ブログ

【迷走】共通テストは結局どうなる??大学入試改革の現状まとめ

こんにちは!

京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩20秒!

大学受験の個別指導“逆転合格”専門の「武田塾 聖蹟桜ヶ丘校です!!

 

最後のセンター試験まで1か月を切りました

そんな中、大学入試改革にまた大きな動きがありましたね

英語民間試験導入延期に続き

国語と数学の共通テストから記述式問題の導入延期も発表されました

 

何故そのようなことになったのか?

また来年の入試がどうなるのか?

今回はそんなホットな話題についてのお話です。

表紙②

 

英語も国語も数学も延期!? 大学入試改革の現状まとめ

英語の民間試験導入延期の理由

英検®やTEAPに代表される英語の4技能検定

2021年度からの新入試制度では柱の一つとして導入予定でした

ここでいう英語の4技能:「読む・聞く・書く・話す」の力

 

従来のセンター試験では、マーク回答の選択問題で

長文読解や文法や発音の知識を確認をするリーディングと

リスニングによる2技能を評価する方式でした

 

グローバル化が叫ばれて久しい時代ではあるので

生きた英語力として会話や記述のような表現力が

重視されるのは納得です

ではなぜ4技能検定(民間試験)は導入延期になったのでしょうか?

 

今年の11月1日に行われた萩生田文科相の発表で英語民間試験は

「経済的状況や居住している地域にかかわらず、等しく安心して

受けられるようにするためには、更なる時間が必要」

と理由が述べられています

 

元々、受験のための設備が整っていない地方との格差などが

問題視されていて、47都道府県で受験できる民間試験は実際には

日本英語検定協会が実施する実用英語技能検定®(英検®)

ベネッセコーポレーションの実施する GTEC の2つだけでした

 

導入予定だった他の5種類の試験(ケンブリッジ英語検定、TEAP、

TEAP CBT、IELTS、TOEFL iBT)は10~26都道府県・地域と

受験会場が限られていたので、そんな状況での実施は確かに

機会の格差がかなりあって問題ですよね

 

現在は、2020年の1年を掛けて再度見直しを図り

24年度に新制度の実施を検討中とのこと

 

国語・数学の記述式問題導入延期の理由

続いて12月17日に記者会見が開かれました

国語と数学の記述式問題の導入延期について

萩生田文科相が述べた理由としては、

「安心して受験できる体制を早急に整えることは現時点では困難」

ということでしたが

どのような点で安心できないと判断されたのでしょうか?

 

採点者の問題

こちらも先程の英語の民間試験導入と同様で、現行の方式では

思考力や表現力を十分に測れないという理由から国語と数学で

各3問、記述式問題が出されることになっていました

 

そんな中で特に問題視されていたのが【国語の記述式問題】

機械で採点のできるマーク式でなくなると

50万人の受験生に対して

1万人の採点者が必要という想定がされていました((大規模))

 

その採点業務に当たることになっていたのが

民間企業の「ベネッセコーポレーション」の関連会社でした

国会審議でベネッセの学校カンパニー長は採点者について「アルバイトも当然いる」

という回答をしましたが、そうなると採点の精度が心配ですよね・・・

 

更に、関連会社には大学入試センターから問題と正答例が

試験前に知らされることになっていました

そうなってくると問題情報が漏洩してしまうのでは…?

なんて声も当然上がってきますよね

 

採点者側については、精度と機密保持の2点が問題となっていたようです

 

受験生側の問題

そして、実際の結果とは違いますが導入に当たっての問題点として

受験生にとっての自己採点の難しさも挙げられていました

大学入試センターが2018年に実施した共通テストの試行調査では

自己採点と実際の採点との一致率が国語で7割程だったそうです

 

これは国公立大を目指す受験生にとっては死活問題ですね

これまでセンター試験の自己採点結果を基に出願先を決めており

2021年度からはそれが共通テストになる予定でしたが

自分が何点とれたのかハッキリしないと

出願先を決めたくても決められない状況になりかねませんよ((震))

 

 

実際の問題の有用性の問題

更にテスト自体についても問題視されていました

この記事を読んでいる高校生の方で試行調査の問題を

解いたことのある人もいるのではないでしょうか??

 

国語では問題文に傍線が無かったり記述問題では長いものだと

120字の記述をしたりと驚いたことでしょう

ですが、そんな記述問題について、この記事の筆者である私も

実際に試行調査の問題を解いてみて思ったことがありました

「満点回答しようとしたら書き方がほぼ固定されるんじゃ・・・?」

 

 

解答の基準をある程度統一しないと採点の精度が落ちてしまいます

しかし今回の入試改革では

思考力や表現力を測れるようにしたいという意図もありました

この両立はかなり難しいですよね

 

妥協点として嗜好調査のような問題になったのだとは思いますが

書き方がある程度指定されてそのうえで文中から参照すべき場所は

今までの現代文同様の考え方で導けるとなると

手間は増えるがそれに見合うだけのものを測ることは難しいのでは??

といった印象も受けました

 

実際そのような観点から費用対効果に対する疑問も出ていたようですね

国語数学については、採点者・受験生・有用性の3点から

「安心して受験できる体制を早急に整えることは現時点では困難」

と判断されたようです

 

2021年度入試はどうなる?

それでは一体2021年度の新入試はどう変わるのか!?

現時点で決まっていることや検討されていることは以下の通りです

科目別に見ていきましょう!!

 

英語

英語ではまず、第1問の発音、アクセント問題が無くなります

元々民間試験で書くと話すの力を見る予定だったので、話す際に使う

発音などは外されることになっていたのですが結果的に……

 

代わりに、リスニングの配点比率が

これまでの50点から100点に変更とウェイトが大きくなります!

その他の変更点として設問が全て英語に変わり

単語量も増える可能性が高いそうです

 

国語

国語では記述解答は無くなりますが

読解をするにあたっての判断力を測るために

書類など実用文からの出題が検討されているようです

これまでの試行調査にも同様の問題形式があったので可能性高そうですね!!

 

数学

数学は試行調査で導入されていた身近な事例を挙げつつ

受験生の考える力を見ていくような

国語力も必要な出題がされる可能性があります

数学の知識だけでは解けない点を良いと見るか悪いと見るかは

アナタ次第です!!

 

検討段階?

先の3科目で検討されているものの他に

以下で挙げるような出題形式も導入されるかもしれません

 

・全ての解答を選ぶ・または解答が無い場合は0を選ぶ

・社会科や理科では教科内で複合分野の出題がある

 

複合分野って?

日本史だけど世界史の視点が求められたり

その逆が出たりのするような形式

 

「わざわざ好きな方の科目を選んだのに!」

という意見も出てきそうなのであくまで可能性の一つとして

心に留めておいてください…!

 

結局どう対策すればいいの!?

というわけで、『揺れる共通テストの今!!』をお話してきました

不安が増してしまった方もいるかもしれないので

ここからは対策についてお話しましょう!!

 

心がけるべきこととしては2つ

・回答の根拠や手順を論理的に説明できるか?

・頭に浮かべるだけでなくちゃんと文字に書き起こしているか?

これが今後特に重要になってくる勉強時のポイントだと言えましょう!

 

「記述解答が無くなるのに書く必要あるの?」

と思ったそこのアナタ、是非書いてください

選択式の問題でも思考力が重視されるようになっていくので、

ただ人の説明を聞いてそのテクニックの真似するだけでは対応しづらくなります

正しい手順を自分がトレースできているかを意識して

アウトプットすることがより一層大切になります

 

センター試験形式でも2択まで絞って間違えるという受験生が多くいますよね?

 

聖蹟桜ヶ丘校でもそんな生徒には

「問題だけ読んだら解答は自分で考えなさい」とよく話しています

 

これにより適切な解答に必要な部分を意識する癖がついてきますし

そのうえで選ばなかった選択肢を比較していくことで

迷わせるための書き口というものを分類して

注意すべきポイントを掴みやすくなっていくんです!

 

そういう点では、今まで以上に科目を問わず読解力が

重要になってくると言えるでしょう

精度を上げるためのアウトプットの時間をたくさん取りたいので

今は必要な知識を素早く正確に引き出すための

インプットをみっちり行なっておくと春から一歩リードできますよ!!

 

 

武田塾 聖蹟桜ヶ丘校のご紹介

いかがでしたか?

国の偉い人たちに振り回されていると感じてしまうのは

それはそれで間違っているとは言いません

 

ただ皆さんに注意して頂きたいのは

センター試験がなくなるから勉強の仕方が変わる

記述式がなくなるから勉強の仕方が変わる

複合的な力が必要になるから勉強の仕方が変わる

などといったような意味の分からない解釈をしないことです

 

勉強の本質は全く変わらないということを

肝に銘じて受験勉強に励んでほしいと思います

 

武田塾聖蹟桜ヶ丘校では、

正しい勉強法プロ講師による万全のサポート体制を整えています!

 

1人でなかなかできない...

どういう勉強をしたらいいのかわからない...

 

そんな貴方はぜひ!一度武田塾聖蹟桜ヶ丘校へお越しください!!

講師一同、お待ちしております

 

 

◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*◇:*:☆:*:◇:*:☆

【気になる記事をクリックして下さい!】

冬だけタケダ・かけこみタケダも申し込み受付中!!

勉強が不安な人みんな集まれ!!「冬だけ・かけこみタケダ」開催!!

 

センター試験直前の勉強法もご紹介してます!!

センター直前!点数UPに向けて本番までにやるべき勉強法は!?

 

◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*◇:*:☆:*:◇:*:☆

 

無料受験相談

武田塾生の逆転合格体験記

偏差値32から早稲田大学商学部・教育学部W合格!中央法政明治も総なめ!

【合格速報】中央大学総合政策学部合格!楽しい勉強環境のおかげ!

【合格速報】日本大学商学部合格!直前までE判定からの逆転合格!

【合格速報】偏差値35から工学院大学建築学部・東洋大学合格!

【合格速報】勉強が超苦手!明星高校から独協大学に合格!!

【合格体験記】偏差値40が60超えへ!東京農工大学, 明治大学, 法政大学など5大学に合格した秘訣!?

【合格体験記】センター得点率5~6割が8~9割に!明治学院大学に逆転合格。

【合格体験記】偏差値40台から明治大学に逆転合格した秘訣は!?

【合格体験記】首都大学東京に見事合格!自分にぴったりのペースで偏差値大幅UP!

✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿

武田塾では、入塾の意思に関係なく

・効率的な勉強の仕方

・入試までの勉強の進め方

・成績が上がるオススメの参考書

・志望校の決め方

・模試の復習の仕方

等を無料でお教えしています。

自分の志望校に向けて、どうやって勉強していったら良いのかなど知りたい方は是非ご相談ください。

✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿*+。+*✿

 

↓↓無料受験相談のご予約・お問い合わせ↓↓

無料受験相談

武田塾聖蹟桜ヶ丘校 無料相談ダイヤル

042-311-2233 

 

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる