今回の記事では、九州大学における英語と国語の傾向と対策について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
英語の傾向と対策
英語の概要
時間
120分
出題
〈2022年度〉長文問題-3,自由英作文(意見論述)-1,自由英作文(グラフ読解)-1
〈2021年度〉長文問題-3,自由英作文(意見論述)-1,自由英作文(図表読解)-1
〈2020年度〉長文問題-3,自由英作文(意見論述)-1,和文英訳-1
傾向
長文問題
【2021年度以降の傾向】
・大問3つの設問が、すべて英文で書かれている ・問3は、すべて英語で解答する形式(英問英答) |
長文問題は、和訳や内容説明の問題が中心です。
他の国立大学と比べても、難易度が極端に高い訳ではありません。
ただし、長文読解でも英文記述が求められる可能性が高いです(英問英答)。
通常よりも時間がかかるため、慣れておく必要があります。
英作文
2021年度からは、意見論述と図表・グラフに関する説明を行う問題が出される傾向にあります。
意見論述は年度によって、テーマの振れ幅が広いです。
テーマ型と賛否型のいずれも出題されています。
・テーマ型…自由に自分の意見を述べる形式 ・賛否型…賛成/反対(またはそのどちらでもない)の立場で意見を述べる形式 |
図表・グラフに関する説明は、現在の読解力を求める大学入試全体の流れを汲んでいます。
そのため2023年度以降も、出題される可能性は高いでしょう。
対策
長文問題
九大英語の長文読解は、「時間が足りない」とよく言われます。
それは日本語を扱うのと同レベルの精読・速読の使い分けが求められているからです。
逆に言えば、深い知識を問われている訳ではありません。
そのため他の国立大学と比べても、問題自体は難しくないのです。
また「長文問題においても英作文対策は重要」というのは、前述の通りですね。
英作文の対策
英作文の対策は、入試で便利な例文(フレーズ)を覚えることがオススメです。
あらかじめフレーズが頭に入っていれば、時間短縮に繋がります。
もし内容が良くても、直訳してヘンテコな英語表現を書くと減点されます。
そのため、正確な表現を暗記するのは効果的です。
また他者に読んでもらえるように、段落構成を意識することが求められます。
単語レベルではなく、フレーズ単位で理解し、それらを繋ぎ合わせる力が必要です。
単語を類推する力を養う
もちろん単語は、しっかり覚えておくべきです。
しかし試験本番では、どうしても知らない単語に出くわすでしょう。
そこで「知らない単語を類推する力」が必要になってきます。
知らない単語の意味は、前後の文脈から類推することができます。
日頃から「分からない単語があったら類推」する癖をつけることが大切です。
すぐ辞書で調べずに、まずは類推してから辞書を引くようにしましょう。
国語の傾向と対策
国語の概要
時間
・120分(教育学部、法学部、経済学部〈経済・経営学科〉)
・80分(経済学部〈経済工学科〉)
出題
・現代文-2,古文-1,漢文-1(教育学部、法学部、経済学部〈経済・経営学科〉)
・現代文-1,古文-2,漢文-1(文学部)
・現代文-2(経済学部〈経済工学科〉)
多くの場合、4題‐120分です。
しかし経済学部(経済工学科)は2題‐80分で、少し時間に余裕があります。
現代文(評論)の傾向
どの学部においても、評論が出題傾向というのが特徴です(過去3年間)。
①字数無制限の記述問題
記述問題は、過不足のない量を掴むことが重要になります。
しかし字数は無制限です。
そのため、「どれくらい書けばいいのか」が分かりにくいですね。
そこで、以下のような対策を講じましょう。
・教学社の大学入試の解答用紙ダウンロードページを活用する ・過去問に記載されている解答枠のサイズを確認する →「タテ〇〇.〇cm×ヨコ〇〇.〇cm」と具体的であるため、参考になる |
②傍線部の説明問題
説明問題=言い換え問題ということです。
「本文を読んでいない人でも、設問と解答を読めば理解できる」レベルが求められます。
文章のテーマは様々です。
テーマごとの基礎知識があった方が解きやすいと言えるでしょう。
そのため問題難易度は、「標準~難」とされます。
しかし出題者の意図を汲みとれば、かなり解きやすくなります。
現代文(評論)の対策
①記述問題の対策
九州大学は、毎年入試問題の模範解答を発表しています。
それを参考に、どのくらいの記述量・記述レベルが求められるかを把握しておきましょう。
模範解答は要点を押さえて書かれているため、かなり参考になります。
それを踏まえて、講師などから添削指導を受けましょう。
より正確な解答の方法を学ぶことができます。
②傍線部の説明問題の対策
説明問題も、記述問題ほどではありませんが、意外と時間がかかります。
ここで時間を取られてしまうと、古文や漢文に響きます。
しっかりと時間を意識して、過去問を解きましょう。
そして時間配分や解く順番をしっかり決めると良いです。
古文の傾向
①記述問題を中心とした多様な問題形式
記述式の問題が多く出題されます。
ただし、単語や文法の知識を問われることも多いです。
説明問題では、回答方式が2通りあります。
・簡潔に説明せよ ・具体的に(わかりやすく)説明せよ |
それぞれ、求められる解答の充実度が異なる訳です。
②文学史の出題
文学史が、ほぼ毎年あることも特徴です。
問われ方に、いくつかのパターンがあります。
・成立年代の並べ替え ・作品のジャンルの選択 ・同時期の2つの作品の比較 |
古文の対策
①記述問題などの対策
●記述問題
・現代文同様、添削指導を受けることが効果的
→留意点や自分の解答をどうブラッシュアップすればいいか、を把握することがでる
●単語・文法
・基礎知識に加え、正確な現代語訳力を身につける
●説明問題
・登場人物の心情を読み取りながら解釈する
・文章が成立した時代背景を総合的に鍛えていく必要があります。
②文学史の対策
過去問演習を行い、どのパターンで出題されても対応できるようにしておきましょう!
・成立年代の並べ替え ・作品のジャンルの選択 ・同時期の2つの作品の比較 |
それぞれの作品の成立年代とジャンルをセットにして覚えることが、オススメの対策法です。
漢文の傾向
出題傾向の大まかな流れは、古文と同じです。
●登場人物の行動説明 ●傍線部の理由説明問題 ●文学史問題 |
漢文の対策
句法
漢文は、やはり句形が重要です。
句形の暗記だけでなく、正確な書き下し・読解の能力が求められる訳です。
早めに対策を開始しておきましょう。
文学史
例えば、以下のような形式で出題されます。
「唐の時代に活躍した人物を次の記号の中から全て選べ」
正解となる人物は、政治家や武将という場合もあります。
つまり、中国史の知識が広く求められるということです。
唐宋八大家に関しては、全員覚えておきましょう。
まとめ
英語(外国語)は九大受験において、もっとも重要な科目となります。
国語も文系学部を中心に、配点の高い科目です。
的確な対策を行っていきましょう!
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突然ですが、質問です。
志望校に合格するための条件は何でしょうか?
答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。
すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。
ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。
<引用:独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>
もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか?
「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」
こうしたことが必要ですよね。
単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう?単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。
文法の暗記も速読力の強化も同様です。自分で問題を解いていかなければなりません。
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