TEAP 利用を考えている人必見!
こんにちは!武田塾堺東校です\(^o^)/
今回は、入試で採用する大学が増えている「英語外部試験利用入試」について紹介します!
英語外部試験利用入試とは「読む・聴く・書く・話す」の英語4技能試験(英語外部試験)で
基準以上の高得点を取った人は入試で優遇されたり、英語の試験が免除されるという制度です。
今回ご紹介するのは「TEAP」「英検」「TOEIC」「TOEFL」の4種類です😊
それぞれ試験の目的が異なります。
日本の大学受験で必要な英語力が求められる
総合的な英語力が求められる
ビジネスの実践的なコミュニケーション力が求められる
海外留学で必要な英語力が求められる
英語外部試験の紹介
TEAP (ティープ)
テスト形式は、総合的な英語力を正確に把握することができるよう
「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成されており、
高校生のレベルに合わせた難易度設定という特徴があります。
最近注目されており、採用大学もかなり増えてきています(`・ω・´)!
でも、具体的にどんな内容の試験が課せられるの?と気になる方も多いのではないでしょうか。
試験内容の詳細を見ていきましょう!
リーディング(Reading) 100点満点
■試験時間:70分
■問題数:60問
■解答方式:マークシートによる択一選択方式
大問 | 問題形式 | ねらい |
---|---|---|
Part 1 (20問) |
語彙・語法 | 大学での授業や資料・文献などを理解する上で必要とされるアカデミックな語彙力 |
Part 2A (5問) |
図表の読み取り | 授業や資料・文献などにおける視覚情報の理解とそれに基づく類推 |
Part 2B (5問) |
掲示・Eメールなどの読み取り | 学業に関わる掲示・Eメールなどにおける情報の理解 |
Part 2C (10問) |
短い英文の読み取り | 教材や資料・文献などにおけるパラグラフ単位の英文理解 |
Part 3A (8問) |
長い英文の読み取り | 教材や資料・文献などにおける英文の文脈や論理の流れの理解 |
Part 3B (12問) |
長い英文の読み取り(図表も含む) | 教材や資料・文献などにおける英文の詳細理解(図表も含む) |
※TEAP公式ホームページより抜粋
リスニング(Listening) 100点満点
■試験時間:約50分
■問題数:50問
■解答方式:CDによる放送・マークシートによる択一選択方式
大問 | 問題形式 | ねらい |
---|---|---|
Part 1A (10問) |
短い会話の聞き取り | 学生として遭遇する可能性の高い相手とのやりとりの聞き取り(例:教授、アカデミック・アドバイザー、留学生など) |
Part 1B (10問) |
短い英文の聞き取り | 講義(ミニ・レクチャー)や報道情報などの聞き取り |
Part 1C (5問) |
短い英文の聞き取り | 図表の理解と組み合わせた英文の聞き取り |
Part 2A (9問) |
長い会話の聞き取り | 学生として遭遇する可能性の高い相手とのやりとりの聞き取り(例:教授、アカデミック・アドバイザー、留学生など) ※2者間だけでなく、3者間のやりとりも含む |
Part 2B (16問) |
長い英文の聞き取り | 授業・講義などの聞き取り(図表も含む) |
※TEAP公式ホームページより抜粋
ライティング(Writing) 100点満点
■試験時間:70分
■問題数:2問
■解答方式:解答用紙への記入
■評価方法:認定された採点者による採点
大問 | 問題形式 | ねらい |
---|---|---|
Task A (1問) |
課題文の要約 | 説明文・評論文などの要約を書く。 |
Task B (1問) |
エッセイ | 複数の情報(図表も含む)に基づいてエッセイを書く。 |
※TEAP公式ホームページより抜粋
◎試験の特徴◎
Task A
→論説記事などを読み、70語程度の要約を作成。
Task B
→複数の情報源(図表を含む)から論点を読み取り、それらを統合したうえで
自身の考えを200語程度で展開することが求められる。
スピーキング(Speaking) 100点満点
■試験時間:約10分
■問題数:4問
■解答方式:Examinerとの1対1の面接方式
■評価方法:認定された採点者による採点
■注意事項:試験内容は録音され、採点に利用される。
大問 | 問題形式 | ねらい |
---|---|---|
Part 1 (1問) |
受験者の生活に関する質問(質問は複数) | 受験者自身のことについて説明する。 |
Part 2 (1問) |
受験者がExaminerにインタビュー(ロールプレイ型) | 対話における効果的なやりとり(対話のリード) |
Part 3 (1問) |
1つのテーマに沿ったスピーチ | 与えられたテーマに関して、まとまりのあるスピーチをする。 |
Part 4 (1問) |
Q & A (質問は複数) | 与えられた話題に関する質問に答える。 |
※TEAP公式ホームページより抜粋
◎試験の特徴◎
試験は受験者入室から退室まで連続して録画または録音される。
Part 2では受験者が自ら対話をリードしていくことも求められる。
上記4技能の試験が行われますが、リーディングとリスニングはすべて選択式なので
センター試験やTOEICなどの試験と類似しています。
とはいえ、難易度は先述の通りそこまで難易度が高いものばかりではないので、
TEAPのためだけの対策が必要というわけでもありません。
そして、TEAPは大学が指定した以上の点数を取ると入試の際に英語の試験が免除されることがほとんどです(^O^)/
一度でも基準点を超えることができれば受験資格を得ることができるのがポイントです!
ただし受験会場は主要11都市と少なく、試験開催回数も年3回しかないので注意が必要です。
今年2018年度の試験日程は7/22(日)、9/16(日)、11/18(日)なので、第3回目は申し込みが間に合いますよ(=゚ω゚)ノ
第3回試験の申し込み開始日は9/10(月)~なのでお忘れなく!
↓TEAPを活用している大学はコチラ☆
英検
入試採用率が最も高く、これまでの英語外部試験では最も実績のあるものです!
2級か準2級以上という大学が多く、難易度が高い大学は準1級以上が多いようです
リスニングの内容に大学の講義をイメージしたもの(専門レベルではなく、あくまで教養の初学者レベルですが)が
含まれていて、英語聞き取り能力はもちろんですが、内容そのものの理解力も要求されます。
年に50回以上試験があるので、十分に時間をとって試験準備できますし、
スコアが良くなかった場合でも勉強しなおして再挑戦できやすいです。
↓英検を活用している大学はコチラ☆
TOEIC(トーイック)
TOEICは、リーディングとリスニングの試験である「TOEIC」と、
スピーキングとライティングの試験である「TOEIC S&W」の2種類があります。
通常、英語外部試験では両方のスコアが必要ですが、
入試によっては片方だけでよい場合があるかもしれませんので、受験する大学の受験案内で確認しましょう!
TOEICは年10回、TOEIC S&Wは年24回実施されています。TOEFLよりは解きやすい内容だと思われます。
大学によって利用できる英語外部入試も違いますのでHPで確認しましょう(^^)/
↓TOEICを活用している大学はコチラ☆
TOEFL(トーフル)
「Test of English as a Foreign Language」の略で、英語を母国語としない人の英語力を判定するテストです。
一般的には、北米の大学・大学院に留学する際に英語力を証明するテストとして使われます!
とくに米国やカナダの大学・大学院への正規留学の際には、入学審査基準の1つとして
TOEFL®Testのスコアが要求されるので、北米圏への海外留学・進学を考える中学生・高校生にとっては必須のスキルです。
TOEFLにも、問題の提供・答案の回収をインターネットで行う「TOEFL iBT Test(Internet-Based Testing)」と、
ペーパーテスト形式の「TOEFL PBT Test(Paper-Based Testing)」の2種類があります。
現在PBTはインターネット接続が難しい一部の地域のみで行われているので、日本国内ではiBTを受験することになります。
TOEFLは数多くある英語試験の中でも難易度は高めです。
教授の講義や学生間のディスカッション内容が多く、地学や生物学、心理学等のトピックを読み解く必要があるため、
単語や文法も『ネイティブレベル』かつ『アカデミック』な内容が求められます。
受験時間もTOEICが2時間に対し、TOEFLは4時間となるので、どれだけ集中して挑めるかもカギとなります。
TOEFLは対策が必須なので、早めがベストです(`・ω・´)
↓TOEFLを活用している大学はコチラ☆
いかがでしたか?
利用できればかなり有利になりますが、もちろん対策が必要です!
少しでも挑戦してみようかなと考えている人は早めに準備しておきましょう🚙
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