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神戸市近隣でシステムエンジニアを目指すにはどんな大学を選ぶべき?

こんにちは。武田塾 神戸三宮校の副校舎長 川口(現 岡本校 校舎長)です。 私は教育業界で働くようになって10年ほどになりますが、新卒の頃はシステムエンジニアとして働いていました。そこで、今回はシステムエンジニアという仕事に焦点を当て、システムエンジニアに少しでも興味のあるみなさんに向けて、大学選びや将来設計における有益な情報をお伝えできたらと思います。

まず最初にシステムエンジニアの仕事を紹介し、それに基づいてどのように大学・学部を選んでいけばよいのか、さらに大学でどのようなことを学んでおけばよいのかというのを順に見ていきましょう。

1. システムエンジニアの仕事

1.1. 内容

システムエンジニアはどんな仕事をするのか、まずは仕事の内容をシステムの開発工程に沿って見ていきましょう。開発工程は大まかに言って「要求分析」「設計」「実装・テスト」「運用・保守」といったものがあります。

「要求分析」では、「現状はどのように業務を行っているのか」「どういったシステムを作りたいのか」「どんな機能が必要で、どこまでできる必要があるか」「求められる性能は」といったシステムに対する要求を明確にし文書化していきます。システムは使う人(ユーザ)と作る人(開発者、デベロッパ)が異なるのが一般的なので、使う人がどのようなものを思い描いているのか、しっかりと引き出す必要があります。ここが曖昧になってしまうと、この後のすべての工程に影響が及んでしまいますので、最もコミュニケーション能力が必要となる部分になってきます。

「設計」では、「要求分析」の結果を元に、「どのようなハードウェア構成や技術を用いるか」「どのようにデータを処理し蓄積すればよいか」「画面や帳票などのデザイン」などを決めていきます。一般的にはおおまかな部分から細かな部分へと段階的に詳細化していきます。「こういったケースの場合はどのように動くのが正しいのか」ということを漏れなく洗い出しておかないと、ユーザが「思ったように動きません」と言っても開発者は「それはそのような仕様です」というだけの不毛なシステムができあがってしまいます。そういう意味では、ユーザの業務をユーザ以上に理解し、あらゆることを想定できる想像力が必要になってきます。

「実装・テスト」は最もみなさんがイメージしやすい部分ではないでしょうか。ここでは「設計」の結果を元に、ハードウェアや様々な環境の整備したり、プログラミングしたり、データを準備したり、と実際の製品の製造に取り掛かっていき、かつそれが設計通りに動作することをテストしながら勧めていきます。この「実装・テスト」の段階においては最も多くの人手で作業することが普通なので、「規約」をしっかり取り決め「規約」に則って開発していかなければなりません。ここがしっかりできていなければ、一見正しく動作するように思えてもある状況では不具合が起きる原因となったり、実用上で何か問題が発覚した時に対処療法的な修正しかできなかったり、後の「運用・保守」に大きな影響を与えることになってしまいます。テストは分割した機能ごとに行う細かいものから、本番を想定した環境で全体的な動作を確認する大きなものまで段階的に行います。この工程では各種技術に対する深い知識はもちろんのこと、どのようにコーディングをすればきちんと動くかを正しく判断できる能力(論理的思考力と問題解決能力)が問われます。
コンピュータプログラミングをする女性のイラスト

システム開発の場合他の製造業と比べて、製造した製品を納品すればそれで終わりになるなんてことはめったにありません。「運用・保守」では、ユーザの元できちんと稼動させることや、想定外のトラブルが起きずに安定して稼動しているか監視したり、トラブルの際には原因究明・修復などの対処に当たるなど、場合によっては気の休まらないときもあります。実装に誤りがあったのか、そもそも設計が間違っていたのか、要求を把握しきれていなかったのか、これまでに各工程で作成した文書を辿っていくことになります。そういった意味でも、全体を通してわかりやすい文書を作成する能力もシステムエンジニアには重要な能力となってきます。

このように特に大規模な開発においては、1つのシステムに多くの人が関わります。システムエンジニアといえばパソコンの前で一人黙々と作業しているイメージがあるかもしれませんが、人とのコミュニケーションがたくさんあります。また、特に大規模な開発においては、分業体制も構築されています。そのため一口にシステムエンジニアといっても業務内容によってさまざまな呼び方もあります。「実装・テスト」を中心に行うプログラマや、最近ではテストを専門に行うテストエンジニアと呼ばれる人たちもいます。また、データベースやネットワークなど特定の技術に特化した各種スペシャリストや、開発工程(プロジェクト)の計画・進捗管理をし全体を指揮するプロジェクトマネージャーや個々のチームを束ねるプロジェクトリーダー、さらにシステムエンジニアとは区別されるかもしれませんが、企業の経営課題を解決することを目標に「要求分析」やそれ以前の「企画の提案」、ユーザと開発者の折衝まで行うようなITコンサルタントといった人たちも存在します。一方でこのような分業体制からの反動か、近年では一人で何役もこなせる人材はフルスタックエンジニアと呼ばれ重宝されています。

1.2. スキル

上で見たように、仕事内容に応じて様々なスキルが要求されるのもシステムエンジニアの特徴です。先程の話と重複するかもしれませんが、まずコミュニケーション能力は最も重要視されるスキルになります。社会をまだ経験していない学生はよく知識の習得に走りがちです。もちろん知識も必要なのですが、まずコミュニケーション能力、そして日々新しい技術が生まれるIT業界においては新しい知識を獲得していく主体性の方が、持っている知識そのものよりも重要視されます。

また、知識を身につけるにしても、プログラミング言語やコンピュータ機器の扱い方、ソフトウェア・ツールの使い方や各種資格試験を通して論理的思考力や問題解決能力まで身につけられるかが大切です。さらに各業界の業務知識をどれだけ知っているかも大事になります。例えば私の場合は証券グループのシステムエンジニアだったので、情報技術者の資格だけでなく証券外務員2種・1種の資格もとりました。同じ金融業界でも銀行業、保険業などでは必要な知識や資格も変わってくるでしょう。企業などの業務を支援・効率化するシステムであれば、会計や税制、労働などの法律から、会計管理・労務管理・在庫管理・生産管理・販売管理・物流管理、さらにはビジネスモデルやマーケティング戦略の理解、と際限なく広がっていくので、ここまで身につければ安泰というところはありません

そして、システムエンジニアの仕事は納期との闘いです。一定の時間をかけてさえいれば終わるという仕事ではないため、自ら時間を管理したり、チームのメンバーにうまく仕事を割り振ったりとマネジメント能力が必要になります。さらに、システムエンジニアが作るものはついついコードを中心とするできあがったシステム(=製品)というイメージが先行しがちですが、各開発工程で生成される文書やマニュアルも成果物に含まれます。誰が見ても同じものが作れ、同じ操作ができるような高度な説明能力・文書化能力が求められます。
コンピュータドキュメントのイラスト

いかがでしょうか。みなさんがイメージしていたシステムエンジニアよりも大変そうだなあ、という印象でしょうか。

2. 大学・学部選び

それでは、将来システムエンジニアになろうと思っている人はどんな大学・学部を選べばいいのでしょうか。

2.1. 大学・学部はなんでもよい?

実はこう言っては元も子もありませんが、システムエンジニアになるために必ずしも情報系数学科の出身である必要はありません。それ以外の理工系はもちろん、医療系文・法・経済といった文系のシステムエンジニアもたくさんいます。また、専門学校で学んでいれば即戦力にもなりやすく、大卒である必要さえありません。これまでにあったようにシステムエンジニアには多種多様なスキル・知識が求められます。どこで何を学ぶかよりもどう学ぶかが重要です。情報系数学科の出身であれば確かにエンジニアとして強いかもしれません。しかし会社経営の知識、金融業の知識、製造業の知識、法律の知識は他の理工系法・経済・経営のような学部で学んだ人にはすぐには勝てないでしょう。なので、システムエンジニア一択ではなく候補の一つくらいに考えるのなら、大学・学部にはこだわる必要はないでしょう。実際、私の同期でも、文系出身者はたくさんいましたし、情報系出身が他より多いというわけでもありませんでした。

とはいえ、大学・学部選びの時点でシステムエンジニアを見据えているのであれば、やはり情報系の学部を選ぶことが多いでしょう。私が高校生だったときも情報系を志願していました。そこでこの神戸市近隣の情報系の大学を具体的に見ていきましょう。残念ながら神戸市内だと神戸大学工学部甲南大学知能情報学部ぐらいしかありません。ですので、三田方面の関西学院大学理工学部か大阪方面の大阪工業大学摂南大学理工学部近畿大学理工学部なども志願する人が多いようです。地元志向で神戸大学を狙っている場合は兵庫県立大学工学部も候補に入ってくるでしょう。その中でも今回は大阪工業大学甲南大学知能情報学部を詳しく見ていきたいと思います。

2.2. 大阪工業大学の情報系の学部・学科の紹介

情報系を志す人にとって、大阪工業大学の学部・学科構成は非常に魅力的です。情報科学部はキャンパス所在地が枚方なので、神戸市近隣からだとやや遠く感じますが、ロボティクス&デザイン工学部であれば大阪・梅田直結のキャンパスになります。それではいくつか学科を見てみましょう。

ロボティクス&デザイン工学部システムデザイン学科では、今流行りの機械学習だけではなく、情報科学電気・電子工学機械工学デザイン思考といった、将来のシステムエンジニアには重要な分野が学べます。

情報科学部情報知能学科では、スマートフォンをはじめとするスマート家電自動車ドローンなど今話題のIT技術が学べます。こういった最先端機器やシステムの特性を理解し、それらを対象に設計・プログラミングできる技術を持っていれば、将来のシステムエンジニアとしての価値は高まるでしょう。

情報科学部情報システム学科では、この記事でも最初にお伝えしたシステムエンジニアの仕事内容そのものを学びます。ハードウェアソフトウェアの知識やプログラミング技術システム構築技術などを習得できます。

システムエンジニアを志す人にとって魅力的な学科はこのほかにもあります。また、システムエンジニアから少し離れるかもしれませんが、2021年にはここ最近話題のデータサイエンス学科の設置も検討されているようです。

2.3. 大阪工業大学の情報系の学部・学科の主な就職先

ここではシステムエンジニア関連の企業に限定してみていきましょう。

情報システム学科も情報知能学科も、まず目を引くのは「メーカー系」のシステムエンジニアの会社です。「メーカー系」とは、NEC、富士通、日立といったコンピュータメーカーやハードウェアメーカーの情報システム部門やソフトウェア開発部門などが独立した会社を指します。

NEC系列の、NECエンジニアリング、NEC情報システムズ、NECソリューションイノベータ、NECネッツエスアイ、NECネクサソリューションズ

日立系列の、日立公共システム、日立システムズ、日立ソリューションズ・クリエイト、日立ソリューションズ・ネクサス、日立物流ソフトウェア

三菱電機系列の、三菱スペース・ソフトウエア、三菱電機ビジネスシステム、三菱電機マイコン機器ソフトウエア、三菱電機コントロールソフトウエア

などなど、名の通った企業グループへ就職しているようです。また、富士重工業(現SUBARU)や三菱電機など、メーカーそのものへの就職もあるようです。

そして、「ユーザー系」「独立系」といった会社への就職も結構あります。「ユーザー系」とは、銀行や証券会社、電力会社や交通系企業、商社や流通分野など、従来情報システムのユーザーであった会社から独立した会社を指し、「独立系」とは、「メーカー系」「ユーザー系」が持つような親会社を持たないような会社を指します。

ユーザー系の就職先としては、SMBCグループ系のさくら情報システム、JSOL、日本総研情報サービス、日本生命保険などのニッセイグループのニッセイ情報テクノロジー、JR西日本のJR西日本ITソリューションズ、大日本印刷などのDNPグループのDNP情報システム、佐川急便などのSGホールディングスグループのSGシステム、NTTグループのNTTコムウェアなど、有名どころが多いです。

独立系の就職先としては、NTTデータ系列のNTTデータアイ、NTTデータMSE、NTTデータ関西や、インテック、大塚商会、ジャステック、TIS、DTS、NSD、システナといった会社が並びます。システムエンジニアとして働いていれば聞いたことがあるような社名です。

公式Webサイトに掲載されている就職先を見る限りは、情報システム学科は7~8割はシステムエンジニアになっているのではないかと推察されます。また、情報知能学科は少し割合が下がり6~7割かなといったところです。

2.4. 甲南大学知能情報学部知能情報学科の紹介

甲南大学知能情報学部知能情報学科では各種ソフトウェア・ハードウェア技術はもちろんのこと、数学や情報科学といった学問から人工知能、自然言語処理など幅広く学べます。

大阪工業大学と比較すれば、1学科しかありませんが、3つのコース「Webコミュニケーションコース」「ヒューマンインテリジェンスコース」「マシンインテリジェンスコース」があります。専門教育科目はコース共通のものとコース独自のものがありますが、コースを超えて科目を受講することもできるので柔軟性は高いです。

また、「KONAN プレミア・プロジェクト」の一つとして、「KONAN スーパーIT人材育成プロジェクト」というものがあり、Androidアプリの開発やロボット制御の開発など、さまざまな取り組みを行っているようです。

公式Webサイトの学科のトップに「知能情報学科で身につく力」として、単に技術や知識だけを挙げているわけではないところは注目に値します。ここまでに挙げた「コミュニケーション能力」「主体性」などがしっかり盛り込まれています。

2.5. 甲南大学知能情報学部知能情報学科の主な就職先

こちらも大阪工業大学と同じように、メーカー系では、三菱電機系の三菱電機インフォメーションシステムズ、三菱電機システムサービスのほか、日立ソリューションズ・クリエイト、パナソニック インフォメーションシステムズなどや、ニコン、デンソー、ダイハツ工業などメーカーそのものへの就職もあるようです。 また、ニッセイ情報テクノロジー、関電システムソリューションズといったユーザー系、そして、TIS、東京コンピュータサービス、Skyといった独立系も合わせて、6割ぐらいがシステムエンジニアとして就職していると推察されます。
会議をする人たちのイラスト

3. システムエンジニアになる上で大学で身に付けたい知識

「システムエンジニアの仕事」の「スキル」の項目で挙げた、主体性コミュニケーション能力論理的思考力や問題解決能力文章作成力、はぜひ身につけておきたいスキルですが、こういったものはなかなか狙って獲得できるようなものではありません。ですのでここでは、大学卒業までに身につけたい"知識"をいくつか挙げ、それを身につけることにより上記のスキルを身につけていってほしいと思います。

3.1. コーディング

プログラミング言語を何か1つでも習得しておくのは非常に重要です。できれば、ただ知っているというだけでなく、何か特定の目的を持って作ったものがあるとよいでしょう。理工系であれば、何かしらプログラミングを行う授業は大学のカリキュラムに組み込まれていると思います。また、最近ではプログラミングを動画で学んだり問題を解くpaizaドットインストールなどのWeb上のサービスが充実してきました。その他、ScratchというブロックをつなげていくかのようにWeb上でプログラミングできる環境も注目を集めています。「Human Resource Machine」「7 billion Humans」といったコーディングをベースにしたゲームもあり、独学で学びやすい環境が整ってきました。

私の場合は、そのような手軽に学べる環境は少なかったかもしれませんが、応用物理学科の授業でFortranを習いましたし、卒業研究、修士課程での研究で、あとは趣味で、C++JavaObjective-Cを使っていました。元々、中学生のときN88-BASICを、高校生のときCを習得していたので、実際に使う・作る方に時間をとることができました。

3.2. 情報処理資格

システムエンジニア関係の資格は大きく国が認める国家資格と、特定の企業や団体が認めるベンダー資格に分けられます。まずは国家試験である「情報処理技術者試験」の中から、「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」を受けることをお勧めします。「ITパスポート試験」はITを利活用するすべての社会人を対象とする試験なので、できればITエンジニアの登竜門に位置づけられる「基本情報技術者試験」の方がが望ましいです。「ITパスポート試験」はコンピュータを用いて受験ができるCBT方式のテストなので、随時申込・受験ができます。一方、「基本情報技術者試験」は4月と10月(申し込みは2月頃と8月頃)の年2回しか受験ができないので、しっかり計画を組んで勉強していく必要があります。

私の場合、就職内定後入社するまでに基本情報技術者試験に合格していたので入社後にはすぐソフトウェア開発技術者試験(現、応用情報技術者試験)の勉強に取り掛かり、同期入社の中ではアドバンテージがありました。私の場合は入社時点で基本情報技術者試験に合格していたのは10人に1人もいない感じだったと思います。就職活動の時点から持っていれば、採用に有利に働くのは間違いないでしょう。

3.3. 大学の授業科目・学問

例えば、理工系・経済学部の1年生は大概「線形代数学」がカリキュラムに組み込まれています。この「線形代数学」コンピュータグラフィックス(CG)機械学習・ディープラーニングの基礎となりますので、ぜひとも身につけておきたいものです。また、「統計学」はシステムエンジニアの仕事には直結しませんが、身につけておくとデータサイエンティストへの道が開けますので、将来を考えた場合には身につけたい知識の1つになります。他には「経営学・経営工学」など、直接業務の役には立たなくても、やっていて良かったという場面はあるでしょう。

私の場合は応用物理学専攻で、量子情報に関する研究を行っていました。今後量子コンピュータ量子暗号通信といった技術が商業ベースで普及してきても対応できる自信はあります。また、大学院の方針で専攻以外の講義をとる必要があったので、機械学習の基になっているニューラルネットワークも勉強しました。

3.4. Word、Excel、PowerPointなどの使い方

大学の授業でレポート課題を課されたり、ゼミ・研究などで発表するために使うことも多いでしょう。せっかく使うのであれば、例えばワードであればスタイルフィールドといった機能を使いこなせるようにしたり、エクセルであればだいたいのことは関数を使ってできるようになっていれば、実際の業務に役立てることができます。
プレゼンをする男性のイラスト

3.5. 英語

こちらもシステムエンジニアとして必須ではない知識かもしれません。しかし使えた方がいい場面は結構あります。例えば最新の技術を用いる場合、マニュアルの翻訳が追い付いていない場合もあり、英文を読む必要もあります。また外国人と一緒に作業をしないといけないこともあるでしょう。

私の場合は案件によっては協力会社のインド人と英語でやりとりをする必要がありました。会議などでは通訳がついていましたが、普段のちょっとしたやりとりまでつきっきりではありませんでした。

4. まとめ

昨今、AI技術の成熟と普及により、多くの仕事が消滅し、新しい仕事が生まれるという予測があります。システムエンジニアも消滅する仕事に位置付けられているかもしれませんが、個人的にはシステムエンジニアの役割が少しずつ変化していき、過去のシステムエンジニアの形としては無くなるかもしれませんが、新しい役割で存在し続けると思います。 つまり、システムエンジニアも単純な作業を行うだけでスキルが磨かれていない人は職を失う可能性は大いにあります。しかし、先に上げた、コミュニケーション能力主体性学ぶ力さえあれば、必要とされるシステムエンジニアとして当分はやっていけると思います。

また、今の高校生の少し下の世代からSTEM教育というものが本格的に普及してくるかもしれません。STEM教育とは科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)数学(Mathematics)を総合的に身につけた人材を育成しようというものです。プログラミング教育必修化と騒がれているのがその一端です。そのような教育を受けた人材に追い越されてしまわないように、今学ぶ必要のあることをしっかり見極め、時代の流れにうまく乗りましょう。以上、武田塾 神戸三宮校の副校舎長 川口(現 岡本校 校舎長)がお送りしました。
コンピュータを操作するロボットのイラスト


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