こんにちは!
JR宇治駅から徒歩5分、京阪宇治駅から徒歩10分、武田塾宇治校です!
もうすぐ夏がやってきます。それまでに塾・予備校探しを見つけたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・高校1・2年生で塾や予備校を探している。
・予備校に行っているけれど、成績が上がらない。
・浪人をしてどの予備校に通うか迷っている。
など、
いろいろな状況の方がいると思います。
今回は、「塾・予備校選びに気を付けること!」をテーマに、塾選びの前にすべきこと、予備校に通う上で知っておくべきことを紹介していきます。
この他にも武田塾の公式YouTubeチャンネルでさまざまなお話をしているのでぜひあわせてご覧ください!
https://www.youtube.com/c/takedajuku
塾・予備校で失敗しないためにすべきこと
今の勉強習慣を振り返る
塾や予備校に通うことを決める前に、今の自分の勉強についてまずは振り返ってみましょう。これを怠ると、塾や予備校とのミスマッチが起きる可能性が高くなってしまいます。
今自分が勉強しているのか、全くしていないのかは塾・予備校を決める上で重要なことです。普段から自宅学習ができている人であれば、予習復習の習慣はついていると思うので塾の勉強もできるかもしれませんが、そもそも勉強していない人が行ってもやることが増えるだけで、課題をこなせるかがわかりません。また、部活が忙しすぎる人が塾・予備校に通ったところで本当に成果が得られるのかも考えなければいけません。
塾に入ってしまってからでは、後戻りしにくくなるので、必ず通いはじめる前に現状の整理を行ってください。
客観的に自分の現状を整理したい人や、自分で考えてはみたものの答えが出ない人は武田塾の無料受験相談にいらしてください。今のあなたが勉強するために何が必要かを一緒に考えます!
自分に必要な環境を分析する
どこの塾や予備校に行ったとしても自分が勉強しなければ、志望校に合格できません。塾や予備校は自分が勉強するために必要な環境を整えてくれるものです。なので、自分が塾や予備校に何を求めるのかを分析することが必要です。
今の時代、参考書で受験に必要な情報は全てそろいます。
しかし、参考書を使って独学する場合以下のような問題に直面します。
・参考書を自主的に進められるのか
・わからないことを調べて自分で解決できるのか
これらを解決するときに塾や予備校を利用します。
・何が原因で勉強ができないのか
・どこの塾や予備校に行ったらその問題が解決するのか
をしっかり考えて塾や予備校を選びましょう!
今の塾のままでいい?
このブログを読んでいる人の中には、個人塾から大手予備校に変えようか迷っている人もいると思います。
大手は情報もそろっているし、通っている人も多いから安心感がありますよね。しかし、実際はどの塾に行ったとしても、上手くいく人より上手くいかない人の方が多いです。
塾を決める際の大きな決め手は、今の塾に不安や不満があるのかどうかだと思います。
もし、英語はいいけど数学はあんまりという状況ならば、数学だけ他の塾に通うのもありだと思います。
どこの塾に行っても合格のために必要なことは同じです。
成績が伸びない原因が、塾にあるのか、自分にあるのか、塾を変える前に考えてみましょう。
塾を変える場合もすぐに変えてしまうのではなく、体験に行って本当にそこが自分に合っているのかを確認しましょう。
気をつけて通おう!予備校の落とし穴10選
ここからは特に、浪人をして予備校に通おうと思っている人に気をつけてほしいことを10個紹介します。
浪人生の人はもちろんですが、そうでない人にも当てはまることがあるので是非チェックしてください。
①授業を教わっても成績は伸びない
「わかる・やってみる・できる」
学習にはこの3段階があります。
予備校に行って授業を受けることは「わかる」という最初の段階のみを補います。
これでは全部の問題が解けるようにはなりません。
「わかる」だけでは不十分なので、自分で問題を繰り返しやってみて、できるようにしていく必要があります。
予備校の授業を受けて、その場にいれば「予備校に通った」ということはできます。しかし、予備校に通ったら自動的に成績が伸びるとはいえないので注意が必要です。
大事なのは自学自習です!
②全て同時並行で進む
予備校のカリキュラムでは、英文法、長文さらには英作文やリスニング、共通テスト対策など、いろんな授業が同時並行で少しずつ進んでいきます。
この進め方だと、習っていない範囲の文法が長文に出てくる度に調べないといけないので、効率が悪い学習になってしまいます。
英語の成績を伸ばすためには、勉強する順番がとても重要です。
武田塾では
単語→文法→解釈→長文
という風に順番に進めていくことをおすすめしています。
この順番で進めると、効率よく英語の成績を上げることができます。
ほとんどの場合、この効率的な順番では進められません。
非効率な部分があることを知った上で予備校に通いましょう。
③コースによって限界が決まっている
予備校では志望校ごとにコースが分かれている場合が多いです。
例えば、「早慶コース」という早稲田や慶応を目指すコースがあります。
しかし、早慶を目指す人であれば、春の時点でどんな成績であっても、そのコースに入って大丈夫かというとそうではありません。
予備校の「早慶コース」の場合、春から授業でMARCH・早慶レベルの長文を扱います。
そのレベルについていけるのであれば予備校に通っても大丈夫です。
しかし、ついていけない人は早慶コースには合わないので、下のコースに入らないといけません。また、コースによって扱う内容が全然違うので、後から難関大学のコースにジャンプアップするのは難しいです。
一般的な早慶コースでは、春に偏差値60の人が70まで上げるようにカリキュラムが組まれています。春に偏差値が40の人は、予備校のカリキュラムでは早慶を目指せません。
予備校のコースと志望校の差の分は、参考書で自学自習をして足りない偏差値分を埋める必要があります。
④授業のペースが遅い
例えば、英文法だと半年かけてやっと全範囲を網羅します。
4月の1周目に時制その次に受動態と順番に習っていって、1番最後の範囲を習い終わるときには夏や秋になってしまっています。
文法を習うのに、本当にそんなに時間がかかるのか?
いいえ、そんなことはありません。
武田塾でおすすめしている英文法の参考書
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』に本気で取り組めば、2週間で終わらせることができます。この参考書の紹介を武田塾チャンネルでも紹介しているのでご覧ください!
最初にやるべき英語の参考書『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』について語り尽くす!
『Next Stage 英文法・語法問題』も3週間~1か月で終わらせることができます。
予備校では、授業で一つひとつ丁寧に解説しているため、必要以上に時間がかかってしまいます。予備校の進捗ペースは遅いということをわかった上で通いましょう。
⑤自習時間が限られる
予備校に通うと朝8時ごろから夕方まで授業で拘束されてしまいます。
夕方17時から自習をスタートするとしたら、寝る時間の22時ぐらいまで約5時間しか予自習時間が取れません。
浪人生は1日中勉強できるというイメージがあるかもしれませんが、予備校に通うと、自習時間は結構短くなってしまいます。また、その短い時間の中で授業の予習復習もする必要があります。
授業を受けている時間はあくまでも準備段階で、「成績が伸びる」のは復習や自学自習をしている時間です。準備に時間を費やして、成績を上げるための自学自習の時間を減らすと本末転倒になるので注意が必要です。
⑥授業を受ければ偏差値は下がる
偏差値は周りのみんなと比べてどれだけ差をつけたかを表すものです。
数学の授業で、3問の問題を扱う場合、
予習で3問とも解けた人と1問も解けなかった人には大きな差があるように感じます。
しかし、授業を受けたら全員がその問題を解けるようになり、差がなくなります。
授業を受けて偏差値が下がる原因は、授業がわかっていない人がわかる人に近づくように構成されているからです。
⑦予備校の集団授業で自分にピッタリの授業は不可能
予備校だと同じコースにいたとしても志望校や偏差値にはばらつきがあります。
人によって、得意教科・苦手教科・得意な範囲・苦手な範囲すべてがバラバラです。
なので、自分にピッタリ合った集団授業はなかなかありません。
また、集団授業はできる人に合わせるケースが多いので、トップ層は気持ちよく授業を進められても、それ以外の人はずれることが多くあります。
その結果、勉強効率が悪くなり、同じ授業を受けているトップ層との差も開いていくばかりなので注意しましょう!
⑧予備校で習うことは高校の2周目
予備校に通う前に、同じことをもう一度聞いて習う必要があるのかを要検討しましょう。
基本的に高校の3年間で教科書に書いてあることは高校の先生が教えてくれています。
未習範囲を授業でやるのならまだしも、2週目の授業は本当に意味がありません。
3割ぐらい知らないことがあるかもしれませんが、7割ぐらいは知っている内容です。
それなら参考書を使った方が速く進められます。
⑨不合格の原因は予備校に行っても解決されない
毎年、浪人することになった受験生に何で今年不合格になったのかを聞くと、ほとんどの人が「英単語をしっかり覚えられていなかった」「数学の問題集が中途半端だった」などと答えます。
他にも、
・参考書の完成度が低い
・演習量の不足
・演習開始時期が遅い
・自学自習の時間が確保できていなかった
など、
いろいろな原因があると思いますが、ほとんどは自己管理が必要な部分なので、予備校に通えば解決されるものではありません。
暗記不足・基礎不足は予備校ですごい先生の授業を受けたら解決する話ではありません。
⑩テキストの解説が薄い
予備校で使うテキストは、授業の板書や説明を写してはじめて完成するように作られています。なので、テキストだけで勉強しようとすると解説が物足りない場合があります。
一方で参考書は授業を受けずとも解答解説がそろっているので勉強の効率UPに繋がります。
今回のまとめ
塾・予備校選びの際に気をつけるべきことについてお話してきました。
長くなりましたが、
ポイントは、
・塾・予備校に通ったとしても、結局勉強するのは自分自身
・通うことで満足しない
・予備校に通う際は、参考書の自学自習でカバー
・予備校で不要な授業は取らない
以上の4点です。
塾や予備校は上手に使えば、受験生の味方になりますが、思いもよらぬ落とし穴がある場合もあります。それらを知った上で、活用しましょう!
お問い合わせはこちらから!
武田塾宇治校では無料受験相談(平日17:00-21:00)を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「毎日授業を受けていても伸びていない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
皆さんの将来について一緒にお話できることを、心から楽しみにしています。
校舎長 瀬戸
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階