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【世界史の勉強法】フランク王国の分野の覚え方をわかりやすく解説します!

こんにちは、武田塾下曽根校です。

今回は世界史の理解を深める上で重要になってくる、フランク王国の分野について解説をしていきたいと思います。

 

フランク王国とは?

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フランク王国はゲルマン民族大移動をきっかけとして建国された国の一つです。

それは前回の記事で解説した通りですね。

【世界史の勉強法】ゲルマン民族大移動について徹底解説! - 予備校なら武田塾 下曽根校 (takeda.tv)

 

その中でも、西ヨーロッパの歴史に重要な影響を与えたのが、このフランク王国となります。

フランス、ドイツ、イタリアの国の基礎が築かれたのがこの時期だからです。

 

勉強の仕方

さてそんなフランク王国ですが、タテの軸とヨコの軸で考えていくことが大切です。

もちろん地図も頭の中に入れておきましょう!

 

地図

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フランク王国の最大領土は、ドイツ・フランス・イタリアだけにとどまりません。

オランダやベルギー、チェコなどのヨーロッパの西部・中部に広がっています。

ただしヴェルダン条約などの結果、3つに分裂しているので覚えておきましょう。

 

またローマ教皇に領土を寄進したり、各地域で諸部族と戦いを繰り広げています。

 

一連の流れを把握するためにも、地図を頭に入れておきましょう。

地名はもちろん、出来事や周辺情報と一緒に覚えることが大切です。

 

タテの軸

タテの軸としては、メロヴィング朝→カロリング朝→分裂という流れで覚えましょう。

 

メロヴィング朝

481年、メロヴィング家のクローヴィスがフランク人を統一し、フランク王国を建てました。

この最初の王朝をメロヴィング朝と呼びます。

またクローヴィスは496年にアタナシウス派キリスト教に改宗しています。

 

フランク王国は732年には、トゥール・ポワティエ間の戦いでウマイヤ朝の軍隊に勝利しました。

この戦いで活躍したのが、宮宰のカール=マルテルです。

ちなみに宮宰とは、行政や財政の長官のことです。

そしてカール=マルテルの息子・ピピンが、新しい王朝を建てることになります。

 

カロリング朝

751年、ピピンがクーデターを起こし、ローマ教皇の承認のもとカロリング朝を建てます。

そしてイタリアにあったランゴバルド王国を攻撃し、領土を獲得しました。

ピピンは、このときに得たラヴェンナ地方などをローマ教皇に寄進

このピピンの寄進が、教皇領の始まりとなりました。

 

ピピンの息子・カール大帝(カール1世)はフランク王国の最盛期を築きます。

カール大帝は800年に、教皇・レオ3世から西ローマ帝国の冠を戴冠されています。

 

フランク王国の分裂

カール大帝の死後、843年にヴェルダン条約が締結されます。

この結果、フランク王国は東フランク、中フランク、西フランクの3つに分裂しました。

 

また870年には、メルセン条約が結ばれます。

中フランクの北部を東西に分け、それぞれ東フランクと西フランクの領土にするという内容です。

これらの国が、それぞれドイツ、イタリア、そしてフランスに繋がっていく訳ですね。

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ヨコの軸

ヨコの軸としては、「どのような国、部族と戦ったか」、「どのような制度で国を治めたか」を把握しましょう。

また当然、先に述べた分裂の流れも重要です。

 

フランク王国が戦った国と部族

カール=マルテルが、イベリア半島の西ゴート王国を滅ぼしたウマイヤ朝を、トゥール・ポワティエ間の戦いで破っています。

イスラムの勢力がイベリア半島まで来ていたのは、以前の記事で紹介した通りです。

【世界史】意外と差がつく「イスラム」の勉強法について - 予備校なら武田塾 下曽根校 (takeda.tv)

 

またピピンがランゴバルド王国から領土を奪取したことは前述した通りです。

そして774年にはカール大帝はランゴバルド王国を滅ぼしました。

カール大帝は、9世紀に北ドイツのザクセン族を討伐し、侵入してきたモンゴル・アルタイ系のアヴァール族も撃退しています。

 

その後、フランク王国が分裂した後の10世紀には、中フランクにマジャール人が侵入しています。

マジャール人は現在のハンガリーの住民です。

 

この様に複数の地域で、いくつかの外敵と戦っています。

間違えないように、「どこで戦ったか」や「何系の部族と戦ったか」を意識して、区別して覚えましょう。

 

フランク王国の制度

カール大帝は、全国を州に分けて、そこにという地方の長官を置きました。

そしてその伯を、巡察使に監視させるという統治を行っています。

 

例えばカール大帝の遠征後に、バルセロナ伯が創設されています。

バルセロナ伯は、9世紀に周りの伯の領土を統合して自立し、スペイン辺境伯領となりました。

 

フランク王国の分裂

カール大帝の息子で「敬虔王」と呼ばれたルートヴィッヒ1世が亡くなったことが、分裂のきっかけになります。

先述の通り、843年のヴェルダン条約の結果、3つに分裂しました。

例えばルートヴィッヒ1世の長男のロタール1世が、中フランクの王となっています。

 

そしてルートヴィッヒ1世が亡くなった結果、870年にメルセン条約が締結。

東フランクと西フランクが、中フランクの北部の領土を分割し、フランク王国の分裂は決定的になります。

 

語句の覚え方

まとまりで覚える

まず柱となる王朝の名前、首都、建国者、有力な皇帝、その文化などを整理しましょう。

一つのまとまりをセットで覚える習慣を作りましょう。

 

(例)

・王朝の名前…メロヴィング朝カロリング朝

・首都…アーヘン(カール大帝が宮廷を置く)

・建国者…クローヴィス(メロヴィング朝)、ピピン(カロリング朝)

・有力な皇帝…カール大帝など

・文化…西ローマ帝国の伝統を受け継ぐ

 

ちなみにピピンの父親であるカール=マルテルはメロヴィング朝の宮宰です。

宮宰とは、行政や財政の長官のことです。

カール=マルテルは王朝の創始者ではない点に気をつけましょう。

 

キリスト教を軸に覚える

フランク王国を建てたメロヴィング朝のクローヴィスは、アタナシウス派のキリスト教に改宗しています。

カロリング朝のピピンは、アリウス派を信仰してローマ教皇を脅かしていたランゴバルド王国から領土を奪いました。

そしてその領地をローマ教皇に寄進したのです。

この辺りは、キリスト教を軸として覚えましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、同じ話題を地図やタテの軸・ヨコの軸といった複数のアプローチから何度も書いています。

それは世界史では、「答えが同じでも、出題のされ方によって印象が違う」ことが多々あるからです。

 

単に問題集を丸暗記するだけでは、出題のされ方が違って、試験本番で点数が取れないという危険性があります。

このブログなどを参考に、知識の整理をし直すことを意識しましょう。

そうすることで、出題のされ方が違っても対応できるようになるのです。

 

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