【岡崎の高校生必見！】教科ごとの勉強ポイント第七弾！～物理編～

【岡崎の高校生必見！！】教科ごとの勉強ポイント第六弾！～世界史編～

 

物理ってどんな科目？？

物理は、エネルギーに関する話が多いため、目に見えず

イメージがしにくいです。

 

物理はイメージがつきにくいため、解ける問題が増えて初めて、

理屈が理解できる科目です。

 

苦手な人の多くは、計算して数字は求められるけど、「それが何を意味しているのか」

「何が起こっているのか」を分かっていません。

 

そのため、物理は理屈を理解するまでが難しい科目となります。

しかし、基礎がしっかりしていれば、あとはその延長でいける科目になります。

そのため基礎を完璧にすることが大切となります。

 

①基礎を完璧に！

上述した通り、物理においては基礎が重要となります。

基礎を乗り越えるために知ってほしいことは、

「理屈を理解すること」より「問題が解ける」のほうが簡単である、ということです。

 

公式やパターンを覚えてしまえば、結構な数の問題が解けます。

成績優秀者で最初はそうやって乗り越えてきた人も多いでしょう。

物理が苦手な人は、理屈を理解する前に、解ける問題を増やしていくことから始めましょう。

 

②分野ごとの縦割り対策！

物理は、分野ごとの独立性が強く、縦に分野で切って勉強をする人もいます。

特に、「力学」は必須、「電磁気」はかなり重要と言われ、

「熱力学」と「波動」は選択問題で出題され、

「原子」はほとんど出ない。

 

というのが、物理の優先順位であり、極論ではあるものの、

「力学」と「電磁気」の分野を完璧にすれば、入試問題で半分程度は取れます。

 

つまり、１分野ごとに仕上げやすい科目です。

まずは、１分野ずつ、標準的な問題が解けるまで仕上げていくことが大切です。

しかし、難関大学の入試問題にもなると、問題文自体が難しく、文字もたくさん出てきます。

１つの大問で様々なことを聞くことが多いため、その分野の全範囲を押さえておく必要があります。

 

③理屈の理解と問題解決能力

物理は、問題文にあるたくさんのヒントの中から、

問題ごとに使うヒントを選び抜く能力が必要です。

 

「その式を使う理屈」が分からないと、ヒントを拾うことができません。

そのため、「その公式が何を表しているのか」を説明できるようにしていきましょう。

 

「解ける問題」を増やした後は、「その問題の解き方の理屈」を理解しましょう。

あとは、問題文を読む力を鍛えましょう。

物理で大切なのは、問題文を読み、様々な公式を組み合わせる能力です。

問題文の中から必要な情報を取捨選択し、情報整理することが重要です。

 

④おススメの参考書

『大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本』

この参考書は、物理が苦手な人でも取り組みやすい講義形式の問題集です。

物理の基本的な考え方の解説部分と、その考え方を用いて実際に問題を解く演習部分に分かれています。

 

物理を選択している人にありがちな悩みとして、学校の物理の授業についていけなかったり、

先生の解説が合わないというパターンが多いです。

講義形式の参考書の中でも、様々なスタイルの解説方法がありますが、

その中でも『大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本』はわかりやすいものとなっています。

他の物理の教材を使って今一つ問題が解けるようにならなかった人にもおすすめの問題集です。

 

『物理のエッセンス』

この参考書は、物理の基礎固めに最適な１冊です。

同じエッセンスシリーズでもう１冊「熱・電磁気・原子」というものも出ていて、

構成や難易度は一緒で扱っている問題の単元が異なります。

 

この２冊のエッセンスシリーズに掲載されている問題を一通り解けるようになると、

受験物理に出てくる大半の問題に対応できる基礎が身につくのでおすすめです。

問題集の構成としては、最低限の基礎問題を並べてある小問集という形です。

 

問題量としてはそれほど多くなく標準的で、解説もコンパクトにまとまっています。

レイアウトもかなりまとまっていて、扱う物理現象の説明の後にそれに関する問題が載っていたり、

類似問題が充実していたりするのでほかの問題を解くときにも応用が利きやすい形で学習が可能です。

ただし、人によっては解説が抽象的で分かりにくい場合もあるので注意が必要です。

 

『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』

この参考書は、

MARCHや地方国公立レベルの問題が演習できる物理の参考書です。

物理の基本知識を学んだあと、入試レベルの問題を解けるようにする時に役立ちます。

 

『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』に掲載されている問題は、

入試の過去問を再構成して作られているため、典型的なパターンを効率よく学ぶことが可能です。

 

入試では誘導文が長い問題や、一見複雑そうな問題が出題されますが、

頻出のパターンを押さえておけば心配はありません。

まずは『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』に収録されている問題の解き方をマスターし、

入試レベルの問題を解く実力を身に付けていきましょう。

 

また、上述した『物理のエッセンス』シリーズとの併用がおすすめです。

『物理のエッセンス』シリーズは『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』よりも易しい問題が収録されています。

どちらの参考書も大学入試レベルの物理の問題を扱っていますが、

『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』は大問レベル、

『物理のエッセンス』シリーズは小問レベルの内容です。

まずは物理の教科書や講義形式の参考書で基礎を固め、

その後単元ごとに『物理のエッセンス』と『良問の風 物理頻出・標準入試問題集』を交互に仕上げていきましょう。

 

おわりに

今回は、物理の勉強法について紹介しました。

物理は、基礎を理解したうえで、公式の理屈を理解していくことが大切な科目です。

物理の点数が思ったように伸びない、点数が安定しないと悩んでいる人は

ぜひ今回紹介したコツを意識して問題に取り組んでみてください！！

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