こんにちは、武田塾下曽根校です！
さて、受験生の皆さんは「過去問はいつから解けばいいのか？」
と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、過去問演習を始めるタイミングや過去問演習をやる意味について詳しく説明していきます！
また赤本のベストな使い方や特徴についても紹介していきます！
赤本で勉強する意義
赤本には、大学の過去問がまとめられています。
過去問を解くことは、非常に重要になってきます。
それは「出題傾向を把握するため」と「ゴールとなる学力レベルを知るため」です。
出題傾向
もちろん年度によって設問の内容は違います。
しかし、大学ごとに出題傾向があります。
（例）数学
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◆確率の問題が必ず出題される大学 ◆微分・積分の問題がいつも第1問に出題される大学 |
出題傾向を掴めば、ピンポイントで分野別の対策ができます。
また試験本番で、焦らずに落ち着いて対処することにも繋がります。
ゴールとなる学力レベルを知る
過去問を解くことで、インプットしてきた知識のアウトプットが行われますよね。
そうして「志望校の入試レベルの問題を解けるのか」、「何割とれるのか」を確認するのです。
そして自分の出来ること・出来ないことを把握しましょう。
そうすることで、入試問題の難易度が分かって、勉強の指標となります。
過去問演習を始めるタイミングは？
では過去問演習を始める最適なタイミングはいつでしょうか？
それは「基礎のインプットが終わったとき」です。
過去問演習を始めるまでに、まず基礎力（単語など）を高めておく必要があります。
それが足りていないのに過去問演習に入ると、「先走り」になりかねません。
過去問演習に入るのは、必ず基礎力が身についてからにしましょう！
赤本を使いこなすポイント
さて基礎力がバッチリ身についたら、いよいよ赤本での勉強をスタートします。
しかし単に解けばいい訳ではないです。
「この年は簡単だった」、「難しかった」など単なる感想で終わったら、意味がありません。
自己分析
赤本をやった後はしっかりと自己分析を行いましょう！
思うように点が取れなかった場合、「何が足りなかったか」をチェックする必要があります。
そして足りない部分を重点的に復習していきましょう。
自分の弱点が把握でき、その部分の対策を行っていく。
こうすれば、得点は大きく上昇します！
第1～3志望の過去問は、最低3年分は解いておく
第1～3志望の赤本は揃えておいた方がいいです。
武田塾の校舎には、前年度分の赤本が用意されています。
こちらも活用していきましょう。
過去問は通常、５～８年前までのものを解くのが適切です。
特に「直近3年分」は必ず解きましょう。
そうすることで、正確な傾向を把握できます。
赤本の特徴
赤本は教学社から、1年ごとに最新版が発売されています。
値段は1冊、約2,000円ほどです。
他の参考書と比べて特徴的な点は、以下の2点です。
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・解説が短い ・科目ごとに出題傾向が書いている |
解説が短く分かりにくい
多くの受験生が、「赤本の解説は分かりにくい」と感じているかも知れません。
確かに他の参考書に比べれば、短く分かりにくい印象があります。
しかしそう感じる場合、そもそも基礎のインプットが足りていない可能性が高いです。
赤本を解く頃には、出来なかった問題があっても、解説を読んだら理解できる必要があります。
つまり「解けなかったけど、解説を見れば理解はできた」という実力が必要です。
もしその水準に達していなければ、基礎力が足りていない訳です。
他の参考書に戻って、基礎のインプットをやり直しましょう！
科目ごとに出題傾向が書いている
他の特徴は次のような点です。
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・科目ごとに出題傾向が書いてある ・入試データが掲載されている ・合格者の合格体験談が記載されている |
特に出題傾向が重要です。
科目ごとに頻出分野や難易度の推移、その対策が詳しく書かれています。
解き始める前に、これらを一通り読んでおきましょう。
赤本の使い方
赤本の使い方については、大きく分けて2つのパターンがあります。
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①時間を決めて本番のように解く ②科目別に時間に縛られずに解く |
①時間を決めて本番のように解く
基本的には、こちらの方法で解くことをオススメします。
全科目を本番と同じ時間割・所要時間で解くことを意識しましょう。
そして次のポイントをしっかりと掴んでください。
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●時間配分 ・大問ごとに、時間をどれくらい使うのか ・時間に余裕を持つための正確なペース配分 |
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●正解率 ・何問くらい完全正解を目指すのか ・何問くらい捨てるのか |
最後は自己採点をして、合格点と比べてみましょう。
合格ラインを下回っていたら、前述した方法で、自己分析と復習を行ってください。
②科目別に時間に縛られずに解く
この方法は、もう時間配分はつかめた人や演習問題として赤本を使っている人にオススメです。
しかしこの方法でも、ある程度の時間を決めたり、かかった時間を測定しておくといいです。
そうすることで、ダラダラと時間をかけてしまうのを防ぐことができます。
青本と紫本
入試傾向や過去問に関する問題集は、赤本以外にも青本や紫本があります。
それぞれ表紙が青や紫であることから、こう呼ばれています。
赤本はあらゆる大学のものが出版されています。
しかし青本と紫本は、東大・京大・早稲田・慶応など、難関大学のものだけが発行されています。
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●青本 ・駿台が出版している、大学の入試傾向や過去問をまとめた問題集 ・より深く読み解くことができる ・得意科目を伸ばすのに役立つ |
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●紫本 ・河合塾が出版している、大学の入試傾向や模試問題をまとめた問題集 ・河合塾の「大学別模試」をまとめている |
難関大学を志望する場合は、これらも使うのがオススメです。
その場合、赤本は早めに始めて、早めに終わらせましょう。
そして高3の10月から青本・紫本に取り組んでいく流れです。
まとめ
過去問演習は、進路実現において非常に重要です。
特に高3の10月になってからは、それが顕著になります。
今回の記事を参考にして、勉強を進めてもらえばと思います。
志望校に合格したいなら、武田塾。
突然ですが、質問です。
志望校に合格するための条件は何でしょうか？
答えは「入試問題で合格最低点以上の得点を取る」ことです。
すなわち、入試当日に「入試問題が解ける状態」になっていることが必要です。
ではここで、共通テスト英語の問題を解いてみてください。
<引用：独立行政法人 大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/>
もし今これが解けない状態であれば、入試当日までに何をする必要がありますか？
「単語の意味を覚える」「文法を覚える」「速読力をつける」
こうしたことが必要ですよね。
単語の意味を覚えるにはどうすれば良いでしょう？単語帳で意味を隠しながら何度も反復しますよね。
文法の暗記も速読力の強化も同様です。自分で問題を解いていかなければなりません。
これらはすべて、授業ではなく「参考書学習」で行っている事に気が付いたでしょうか？
学校で全く同じ授業を受けているのに、なぜ「伸びる生徒」と「伸びない生徒」が生まれるのでしょうか？
それは、自宅で「参考書学習をしているかどうか」の違いだけなのです。
授業はあくまで「理解」に過ぎず、その内容を「暗記＝インプット」し、「演習＝アウトプット」することで初めてテストで問題を解けるようになるのです。
武田塾では何をするの？
だから武田塾では授業をせず、秘伝のルートに則って参考書学習に100％注力させるのです！
その中で分からない箇所は「全科目」「即座に」質問対応します。これが最も効率の良い学習の進め方なのです！
また、武田塾では授業の代わりに「特訓」を行います。通常の個別指導塾とは異なり、講師と完全１：１の指導で、正解した問題についても「内容が本質まで理解できているか」を徹底指導します。
表面的な理解で正解に辿り着いたのでは、入試問題には一切対応できないからです。
武田塾の勉強法
武田塾では一人一人個別のカリキュラムを作成します。現在までの学習状況、志望校、受験までの時間は一人一人異なるからです。
そしてそのカリキュラムから毎週宿題を提示し、間違えた問題は1週間で4回、手を使って解き直しをしてもらいます。
一度解き直すだけでは全く意味がありません。ここまで反復しなければ記憶には定着しないのです。
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