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11月からの特訓④AO入試・公募推薦の場合

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こんにちは。武田塾御茶ノ水本校教務です。

前回までの記事はこちら。
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11月からの特訓①私立文系の場合

11月からの特訓②私立理系の場合

11月からの特訓③国立志望(特にセンター試験が重要な生徒)

今日も、武田塾の生徒の紹介をしつつ、どのような作戦を立てて入試に臨んでいるのか、というのを紹介します。

まず、生徒のデータとして、8月下旬に入塾して、1月にあるセンター試験を受け、2月の一般入試を受け、大学への入学を目指そうという人です。
ただし、この生徒さんはその前に11月半ばの公募推薦にチャレンジしようとしています。

偏差値は、英語、数学、物理の3科目で、50いくかいかないかくらい?模試の成績が出ていないので、正直なところよくわからないという感じです。

今回は、英語について紹介します。 現在英語の宿題はこんな感じです。

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少し普通の感じとは違っています。 その理由は、試験までの「残り時間」と、試験の内容について「対応しよう」とするからです。

まず、「残り時間」というのは、通常であればセンター試験まで12週あるので、単語や文法、解釈の問題集をしっかりできるようにしてから、長文の問題に取り組みます。 こんな感じに。%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-03-21-00-45 しかし、先ほど述べたように公募推薦の試験が11月半ばに控えているので、そこまでにある程度総合的に英語を読めて、解ける力が必要です。

そのために、単語と文法を学びつつ、実践的な訓練をすることによって、公募推薦の入試の対策をしよう、というものです。

もうひとつの「対応する」というのは、過去問分析の結果です。公募推薦の過去問が1年分しか公開されていないので、それを元に分析するしかなかったのですが、 内容は、
基礎的な単語を使った問題が多い。
・文法問題も基礎的なものが多く、語法問題も出題されるが、難しくはない。
・英文解釈の問題は、正確に訳をするよりは、英文の趣旨をしっかり把握できるかを問われるような問題が多い
英作文はない

ということでした。

こういった状況に対して、 単語はターゲット1900を1からしっかりやりつつ、できるところまで進める。

しかし、基礎的な単語の並ぶ前半に関しては随時復習をいれ、基礎的な部分は完璧に仕上げる。

文法に関しては、Vintageのレベルの問題集をしっかりこなしておけば大丈夫な問題だったので、しっかりやる。

特に語法は、出題数が多かったので、重点的に確認を行い、抜けがないようにチェックすることを怠らないようにする。

英文解釈に関しては、以前「入門英文解釈の技術70」を宿題で出したところ、単語がわからずに合格できないということが続いたので、一度ストップし、入試問題の傾向に合わせて、簡単なレベルの長文を読みながら、英文の趣旨をとらえる練習を行い、精読をしっかりできるようにするよりは、英文の主張をとらえられるように心がけて、宿題に取り組んでもらう。

また、試験まで1か月となったので、いわゆる「試験慣れ」をするために、難しいことは承知のうえでセンター試験の過去問を出題しています。

このセンター試験を解くことの目的は、英文を解けるようになるというよりは、試験時間を意識して問題に取り組めるようにするためです。

以上のような宿題を出し、しっかりと入試対策を行い、奮闘中です。

結果はどうなるかわかりませんが、生徒のニーズに合わせて、ルートを柔軟に変更できるのは、武田塾の強みではないかと思っています。

受験生の1人1人に合わせたペースがあり、ルートがあると思います。何かに悩んでいる人がいれば、今回の生徒の宿題を例を参考に、自分自身のルートを作ってみてください。
それでも自分一人で受験勉強の道を進むのは難しい、そんなあなたには無料受験相談があります。

 

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