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高3の4月から1年で早慶?自称進学校に名を残せ!Vol.2

こんにちは。武田塾取手校のオグラです。

前回の記事

( https://www.takeda.tv/toride/blog/post-134281/ )

の続き!

野心だけは誰にも負けなかった私がようやく現実を知るところからスタートです。

 

「受験」に無知な自分を知る

たくさん調べごとをするうちに

自分がどれだけ受験というものに対して無知だったのか思い知りました。

センター利用入試だの、傾斜配点だの、

たしか「英文解釈」という言葉を知ったのもこの時だったはず…

 

前回述べた通り、

諸事情で私立専願にできなかった私は

ひとまずセンターレベルを確実にすべきだと判断しました。

 

5教科7科目で85%は取りたかったし、

受験料を減らすべく

MARCHはセンター利用で押さえたい

と思っていたので

国語英語日本史の3科目は絶対に90%以上取ること

が大前提でした。

当時は60%行くか行かないかくらいだったかな…

 

英語は①語彙②文法③解釈④読解

の4つをバランスよく鍛えなければならなくて

自分はそのどれも出来ていないのだと自覚することから始まり

高2の3月下旬、システム英単語を始めました。

 

「3年生になる前に単語と文法をどうにかしよう」

という意気込みで、英語はとりあえず

単語帳はここまで、文法書はここまでを完璧にする

と定めた範囲をひたすら周回、周回、周回…

 

春休みを英語に捧げる生活が始まりました。

(ちなみにシス単と、富田の入試英文法、

全解説頻出英文法・語法1000、

それから少しだけですが

英文読解入門基本はここだ!等をやっていました)

この頃は周りの人たちの意識も受験には向いていなかったので

そんな中で勉強をしている自分は

めちゃくちゃ偉い!!

と言い聞かせて自己肯定感(超大事)に浸り…

 

みんなが遊びまくっているのを見たくなかったし、単純に時間の無駄だなと思って

twitterもinstagramもゲームアプリも全部消して誘惑をシャットアウト。

 

5月、3年になって最初の全統マーク模試。

今までにない緊張感で受験し、結果、英語は162までUP

センター同日が6割程度だったことを鑑みると、急成長でした。

偏差値も判定も格段に良くなりました。

 

そうすると何が起こるか

おそらく皆さんお判りでしょう。

 

そう、現状把握がまだまだ甘かった私は、早くもここで

「結構ちょろくない?」

と油断してしまったんですね~

今思えば8割もいかずに調子に乗るなと言いたいところ

当時の私は初期装備しかないレベル1プレイヤーだったので

スライムを倒せただけで大喜びしてしまったのです…

 

ただいくらアホの私でも心のどこかにある危機感

どうしても拭えないままでした。

 

とにかく安心感が欲しくて

受験専用の知恵袋のようなアプリで、

現役の早大生にこんな質問をしました。

(そんな質問する暇があるなら勉強しろ)

「早慶に憧れているのですが、

経済的な事情で私立専願にできません。

準難関国立と併願しようと思っているのですが

望みはあると思いますか?」

 

返ってきた答えは

「厳しいです。せめて旧帝と併願でないと…

本当に早慶に行きたいのなら

親御さんを説得することをお勧めします」

 

 

ですよね~~~~!!

 

そらそうだ。普通だったらそうする。

 

でも私は

お金のことはどうにもならないけど早慶にはいきたい

という強欲の権化だったので

やっぱり諦められませんでした。

 

成功のイメージ(根拠なし)に救われる日々

何と言われても我を貫くスタイル。

今思えば当時の環境が私をそうさせていました。

 

①受験の厳しさを知らないが故の根拠のない自信

②無理だと言った先生たちを全員見返して

なんなら学校に名を刻んでやりたいという野心

③お金のこともあり、滑り止めを受験できない背水の陣

④だけど根底にある拭いきれない不安と危機感

 

全部がうまく作用してくれたように思います。

 

そしてなによりモチベーションを高めてくれていたものが一つ。

 

うちの高校では、大学名が書かれたプレートが掲示してあって

合格すると、

学部学科名とともに自分の名前が飾られる

というのが慣習でした。

 

毎日のように通り過ぎる渡り廊下。

顔を上げると先輩たちの名前がずらり。

しかしそこには「早稲田」「慶應」の札はありませんでした。

 

渡り廊下を歩く度、私は

あの場所に自分の名前を載せるんだ

と、気を引き締める日々。

 

かなり短絡的でしたが

受験という漠然とした目標の中で

一番具体的にイメージできたのが

その光景だったんです。

 

気が緩むとその都度

同じ光景を思い浮かべては

一人でニヤニヤしつつ、自戒する

というキモイ受験生だったわけです。

 

いまいちモチベが保てない…

というのはみなさん抱えている悩みかと思いますが

 

具体的なイメージを持つ

というのは有効な手段だと思っています。

 

想像するのは何でもよくて

例えば掲示板で自分の番号を見つける瞬間とか

お世話になった人に興奮交じりで電話をかける様子とか

あるいは

無謀だと言われた大学に受かって

先生たちを黙らせる瞬間とか(笑)

 

少しでも気持ちが

(いい意味で)ざわつくような

瞬間を具体的なイメージとして持っておくと

気が緩んだときに自分を救う手立てになるような

そんな気がします。

 

…成功の根拠?

そんなものは必要ない!

 

自分に厳しい批判的な状況把握はもちろん大切です。

でもそれとこれとは全く別!

受験は長期戦です。

自己否定に囚われたら、失敗のイメージに支配されて

勉強に悪影響しかありません。

 

実力を過信しない一方で

自分のことは正当に評価してあげてください。

そしてときには尊大なくらいが

案外ちょうどよかったりするものです(笑)

 

夏前は気が緩みがちですが

そんな今こそがチャンスです。

思いっきり助走つけちゃいましょう!

 

 

 

なんだか話がとっ散らかってしまった気もするけれど、まあそんな日もある。

 

次週は英語と親友になった話と

強敵・日本史を倒すべく奮闘する話ができたらいいな(予定は未定)

 

 

 

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