みなさんこんにちは、武田塾鶴見校講師の高山です。
今回は主に国公立文系を考えられている方に向けて、中の人の経験を軸に書いていきたいと思います。
受験校の関係上部分的に、必要な科目数が多いこと・記述形式であることを前提とするような箇所があるかと思いますが、ご理解下さい。
あくまで個人の体験の域を出るものではありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
東京大学、高山先生
私は小中高を地元鶴見の小さな私学で過ごし、現在は東京大学教養学部(前期課程)文科3類に在籍しています。
(武田塾のブログですので)今回は武田塾との接点になりそうな話をさせていただきます。
私自身は、受験期には予備校に週1程度で通い、主に学校を頼った勉強の仕方をしていました。
しかしその後講師になるに当たり武田塾の方針・手法を聞いたところ、自分がやっていた勉強と共感するところが多くありました。
それは大別して主に、
「①インプットは学校の授業で十分」(覚える内容は決まっている)
「②問題を解くことに集中する」
「③模倣から始める」
「④反復して定着を図る」
ということです。
①インプットは予備校の授業でなくてよい
講義形式の授業は、自力で予復習がしっかり出来る人にしか効果がないと思っています。
私の高3に上がる直前の春の思い出話をします。
やや遅ればせながら塾選びに迫られていた私は、体験を兼ねて某大手予備校2校の春期講習に行っていました。
教科は最も出来が悪かった数学、第一志望を前提とし東大文系数学を受講しました。
しかし当時の私の数学は、同年のセンター同日で30点代。
テキストの予習をしようにも全く歯が立たない、授業を受けても説明の意味が分からない、予習をしておらず問題を把握していないので余計についていけない。
この時の私のように、ただ授業の場にいて話を聞き流すだけならば、わざわざ塾に行く必要はないのではないかと思います。
また、手元のワークを解いているうちに、「自分が解けない理由」は理屈を理解していないからというより、一度やった内容を覚えていないからだと感じました。
先述の2校のうち片方の「現在のレベルに合った」コースの体験授業にもいきましたが、今度は、問題集の解説を見れば理解できそうな内容をわざわざ授業として時間をとって通うことになるのではないか・それに意味はあるのかという思いに駆られました。
この講習を受けに行った2校の場合、現在のレベルに合った(内容が理解できる方)のコースに入り、そのコースは基本的に1年間変えられませんでした。
しかし私は、1年しないうちに東大2次試験レベルの問題が(少なくとも他の科目の足を引っ張らない程度には)解けるようにならなくてはいけなかったのです。
今の学力に合ったところから始め、最後には東大二次の演習ができるようにしたい。
その為私はこの2校とは別の予備校で、教科書の問題から東大を始めとした国立の2次まで段階ごと多彩なレベルが設定された小テストを解き先生がその場で採点してくれる形式のものを最終的に選びました。
基本的には自学で勉強を進めていき、定着度をはかるために小テストのみを活用していました。
2次試験の記述問題の訓練にもなっていました。
疑問点は採点の場で先生に質問出来たほか、日常的には学校の先生方がいつでも応じてくださいました。
②問題を解くことに集中する
数学に限らず、私は「受験勉強」とは何をしたらいいのか・何を解いたらいいのか分からず、そこから学校の先生方に聞いて回って教えて頂いていました。
学年団のある先生がご本人の教科に限らず全教科について横断的に戦略を考えてくださったり、最終的に受験で必要な全教科の先生方が一対一で指導をして下さいました。
また、塾の担任の先生が過去在籍していた合格者のデータから模試での目標を出して下さるなどしていました。
このようなことによって、
「何を解くべきか」
「どれくらいのペースが必要か」
「現状は理想とどの程度離れているのか」
などといったことをそこまで自力で考えなくても済み、「問題を解く」ことだけに思考力のリソースを割けたのです。
①②ともに私は学校にがっつり頼っていますが、必ずしも全ての学校が私の母校のようなタイプではないだろうとも思います。
その点武田塾の方針はこうした自分の経験と合致するところが多く、周囲が全面的に頼れるような環境でない&自己管理に自信がない武田塾をお勧めしたい気持ちがあります。
(私が受験生の時に鶴見に武田塾があればおそらく通っていました(笑))
③模倣から始める
少しずつ段階を踏んでレベルを上げていって…であっても、2次試験の過去問は始めからすらすら解ける訳ではありません。
解ける人もいるかも知れませんが、そういう方は少数派と思います。
解けない(解答が作れない)パターンは大きく分けて2つ、
①問題を解くためのとっかかりが見つからない
か②答案の書き方が分からない(なんと表現していいか分からない)
だと思っています。
よい模範解答を書き写すことはよい訓練になります。
いくつも解答を真似して書き写すことで、徐々に解答の「呼吸」とでもいうような、解答として適切な文章のニュアンスが体得出来るように私は思いました。
前者の段階からでも、というのは、まず単純にショートカットになるからです。
最終的に記述答案を仕上げなければいけないのですから、その雰囲気に慣れておくことはは時間短縮になります。
また、模範解答は(特に数学において)考え方の流れが明快に表されているので、その問題に対してどのような方向から・どのような順序でアプローチすればよいのか、といったことを書いて覚えることができます。
ですので、理屈がわからない段階からでもよい解答の模倣には意味があると思います。
私が特に解答の模倣を行ったのは地理でした。
秋の東大実践模試で60点中9点という悲惨な結果を叩き出した科目です。
他科目に押され後回し後回しになった末結局2次の過去問に取り組み始めたのはセンター後でした。
時間もなく、前者の段階からのスタートでしたが、後に試験結果が返ってきてみれば、60点中39点と、模試の点数を思えば大健闘でした。
④反復して定着を図る
講師になるにあたり武田塾の方針・方式を書いた書籍を読みましたが、そこに書かれていた英単語の暗記法は、自分が中高生時代学校の単語テストの勉強として行っていたこととほぼ同じでした。
大量の単語も、5個や10個など少ない数で区切って覚え、何度も前の区切りから通して確認し、完全に覚えるまで繰り返す。
あまり意識はしていなかったのですが、読んでみて自分のやっていたことが見事に言語化されていたので(少し大げさと思われるかもしれませんが)感動しました。
私が無意識にできた要因の一つに、母校が宿題や小テストがこまめにたくさんあったことがあると思っています。
この方式も全ての学校や塾が採っているものではないと思います。
ですので、このようなタイプの環境にない・その上でうまくいっていない気がする、という方には武田塾のやり方をお勧めできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は武田塾出身でない私が、自分の勉強法において武田塾のやり方に共感したところを取り上げてみました。
武田塾の勉強法は王道かつ抜け目がないものだと思います。
もちろんこの勉強法必ずしも武田塾に入らなくとも実践は可能だとは思うので、どなたにも参考になれば嬉しいです。
お読み下さりありがとうございました!
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