今回は、
「志望校ワンランク下の判断基準」
について紹介していきます。
８月末までに志望校のワンランク下に合格できるようにしようという武田塾の共通目標があります。
しかしワンランク下とはどこ？という疑問もあると思うので、今回はこれについて説明していきます。
ワンランク下の考え方・決め方
一般的な例として、早慶→GMARCH→日東駒専という風なランク付けがあります。
しかし国公立のランク付けは難しく、さらに同じ学校でも学部ごとによって偏差値が違ってくることもあります。
なのでここからは自分の志望校のワンランク下を見つけるための目安を説明していきます。
①夏までに自分の志望校から偏差値－５の大学に受かるようにしておく
まずは夏までに自分の志望校から偏差値－５の大学に合格するという目標を立てましょう。
例）早慶志望であればGMARCHを目標にする。
国公立大学に関しては２次試験の癖が強い大学が結構あるので、そういうところはレベルの判断基準として難しいと思います。
なので、例外な問題を出してくる大学は少し除いた大学の過去問を解くようにしましょう。
②共通テストレベル（日大レベル）まで完成させる
共通テストで高得点をゴールにした場合、そのワンランク下は共通テストで６～７割を取ることです。
国公立で大事なのは共通テスト全教科を踏まえると科目数が多いので、
夏の間に一通り網羅できている科目が何科目作れるかが大事な指標になります。
どれかの教科が欠けている状況だと、秋以降のインプットの負担が増えてしまいます。（特に理社）
秋以降の負担を減らすという点では、文系は英語、理系は数学を夏までに必ず完成させましょう。
そこがある程度完成していると、その科目は９月以降過去問演習だけでいいので他の教科に時間を割くことができます。
過去問の選び方
一番分かりやすいのが、自分が併願校で考えている大学の過去問を解くことです。
しかし併願校が決まっておらず、実力試しをしたいという人は学習院大学の過去問を解くのがオススメです。
どういう組み合わせで私立大学を受けていこう？となった時に、
恐らくその過去問をベースに合格の可能性を考えながら併願する大学を組んでいくと思います。
それを早い時期に解いておくというのは、ワンランク下に到達したのかどうかの実力確認と傾向分析ができるので、
是非ワンランク下の過去問を解いてみましょう。
できれば志望校が第２志望・第３志望と決まっている方が、より有効的に活用できると思います。
今回のまとめ
今回のポイントは、
①夏までに自分の志望校の偏差値－５の大学に受かるようにしよう。
②併願校が決まっていない人は、学習院大学の過去問を解こう。
③この記事を参考に８月末の目標を設定しよう。
の三点です。
夏休みからワンランク下の過去問を解いて、志望校合格に近づきましょう！！
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②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
上の図の黒い矢印は一般的な予備校が設けている通年のコースです。
スタートラインをみると
早慶コースは春の段階で偏差値60
となっています。
現状の偏差値が60より低い場合は
最初から授業について行けない
ことがほとんどです。
偏差値が志望校のコースのスタート地点より低い場合、みんなと同じペースで勉強しても逆転合格は出来ません。
ですので
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