こんにちは、武田塾豊川校です!
いよいよ2022年の共通テスト目前に迫ってきましたね。
ところで、皆さんはもう志望校をしっかりと決めることが
できていますか?もしかしたら、「将来の夢もまだないし、進路決定もあやふや。」
「大学選びは絶対後悔したくないけど、どうやって大学を決めたらいいんだろう…」
なんて思っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、志望校選びで後悔しないために気を付けなければいけない
ポイントについて紹介していきたいと思います!
1 後悔しない大学選びの重要性
まずは伝わりにくいかもしれませんが、大学選びがどれほど重要か理解してほしいと思います。
実感がわかないかもしれませんが、しっかりと自分の未来を想像してみてください。
長い期間通うことになる
まず何と言っても多くの大学は4年間通うことになります。
中学・高校よりもさらに一年多く、学校に在籍することになるわけです。
そして大学は本当に自由です。
極端な話、一回も授業に出ずに単位が取れるものも多くあるため
目的意識を持っていないと何も得ることができません。
この4年間で人は大きく変わります。
大学での勉強・友人関係・その他の環境、これらが
自分に合わないと本当に苦痛になると思います。
まず4年間という長い期間をそこで過ごすことになることを理解してください。
卒業後、自分のプロフィールになる
大学名は自分のプロフィールになります。
「東大卒のYoutuber」「慶應卒のイケメン俳優」
こんな言葉を聞くことが多いので分かるかと思いますが、
大学名というのは卒業してからもついてまわります。
基本的に現役、一浪という細かいことは気にされず、大学名だけが重要になります。
大学名は卒業して終わりではなく、一生ついてまわることを頭に入れておきましょう。
2 大学選び失敗例をパターン別に解説
偏差値だけで大学を選んだ
偏差値だけで志望校を決め、入ってから後悔するタイプが1番多いでしょう。
ただ、このパターンは高校生には防ぎがたいと思っています。
というのは高校生の時点で自分のやりたいことが見えている学生は
なかなかいないので、結果的に将来の選択肢が狭まりにくいと
言われる大学に進学するわけです。
よっぼど校風が合わない、授業についていけないなどの理由があれば別ですが、
ある程度偏差値という指標は気にするべきかと思います。
得意科目だけで学部を選んだ
得意科目で学部を安易に決めてしまうのも注意しましょう。
特に数学が得意で理学部を狙う方は大学で挫折する可能性大です。
「自分が得意=やりたいこと」であるならば問題ないのですが、
大半の学生はそこの区別が出来ていません。
そして興味がなくなり、単位数ギリギリで大学を卒業するというオチです。
志望学部が何を学ぶかよく知らなかった
得意科目で学部を決めるに少し似ていますが、
志望学部の勉強内容は事前に把握しておきましょう。
ありがちな選択ミスが英文科などの語学系を目指す方です。
「英文科=英語」がペラペラのイメージを持っている
かもしれませんが、それは大抵の場合外れます。
英文科では文章の読解をメインにしている大学が非常に多いです。
まり、読解力は上がるけど、英会話の機会はなく、
高校の授業みたいでつまらないという人が多発します。
改めて、志望学部の勉強内容・研究内容だけは確認しておきましょう。
就職という視点で大学を選ばなかった
待遇の良さや会社の知名度などで、やはりそれなりに
有名な企業を受けたくなる人も多いです。
有名企業はいわゆる「学歴フィルター」を多少なりとも持っています。
毎年殺到してくる就活生をふるい落とすためです。
それに同じくらいの能力の人が来たとき、
やはり有名大出身者を採用したくなってしまうものです。
自分の将来の選択肢を広げるためにも、
少しでもレベルの高い大学に進学するという考えも大切ですね。
3 後悔しないために大学選びは何を基準に選ぶ?
「じゃあ一体何を基準に大学を選べばいいんだ!」ってなりますよね?
これに関しては人によって異なるので一概には言えないのですが、
バランスが非常に重要だと考えています。
以下に基準となる4項目を挙げたので、
これらを参考にして自分の理想とする大学を選んでみてください。
1. 学部・学科
まずは学部・学科です。
勉強している内容についてはとことん調べ上げましょう。
学部が一緒でも学科に分かれるとだいぶ違うことをやっている大学もあるので要注意。
2. 費用
費用は、家庭状況と鑑みて判断しましょう。
お金がないから国公立というのは安易すぎます。
私立では費用面の考慮があり、奨学金が多いのも特徴です。
私立は無理と諦めるのではなく、奨学金について
この機会に少し調べてみてはいかがでしょうか。
3. 入試形式・偏差値
そして、入試形式と偏差値です。
「国語・英語が得意だから2科目受験で!」となるのは
大いに結構ですがライバルも同じ思考だということを頭に入れておきましょう。
あえてそこに世界史を足して3教科受験にすることで同じ学部でも
難易度がグッと下がることがよくあります。
特に留学経験のない方にとって英語を含んだ2科目受験は
帰国子女に対して大きなハンデを背負うことになるので、
今一度受験科目の再考をおすすめします。
就職実績・研究実績
そして何と言っても就職実績・研究実績
この2つは特に重視してください。
就職実績は各大学のHPにアクセスすれば確認できるかと思います。
研究実績に関しては学部生の卒業論文は公表してない可能性があるので、
学部に所属する教授の論文を参考にしてみてはいかがでしょうか。
4 最後に
失敗せず後悔のない大学選びを皆さんにはしてほしいです。
大学選びを間違えた後悔はきっと一生引きずることになります。
そうならないためにもしっかりと自分の将来を見据えてください。
周りに流されることなく、自分で考えているあなたならきっと大丈夫だと思うので
時間はかかると思いますが、納得いくまで志望校選びを続けてください!
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