みなさんこんにちは!
JR静岡駅から徒歩7分、
静岡県静岡市の大学受験生向け学習塾
日本初、授業をしない塾
武田塾静岡校です。
この記事は前回の記事( https://www.takeda.tv/shizuoka/blog/post-182167/ )の続きです!
今回は「どのようにして目標を明確にすればよいのか」を明らかにしていきます!
受験期が最大のチャンス!?
相生さん曰く、目標明確化力を養えるのは「受験の時」だそうです!
受験勉強は、「どこまで目的を明確にできるか」の勝負だと相生さんは言います。
大抵の人は「勉強して、その結果がテストで測られる」と考えていると思いますが、本質はその逆です。
「テストで問われる能力を分解して、どんな勉強が必要なのかを考える」
という逆算こそが受験で最も必要なことなのだそうです!
確かに、言われてみればそのほうが圧倒的に効率が良いですよね…
結局のところ、大学側は自分たちの欲しい人材を見抜きたいから試験を行うわけで、
自分が「欲しい」と思ってもらえる人材になれば良いわけです。
明確な目標設定とは
例えば、東大生は模擬試験で毎回、各科目・各大問の目標点数を1桁レベルで明確に設定しているそうです。
「英語の2Aの問題は自由英作文で12点の配点だから、7点獲得できればいいはずだ。
これにかけられる時間は12分程度なので、12分で7点取れるようにこの範囲の訓練をしておかなければならない」
と言う具合に、全ての大問・全ての問題で、このレベルの細かさで目的明確化を実践しています。
しかし、多くの人はテストでこのような細かな目標点数を定めているでしょうか?
答えは否だと思います。(少なくとも私はそこまではやっていませんでした)
「良い点取れればいいな」くらいは思っているかもしれませんが、その「良い点」って何点ですか?
割とこれを考えずに勉強している人って多いと相生さんは指摘します。
どの科目のどの分野のどの問題で何点取るのか明確になっていないから、
ダラダラした勉強になってしまっている場合が非常に多いと感じるとか…
目的を明確化することが、所謂「頭の良さ」の正体
「別に東大生は、頭がいいわけではありません。」と相生さんは言います。
「ただ目的を明確化できるだけなのです。」と。
目的を明確化することこそが、世の中で言われている「頭の良さ」の正体だそうです。
ムダなことを何時間もできる人ではなく、徹底的に目的のための努力を積み重ねられる人の方が結果につながりやすいのです!
ではどうすれば目的を明確化できるのか?
その回答は、「分解」にこそあると言います。つまり、何かを細かく定義することです。
「英語の試験で70点取りたい」ではなく「英語のこの分野のこの問題で何点取って、こっちでは何点取りたい」と定義する。
ビジネスの場面なら、「コミュニケーションスキルを得たい」ではなく、「営業の場面で使える、質問の能力を向上させたい」と定義する。
細かく細かく、常に分解して思考することを意識する!
そして、そこで大切なのは「言葉の定義」だそうです。
「コミュニケーション能力」や「思考力」や「読解力」などを目的にしても、多分多くの人は何にも努力できません。
だってこれらは抽象的だから。
「明日から思考力をゲットするために頑張ろう!」と言っても、何をしたらいいか不明瞭ですよね。
だから大切なのは、言葉も分解することなのです。
「コミュニケーション能力を上げる」のであれば、プレゼンテーションをするのか、説明をするのか、質問をするのか、それともギャグセンス・ユーモアセンスを磨くのか…
状況によって全然変わってくると思います。
大切なのは、このように物事を分解するスキルなのです。
相生さんは「目的を明確化できるかどうか」のスキルこそ、高めていくべきだと述べます。
ちょっと難しく感じられたかもしれませんが…
「東大生は生まれ持った天才じゃないんだ。目標明確化の達人なんだ」と考えれば
目標を明確化することの習慣化によって、東大生に近づけるわけです!!!
ちょっと自分にも可能性を見出せませんか??
慣れるまでは大変だと思いますが、ぜひ実践してみてください!
きっと受験の後も、自分を助けてくれるスキルになると思いますよ。