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【明治学院大学国際学部】静岡校講師による過去問分析

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武田塾静岡校です。

受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いてみましたか?
 
まだ、実力が追い付いていないので、解かずにいる人もいらっしゃるのかもしれません。
 
ただ、現在の自分の実力と実際の過去問のレベルの差を掴んでおくことは必要です。
 
実際に解いてみて、残りの受験勉強の期間に、どの分野のどの部分をどのように対策していけばいいのか、
 
過去問を解いてみることにより見えてくる部分がありますので、
 
是非最低1年分は解いてみることをオススメします。
 
 
さて、武田塾静岡校では、過去問対策を重点的に行っています。
 
生徒さんの志望校の過去問を講師が実際に解く等して分析し、
 
どの分野が頻出分野なのかといったことや、武田塾ルートのどの参考書が特に重要か等、
 
より効果的に生徒さんを指導できるよう準備してもらっています。
 
そこで今回は、明治学院大学の過去問について分析してもらいましたので、
 
その分析結果と対策について記していきたいと思います。
過去問分析2020明治学院国際
 

【2020年明治学院大学国際学部】静岡校講師による過去問分析

1 総括

長文問題と会話文問題、要約問題と英作文の大問4つで構成されています。長文問題及び会話文問題は、選択式の問題となっています。
 
大問4つで70分と時間的余裕がなく、各大問の時間配分が鍵となります。
 
問題数は多くありませんが、要約問題や英作文などの記述式問題もあるため、時間配分が難しく、これら記述式問題の対策も欠かせません。
 
全体的に単語レベルは大学入試レベルであまり難しくはないですが、基本的な単語力や速読力を十分に身につけること、
 
加えて記述式問題の対策に特化することが、攻略法の一つであるといえます。
 
 

2 設問別

大問1の長文問題は、設問数が5つで、パラグラフの流れに沿った設問構成になっています。
 
選択肢の内容は、本文の内容を7~8割程度理解できていれば、正答と誤答を正確に区別して選択肢が絞りやすくなっています。
 
大問1では二度読みをしてしまうと、後半の記述式問題に時間的余裕を残すことができなくなってしまいます。
 
試験時間が70分と限られているため、一度で素早く本文の内容を読み取る、速読力と単語力が欠かせません。
 
大問2は会話文問題で会話文の内容を問われる問題となっています。
 
選択肢及び設問の文が長く、加えて選択肢の内容をしっかり和訳しないと、選択肢が絞りにくい設問が多いです。
 
本文の正確な和訳も大事ですが、この問題では設問と選択肢の内容を正しく和訳して、
 
本文中の答えとなる根拠の文との照らし合わせが重要となってきます。
 
選択肢の内容には、本文中であたかも述べられているような言い回しのひっかけの選択肢もみられるため、
 
本文の内容を正確に読む、精読の力をつけることが重要です。
 
大問3は、英文から指定された内容を読み取って日本語で要約する問題で英文量は多くはありません。
 
内容は読み取りやすいが、指定された字数で指定された内容を本文中から正確に抽出するというもので、
 
この形式の問題の練習を特化させないと、かなり苦戦を強いられると思います。
 
記述を求められている内容は本文中から見つけることができますが、
 
必ずしもパラグラフの流れ通りに答えを作成するとは限りません。
 
そのため、接続詞や答えにつながるヒントとなるキーワードを本文中から探し、
 
的確に問われているものの答えとなる文を抽出する必要があります。
 
したがって、「英文解釈 要約精講」で要約問題対策をマスターする必要があります。
 
 
大問4は英作文です。2020年の過去問では、100~150語程度の文章量が求められ、
 
70分という試験時間を考慮すると、ある程度他の大問よりも解く時間を確保しないと、
 
書き終わることは厳しいと考えられます。
 
素早く自分の述べたいことを、英文に変換できる力をつけるためには、
 
基礎的な単語や英熟語の知識、また英文法の知識を十分に習得しておく必要があります。
 
したがって、「システム英単語」や「速読英熟語」、英文法の参考書を完璧にすることが英作文の基礎的な対策です。
 
また、「ハイパートレーニング和文英訳編・自由英作文編」も英作文を極めるために習得する必要があります。
 

3 設問別優先度

最優先に解くべき大問は「大問1です。
 
大問3や4の記述式問題は時間がかかることが予想されるため、確実な得点源となる大問1または2から解くようにするとよいでしょう。
 
大問1と2にあまり時間をかけず、記述式問題に時間的余裕を残しておくことが時間配分の鍵となるでしょう。
 

4 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

システム英単語
 
速読英熟語
 
ネクステ又は英文法ポラリス(1~2)
 
【新装版】英文解釈 要約精講
 
英作文 ハイパートレーニング(自由英作文編・和文英訳編)
 
 

2020年明治学院大学国際学部国語

大問1は小説問題で、設問は8つで構成されています。

共通テストのような、本文中の内容を問われる問題はあまりなく、空欄に当てはまる熟語を問われるなど、

前後の文脈などから当てはまる熟語表現を導き出すといった、教養的な知識を問う設問もあります。

この問題では熟語表現や慣用表現をどれだけ習得しているかで得点に差が出やすいポイントと考えられます。

また本文中の内容を十分に理解しているかどうかに加え、自身で文脈などから空欄に当てはまる言葉を「類推する力」も必要不可欠です。

 

大問2は漢字問題で、漢字の書き取りと読みを答える問題となっています。

この大問は、設問10問全て漢字の書き取りと読みを問う問題で構成されているため、高得点を狙いやすいところです。

したがって「漢字マスター」で徹底的に漢字の知識を習得することが、高得点の鍵となってきます。

 

大問3は古文問題で、設問数は6つで選択式と記述式の問題の両方で構成されています。

文章量は標準レベルであり、設問には古文単語に関するものもあるため、基礎的な古文単語と古典文法の知識は必須となります。

特に読解では、本文中の動作や会話、状態を表す語における、「誰が」「誰に」という人物を明らかにすることがポイントであると考えられます。

 

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

漢字マスター1800+
 
現代文キーワード読解
 
柳生好之の現代文ポラリス1
 
読んで見て覚える古文単語315
 
岡本梨奈の1冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本
 
岡本梨奈の古文ポラリス1

 

いかがでしたか?

武田塾静岡校が過去問対策に力を入れていることがお分かりいただけたかと思います。

過去問はただ解いただけでは意味がありません。

問題は過去問を解いた後、どうするかです。

過去問対策でお困りに受験生の皆さん、

効果的な過去問対策についてアドバイスさせていただきますので、

是非、武田塾静岡校の無料受験相談をご活用ください。

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