こんにちは！
武田塾宇治校の中川です！
今回は近畿大学の数学の傾向と対策をご紹介します。
前回英語の傾向と対策も紹介しているので良ければ参考にしてください！
【近畿大学・数学】近畿大学入試・数学の傾向と対策
概要
簡単に試験の概要を紹介します。
まず試験時間は理系・文系問わず60分です。
解答形式は医学部を除き全問マーク式になっています。
問題構成（文系）
3問構成でⅠA・ⅡBから出題されます。
数学Bは「数列」、「ベクトル」から出題されます。
数列やベクトル、微分積分など広い分野で出題されます。
頻出の分野は微分積分、三角比、ベクトルを含む図形に関する問題です。
問題構成（理系）
文系と同じく3問構成となっています。
大問Ⅰは小問集合または1つの大問で設問がつながるように出題されます。
漸化式や図形の性質が頻出となっていますが、出題される内容は様々です。
この大問Ⅰは難易度は比較的容易なのでここで得点できると有利です。
大問Ⅱ・Ⅲは標準から少し難しいレベルで、
出題内容は三角関数、ベクトル、微分積分など様々な内容が出題されます。
標準レベルの問題からは離れないようになっている範囲からの出題です。
理工学部（生命科学科を除く）は、ⅠA・ⅡB・Ⅲから出題され、
数学Bは「数列」、「ベクトル」からとなります。
理工学部以外、理工学部生命科学科はⅠA・ⅡBからの出題、
数学Bは「数列」、「ベクトル」からの出題となります。
問題の対策（文系）
試験時間が60分と短いので時間配分が非常に重要です。
試験時間に対して計算量が多くなる傾向にあるので、
日々の計算演習の積み重ねが大切です！
素早く計算するためには公式の使い方はもちろん基礎の部分の定着ができているかがポイントになります。
図形が絡む問題が多いので図を丁寧に書けるかも重要なポイントです。
大問が進むごとに段階的に難易度が上がっていくので、
いかに大問Ⅰを落とさないかがカギになります！
問題の対策（理系）
幅広い分野から出題されるのは文系数学と変わりません。
どの分野においても基礎の部分が大切で、
基礎を正しく理解し、計算の方法、公式の使い方などを身につけておきましょう！
前の小問を利用して後の問題を解いていく形式もあるため、
基礎の部分ができていないと、問題に手が付けられないといったことも起きかねません。
なのでまずは基礎を固めましょう！！
文系数学と同じく時間配分にも気を配りましょう！
解ける問題を正確に解き、時間に余裕ができたら難しい問題に取り組むなど工夫が必要です！！
おすすめの参考書
近畿大学の数学の対策をする上でおすすめの参考書を紹介します！
基礎問題精講
良問が厳選して収録されている参考書です。
問題数が150問程度と少なく、短期間で仕上げることができる参考書です。
問題の演習量としては少なくなりますが、
基礎を完璧にしたいなど、大問Ⅰの対策にはもってこいの参考書です！
初めから始める数学
数学が苦手な人はまずこの参考書から始めましょう！！
基礎問題精講の問題が難しいと感じたらこの参考書からやってみてください！
基礎問題精講は解説が少なめですが、
初めから始める数学は解説が豊富です。
わかりにくいところはこの参考書を使うことで解決できるはずです。
また得意な人も基礎固めや抜けている点のチェックにも使うことができる参考書です！
まとめ
近畿大学の数学は時間配分が非常に重要です。
時間配分が苦手、模試や定期テストでいつも時間が足りないという人は、
この点にフォーカスして常に時間の意識をして勉強しましょう！
どんな問題を解くにも時間設定をして、
なぜ間に合わなかったのかなどの理由を明確にしていくことで合格に近づくはずです。
また基礎の部分を固めておくこともポイントです。
紹介して参考書を使って基礎固めをしておきましょう！
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