふむリーディングの解説動画となっています!
簡単にふむふむリーディングを説明すると、直訳しづらい文章を、つまり何が言いたいかという風に置き換える読み方のことを指します!
こちらも内容理解を極める方法となっているので、ぜひ動画をチェックしてください!
このように内容理解を正確に行うために、まずはSVOCが無意識にできる段階まで仕上げてください!
丁寧に解釈をやっていないのに無意識には行えないので、今の時期にまだ無意識に解釈が行えない人は、解釈の参考書や簡単な長文問題集でたくさん練習してください!
もちろんMARCH・国公立レベルとなると、難しい英文解釈も出てくるので、そこは補完として『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編』や『関正夫の英文解釈ポラリス1』に取り組みましょう!
ただし基本的な考え方としては「難しい英文以外は英文解釈を卒業する」という認識でいいです!
MARCH・国公立レベルになると、たまにカンマが2,3個付くような難しい英文も当然登場してくるので、その時は場面に応じて対策を考えていきましょう!
むしろ今やるべきなのは簡単な文章と難しい文章で強弱をつけて読むことです!
簡単な文章はサーっと読み飛ばして、難しい文章は丁寧に解釈する習慣を今のうちから身に着けて、コスパ良く読解をできるようにしましょう!
そのほかにもこれまで取り組んだ「The Rules」でルールの確認も行うようにしましょう!
The Rulesには長文で問題を読み、解く上での「Rule」が書かれていますが、今の時期にもう一度見直しておくことをお勧めします!
なぜなら「Rules1」はほとんどの人はSVOC振りで精いっぱいで、「Rule」を見る余裕がない人が多いからです!
夏まではこれでいいですが、秋からは違います!
内容に正確に踏み込んでいくこの秋にもう一度「Rule」を見直すことで、「こういう長文のパターンそういえばあったわー!」という風に長文を読むための視点を広げることができます!
手間はかかりますがこの内容理解をしっかり取り組むことで、その後の成長が大きく変わってきます!
速読の重要性
続いては速読です!
夏までは「時間制限は無視しろ」と言ってきましたが、これは「The Rules1,2」を基礎もついていないのに時間制限を設け、精読力がつかない人が多かったためです。
しかし秋からは違います!精読が完璧になったら次は時間を意識するようにしましょう!
速読のコツも強弱をつけて読むことです!
またその上で無意識に構文がわかるようにしましょう。
言ってしまえば日本語を読むときのような状態を、英語でも行えればいいのです!
そして速読を行うためのトレーニングはまずは音読です。
そしてほかにも300Wordsくらいの文章を10分、余裕がある人は5分以内で読んで、内容を説明する訓練もやることをお勧めします!
参考書としては『やっておきたい英語長文300』や『レベル別英語長文問題ソリューション』シリーズがお勧めで、これらを制限時間で読み上げて内容を明確に言えたら実力がついている証拠です!
英語長文はSVOC振りが重要
今まで英文解釈を丁寧にやってきた人こそが、この秋の時期に長文で点数を取れるようになり、ようやく楽しいタイミングに入っていきます!
もちろん今高2生の人は、しっかりと目の前の一文一文はSVOCを振って訳し、内容も考えて全部同時にやるべきですが、基礎をしっかりやってきた高3生は、もうこの時期は無意識で英文解釈ができるはずです!
つまり内容に集中できるはずなのです!
よってSVOCをすべて振らなくてもいいです!
まとめ!
今回は この時期の長文の向き合い方 についてお話してきました!
秋からは本当にわからないSVOCだけ振り、精読ができた人は内容理解と速読を意識して高めていきましょう!
そして強弱をつけて読み、長文読解の対策を効率よく進めていきましょう!
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