こんにちは、武田塾佐賀校のちひろです。
前回の記事では、留学を実際に決断する際に気になる事柄として、筆者自身がよく受けるいくつかの質問の中から2つを選び、その一つ目の質問である留学したら“本当に英語は話せるようになるのか?”についてお話ししました。
今回の記事では二つ目の質問、“どれくらいで話せるようになる?” という質問についてお話ししていこうと思います。
留学時に
まずこの質問 “どれくらいで話せるようになる?” についてですが、
聞かれる事が本当に多いですね。初対面の方と留学のついての話になると、かなり多くの方から聞かれる質問です(笑)交換留学を考えている大学生の友達、ワーキングホリデーに挑戦したいと思っているアルバイト先の先輩などからも質問される事が多いですが、留学を考えてる人にとってはとても答えが気になる質問だと思います。
外国語習得は自分のペースで
さっそくこの質問に対して筆者自身の経験談を含めながらお話ししようと思いますが、英語に限らず留学して外国語を話せるようになる期間にはすごくすごく個人差があります。
英語が話せるようになる、聞き取れるようになるまでにかかる期間は人によって様々で、他の人と自分を比べてしまうことは留学の際に本当にやっちゃダメな事です。
なのでこれから話す内容についても、この人はこれくらいの期間かかったのか〜と聞き流すくらいの気持ちで読み進めて頂けると嬉しいです。
留学をする前に
外国語習得には個人差があるというお話をしましたが、
留学生活を通じて英語を話せたり、聞き取れるようになるまでの過程で筆者は“留学前に英語の勉強法をもっとこうしていたら、英語を話せるようになるまでの期間をもっと短くできただろうな”
と感じたことがいくつかあったので、これから留学を考えている方のためにそれについてもお話ししていきたいと思います。
どれくらいで話せるようになる?
まず、今回の質問 “どれくらいで話せるようになる?” に対する答えです。
筆者の留学以前の英語力については前回の記事でお話ししましたがそんな筆者が自ら英語話せるようになったなと感じたのは留学してからちょうど1年がたった頃でした。
同じ頃に渡米してきた他国の留学生や周囲の日本人と比べると英語を話せるようになるまでにかかった時間は長かった気がします。
リスニング力の大切さ
英語を話せるようになるまでの約1年間、筆者が痛感していたのはリスニング力の無さでした。
英語を読む力や英語を書く力は日本にいる頃学校で学んでいる事だったので大学でエッセイを書いたりする際やテキストを読む際に困ることは無かったですが、リスニング力の無さは歴然でした。
英語を話す際に相手の言っている事が聞き取れないと話が続かないですし、どれだけ語彙力があって文法を正確に理解していてもそれを使えるのは相手が何を言っているのかを理解できた後だけです。
筆者が自分自身で英語を話せるようになったかなと実感したのは、
意識して聞こうとしなくても英語が自然と耳に入ってきて理解できる状態(例えば授業で教授が話してることがスーッと耳に入ってくる、隣の人がぼそっと言った独り言が聞き取れる、通りすがりの人が話している内容が聞き取れるなど日本語だと当たり前に出来る事)になった後でした。
留学前でもリスニング力を鍛えるためには?
リスニング力を鍛えるには英語を聞ける環境の中に身をおくしかありませんが、これは日本にいる時でも日常生活の中で
*洋楽を聞いたり、
*英語版のニュースを見たり、
*英語を話すYoutuberの動画を見てみたりする
ことでそんな環境を作る事ができます。
英語が十分に聞き取れない状態で、ずっと英語を聞き続けるのは時に苦痛に感じることもあると思います。実際、筆者もあまり英語が完璧に聞き取れなかった留学当初、聞こえてくる全ての英語に耳をすませておかないといけない状態が続いて耳に蓋をしたいと思った事が何度もありました。
しかし聞き取れない英語をずっと聴き続ける練習をしていると、ある日ふと気づいたら英語が聞き取れてる!と感じるようになる瞬間が来ます。
留学する前から、日常生活で少しずつ英語を聞く耳を作っていく事で留学した際に英語を聞き取れる耳になるまでの期間を短くする事ができ、留学先で英語を話せるようになるまでの期間も短くする事ができると思います。でももし苦しくなったら自分が一番楽に、楽しく英語を聞ける方法で少し休憩するのも大事です。
筆者は留学を初めてから英語を聞き取れる耳を手に入れるまでの間、日本にいる時からもっと英語を聞いて耳を鍛えておけばよかったなとつくづく感じたので、ここでお話ししました。
留学を考えている人はもちろん、留学をしないにしても英語を聞き取れる耳を作っていく練習は、模試や考査の時に出題されるリスニング問題への対策にもなると思いますので、是非一度やってみてくださいね。
リスニング力だけじゃない
今回の記事でひたすらリスニング力の重要性について話した筆者ですが前回の記事で、
英語を話せないし聞き取れないけど、文法はまあまあ理解できる、といった日本人にとても多いといわれるこのタイプ、
このタイプの英語力を持つ日本人は留学する際にはダメなんですよね?とよく聞かれたりしますが、
結構留学する際には強みになると筆者は感じています。
留学するとなると、どれだけ外国人の人と英語を話せるようになるかが気になってしまうと思いますが、きっと留学をするとなればワーキングホリデーなどでは無い限り、ほとんどの人が語学学校だったり現地の高校や大学に身をおくことになると思います。
こういった何かしらの教育機関に所属すると、そこでの学力判断は多くがしっかりとした文法力を持っているかを図るテストで行われます。みなさんが日本の学校で成績を獲得するために読み書きを中心としたテストを受けるのと同じです。
留学中はスピーキング力を図るテストも多少はありますが、
いくら英語を話せても読み書きがきちんとできていないテストで良い点数は取れませんし、授業で課されるエッセイをきちんと書く事もできずいい成績はもらえなくなってしまいます。
筆者は大学入学前に少し現地の語学学校に通っていた事があるのですが、
英語はたくさん話すのに文法が凄く苦手という外国人の友達たちがなかなか進級できないケースをたくさんみました。それに比べて日本人の生徒はスピーキングは苦手だけど文法の理解がきちんと出来ていてテストで点が取れるので進級できるという事がとても多かったです。
この経験から筆者は、文法の勉強をきちんとすることは結果的に留学する際にとても大切なことだと感じています、このタイプ全然ダメじゃ無いです!むしろスピーキング力をつければ無敵になれます(笑)
留学してみたいけど、こんな文法の勉強ばっかり学校でしてて良いのかなと思っている方がいたら、いましているその勉強は留学してもとても役に立つので是非自信を持って続けて頂きたいです。
まとめ
今日は留学したら“どれくらいで話せるようになるの?”という質問についてお話ししました。
筆者の体験をもとにお話ししましたが、話せるようになるまでの期間は外国語学習においてそんなに気にしなくて大丈夫だと筆者は思います。
他の人と比べるより、今の自分にはどんな勉強法が必要を考えて、前向きに実践してみてください。
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