高校生の皆さん、夏休みが終わろうとしています。
受験生にとっては勝負の夏が終わろうとしています。
この夏、有効に使うことができましたか。
宿題がまだ残っている人もいるかもしれませんが、もう少しで
学校も始まるので、生活スタイルも見直していきましょう
以前のブログで、“英語”・“数学”・“国語”の大まかな勉強のポイントを紹介しました。
【岡崎の受験生必見！！】教科ごとの勉強ポイント！入試本番を考えて今からやるべきこと！
そこで、今回から、各教科ごとの勉強のポイントを細かく紹介していきます。
第八弾の段の今回は、“化学”についてです。
今回で、このシリーズは終わりになります。
各教科の勉強法が載っているので参考にしてください。
【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第一弾！～英語編～
【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第二弾！～数学編～
【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第三弾！～現代文編～
【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第六弾！～世界史編～
【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第七弾！～物理編～
化学ってどんな科目？？
化学は多くの人が受験科目にします。
特に理系の人は、物理選択の人も生物選択の人も、
残りの1枠に化学を選択する人が多いです。
化学は勉強する内容が他の理科の科目に比べてかなり多いです。
“計算”・“知識の暗記”・“論述”など幅広いため、
何をやれば良いのか、ピンとこない人もいるでしょう。
また、問題自体も様々な要素が絡み合って、紛らわしい知識の区別が求められ、そこも難しい点です。
物理と同じく、計算式の理屈の説明も出来る必要があります。
化学の勉強で必要なのは「全体像を掴むこと」です。
化学は、理屈を理解したうえでいろいろできる“万能力”が求められます。
化学の勉強法
化学を勉強する上での理想は、理論・無機・有機の全範囲の知識が結びつくことですが、
これはなかなか難しいです。
そのため、はじめは、「理論の原子や分子」など、ある程度、狭い分野の全容の理解から始めましょう。
そのような勉強法で大きな塊を作るようなイメージで取り組みましょう。
その分野で出題される最低限の内容を押さえ、後から詳しい解説で全容を掴む
という、順番で進めていきましょう。
化学向き or 物理向き
理科を2科目で受験する人で化学を選択する人は多いでしょう。
しかし、大学によっては「理科1科目でも良い」、あるいは「点数の高い方を使う」
なんていう大学もありますよね。
そういった際に、化学を選択するのか、物理を選択するのか、は非常に難しい問題になります。
そこで、どちらを選べばよいのかについて紹介します。
物理は、以前のブログで挙げた通り「分野で固めて勉強できる科目」です。
一方、化学は、「全範囲を押さえれば割とできる科目」です。
選び方は、自分の好き嫌いや相性に合わせればよいのですが、
「狭い範囲ごとに一気に勉強したい人」は「物理」
「全体的に押さえたうえで、あとは上塗りタイプの人」は「化学」
を選択すると勉強しやすいと思います。
負担の総量に大差はないので、“やり方”の不向きで選びましょう。
おススメの参考書
この参考書は、基礎で扱われている基本的な内容が一冊でしっかりと押さえられる優れた問題集です。
化学基礎の教材としては様々なものが出版されていますが、
この参考書は、化学が苦手な人でも取り組みやすい教材としておすすめできます。
理系の人が化学の土台固めをするためにも使える他、
文系の人の国公立入試に化学基礎を使う場合にも役立つ教材です。
ただし、化学基礎を全く学習したことがない人で、これから基礎知識の暗記をスタートするという場合には、
より説明が噛み砕かれた講義形式の参考書をおすすめします。
その後、これを使って演習問題に取り組んでいくという流れが効率的です。
この参考書は、難易度は低いながら基礎から応用までしっかりと網羅された取り組みやすい問題集です。
公式を覚えるだけで解けるような簡単な問題から、計算が必要な問題まで幅広く掲載されています。
『リードLightノート化学』は、様々な問題が収録されているため、
この一冊をしっかり勉強すれば一般的な大学入試に対応可能です。
通常の私大の入試であれば、化学の勉強は『リードLightノート化学』と
過去問演習だけしておけば大丈夫と言っても良いでしょう。
大学入試の化学では、用語の暗記や知識が必要なものから、
計算式を使って答えを出さなければいけないものまで様々な問題が出題されます。
そのため単元ごとに基本的な問題の解き方をマスターしていくことが大切です。
『リードLightノート化学』なら、大学入試に出題される化学の問題をもれなく扱うことができるので、
これから化学を勉強する人はぜひ活用してください。
『化学重要問題集』
この参考書は、大学入試の化学で出題される問題がほぼ全て網羅されている参考書です。
高校で配られる問題集としても定番の教材のため、
使っている受験生が非常に多いことでも知られています。
入試の基礎、標準レベル問題から、難関大学で出題される
難しい問題まで幅広く扱われているのが特長です。
この1冊をきちんとマスターできれば、ほとんどの大学の化学の入試問題で合格点以上を取ることができます。
ただし、様々な問題が扱われている分、問題のボリュームが多いことや、
解説については難しい問題の方に詳しめとなっているため、
化学が苦手な人には少し分かりにくい場合もあることなどに注意が必要です。
おわりに
今回は、化学の勉強法について紹介しました。
化学の勉強法は世界史と似ています。
ピンポイントでやるのではなく、幅広く行うこと。
それを早めに終わらせることを心掛けましょう。
化学の点数が思ったように伸びない、点数が安定しないと悩んでいる人は
ぜひ今回紹介したコツを意識して問題に取り組んでみてください！！
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