目次
はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
北海道札幌市地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校 です!
冬に向けて寒さが増してきましたね。体調管理にはくれぐれもお気を付けください!
今回は、「共通テストの国語対策についてのお悩みを解消!」というテーマでお話ししたいと思います。
今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
みんなが抱える国語対策の悩み
共通テストの国語対策はとても悩んでいる受験生がとても多いかと思います。
何から手を付ければいいのかわからない、どうすれば点数が伸びるのかわからないなどといったお困りの声を多数いただいております。
その中で今回は、
① 時間が足りない ② 時間配分 ③ 解く順番 ④ 対策が間に合わない ⑤ 小説の対策 ⑥ いつに何をやれば良いのか |
という6つのテーマに関して対策方法をお伝えしていきます!!
時間が足りない
1つ目は、「時間が足りない」についてお話をしていきます!
共通テストの国語は試験時間が80分で、大問1が評論、大問2が小説、大問3が古文、大問4が漢文というように構成されています。
国語は問題文や選択肢の量が多くて限られた時間の中ですべてを解ききるのはなかなか難しいことです。
逆に今の時期に間に合っている人の方が少ないと思います。
まずは現代文から考えてみましょう。
ここでしっかりと考える必要があるのは、「読むこと」・「解くこと」のどちらに時間がかかっているのかをちゃんと考える必要があります!!
なぜなら、読むことに時間がかかっていると勘違いをしている可能性があるからです。
実は現代文に時間がかかっているのは読むほうではなくて、「解くこと」に時間がかかっているのかもしれません。
どういうことかと言いますと、選択肢を見比べてこの選択肢は本文に書いてあったのかとページをめくっては閉じてを繰り返して、解答の根拠を探すことに時間がかかっているケースが多いのです。
読むことよりも解答根拠を探す時間が長くてそれにより解答時間が足りなくなっていることの一番多い要因なのだと思われます。
とりあえず時間は置いといて、正確に解く能力が微妙な状態で急いで解こうとしても速くはならないのです。
つまりは選択肢を見比べて一番目の選択肢は合っているのか、二番目の選択肢は合っているのか、というようなやり方は私たちからすると二流の解き方なのです。
どういうことかというと、「きめる!共通テスト現代文」という武田塾でお薦めしている参考書がありますが、この本では見比べるというお話をしていません。
むしろ積極法を推奨しています。
消去法は本文とここが違うからダメといって一つ一つ選択肢を消していって残ったものを解答にします。
一方で積極法は、傍線部を見つけて選択肢を見ていないけれど、この内容とあの内容が絶対に正解の選択肢にあるはずだというような考えを持ったうえで選択肢をチェックしていく方法です。
積極的に選択肢を選ぶことで、解くときに時間を短縮することが出来ます。
消去法で探すことを止めれば、解くスピードが速くなります。
積極法で解くことでもしかしたら40分と25分ほどの差が生まれる場合もあります。
そして、読むのが遅い人は現代文を音読することをオススメします。
音読をするうちに読むスピードも上がっていきます。
あとは語彙力が乏しくて文章を読むことが遅い人もいるので、「入試漢字マスター 1800」の書き取りA・Bなどの意味をしっかり覚えていくことや語彙の勉強をすることが大切です。
このようにして現代文を読むスピードを上げていってもらえたらと思います。
古文、漢文で時間がかかりすぎている人は、まだ基礎力が足りていない可能性が一番高いと思うので、こちらのほうは別のところでお話をしていく予定です。
時間配分
続きまして2つ目は「時間配分」です!
評論・小説・古文・漢文の大問4つを80分でどう割り振るのかが難しいですよね。
単純にならすとそれぞれ20分ずつですが、一番時間がかかるのは大問1の評論が多いので、大問1は25分、大問2は20分、大問3は20分、大問4は15分というのが一番多い形かと思います。
ただ古文に時間がかかる人もいると思うので、別に他の大問との調整が必要になってきます。
解く順番
3つ目は解く順番についてです!
まず古文・漢文の基礎が終わっていない人は大問1⇒大問2⇒大問3⇒大問4の順番通りに解きます。
古文・漢文の基礎が出来ていないならば、現代文の方に時間をかけることで内容はより入ってきますし、古文・漢文の時間が足りないほうが被害は少ないかもしれないです。
一方で古文・漢文が仕上がっている人は大問4⇒大問3⇒大問1⇒大問2で解くのが良いかと思います。
確実に稼げる順番で解くのが一番高得点につながるのだと思いますので、まずは自分自身の現状を把握してみてから時間配分を考えてみましょう!
対策が間に合わない
ざっくりお話しておきますと、古文・漢文の基礎固めは11月までには完成している必要があります。
そこから評論、小説、古文、漢文で個別の対策をして、12月からは国語1セット80分で解いて、1月は時間調整を行って本番に挑むのが理想的なスケジュールです。
特に理系の人や国語が得意ではない人も古文・漢文の基礎はいますぐやっておきましょう。
基礎が間に合わないと今後の演習にも響いてくるので学習を急ぎましょう!
小説の対策について
5つ目は「小説の対策」についてお話します。
古文や漢文は基礎が必要だとわかりますが、小説の対策は何をやればよいのか分かりづらいですよね。
こちらは「きめる!共通テスト 現代文」の小説パートがかなり秀逸なのでぜひ取り組んでみてほしいです。
そして、そのうえで小説の問題を過去問を使ってどんどん実践していくことをやれば、たいていの場合は点数が稼げると思われます。
「きめる!共通テスト 現代文」は、基本的な解き方のプロセスが学べる参考書なのですが、作者の船口先生は3つのポイントをご紹介しています。
それは「事態」・「心情」・「行動」で、この3つを分析すると共通テストの小説は解くことが出来ると述べています。
これらを文章中から探し当てることで、共通テストの小説の正答率が抜群に上がるはずです!
やはり小説の点数が安定しない人は自分の気持ちを入れてしまいがちです。
根拠となる描写がない予想や想像で考えると正解の選択肢にはなりえないので、この辺りも小説の考え方を知るためにぜひこの参考書に取り組んでみてください!
いつに何をやれば良いのか
6つ目は、「いつに何をやれば良いか」というところのお話をしたいと思います。
こちらは【2024年度共通テスト対策】という別の動画でもより詳しくお話していますのでご参考になれば幸いです。
ざっくり言いますと、現代文に関しては、
・「入試漢字マスター」の共通テスト対策ページと同音異義語を勉強する。 ・「きめる!共通テスト 現代文」で基本的な評論の解き方を学ぶ。 ・センター試験の過去問に取り組む。 ・共通テストの予想問題集に取り組む。 |
というような流れが一番効率的に学習できます。
古文の対策方法については、早急に古文単語と古典文法を固めて基礎を押さえておきましょう。
オススメの文法参考書は、「やさしくわかりやすい古典文法」か「富井の古典文法」などです。
ここで、助動詞、助詞の基本知識を入れてください。
特に、識別の問題が多く出るので、完璧に暗記してしまいましょう!!
続けて読み方を学ぶ必要があるので、「富井の古文読解をはじめからにていねいに」をやってみましょう。
そして、共通テスト対策だけで言うなら、「共通テスト古文のスゴ技」という参考書が共通テストによく出るタイプの問題のアプローチを学ぶことができます。
その次に、「古文ポラリス」やセンター試験の過去問に取り組んでみましょう。
漢文は句法と漢字をまずは押さえる必要があるのと、漢文の中国語の語順を抑える必要があるので、「漢文早覚え速答法」や「ステップアップノート10」で基礎知識を覚えて、演習形式の問題集に取り組んでいきましょう!
他教科とのバランスがあるので大変だとは思いますが、少しずつ基礎を固めていって得意分野を1つずつ完成させていくことが重要になっていきます。
全部が中途半端なのにずっと演習だけをしていると伸びにくいパターンになると思うので、大問ごとにしっかりと対策をしていって得意な大問をまずは作ってもらえたらと思います。
あとは、国語で何点取る必要があるのかは他の科目とのバランスで考えていきましょう。
5教科7科目の中でそこまで重要でない場合はコスパが良い順に対策をして最低限の点数を取る人もいると思いますし、国語で稼がないとやばい人は国語の点数を確実に上げるために国語の対策に時間をかけて高得点を目指していければいいのかなと思います!
今回のまとめ!!
ここまでご覧いただきありがとうございます!
今回のまとめとしましては、
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以上になります!
共通テスト国語はやることが盛りだくさんで配点も高く大変ですが、ちゃんと対策をすれば伸びる科目であるので、少しずつ頑張っていきましょう!!
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