こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
今回は英検2級について、大学受験に役立つ情報をまとめています。
受験勉強を本格的に始めている受験生のなかには、
英検を受けるべきなのかで悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、英検2級のレベル感や合格率、大学入試にどう利用されているか、
そして英検2級を受けるべきかどうかについてまとめていきます。
そもそも英検とは?
英検の概要
英検は「公益財団法人日本英語検定協会」が実施する英語の検定試験で、学修レベルに応じて7つの級が設けられています。
試験内容は「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4つの技能のバランスを重視しているものとなっています。
また、1年間で3回受験の機会が設けられていて、
第1回は5~7月、第2回は10~11月、第3回は1~3月に実施されています。
2次面接まで含めての検定なので、長めの実施期間となっています。
英検S-CBTについて
従来の英検とは少し異なる、「英検S-CBT」という検定も用意されています。
出題形式や難易度は英検と同じですが、
・1日で4技能すべてのテストが行われる(従来の英検は2日間の試験)
・試験は原則、毎週実施されており、期間中に2回まで受験可能
・テストセンターにて、PCを操作して解答する
という特徴が「英検S-CBT」にはあります。
従来の英検は年3回しかチャンスがないので、
毎週テストを実施しているので、部活や行事などを避けて申し込むことができます。
ただし、申し込みは実施日の1~2か月前には申し込みする必要があるので注意です。
英検S-CBTについては下記のリンクで詳しく説明しています。
英検2級のレベルはここ!
英検2級の受験適性は、高校3年生です。
準2級までは、中学レベルの知識と対策ができていれば合格できるのですが、
2級は高校2年生でもなかなか合格が難しいです。
また、英検が紹介している2級の推奨目安では「高校卒業程度」と書かれています。
出題目安も公表されており、
・医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解が出題される
・ライティングが加わる
など、準2級から出題難易度が大きくアップしています。
これらの情報に加え、筆者の体感なども含めると、
大学受験生が英検2級を受けるのであれば、高校3年生が適性だと言えるでしょう。
英検2級の合格点・合格率
英検2級の合格点
公式サイトによると、英検2級の合格基準点は
一次試験は1520(満点は1950)、二次試験は460(満点は650)
となっています。
また、「各技能6割程度の正答者の受験者の多くが合格されています」とも公表しています。
ただし、各問題の配点は公開されていないため、
検定受験後に合格しているかを判断することは難しいです。
一応の目安として、6割正解することがギリギリの合格ラインだと考えておきましょう。
英検2級の2021年度合格率
2015年度までは合格率についてのデータが公開されていましたが、
それ以降のデータは残念ながら公開されていません。
2015年度までのデータによると、合格率は大体25%前後を推移しています。
以降の合格率は分かりませんが、合格率がここから大きく変動している可能性は低いと言えます。
参考程度に、現在でも4人に1人くらいが合格していると思っていいでしょう。
英検は大学入試にも利用可能!
英検を受ける大きなメリットはやはり、
大学試験で優遇されることです。
最近は英検以外にもTOEICやTOEFL、TEAPなど英語資格試験が増えていますが、
今でも英検は入試の優遇制度に使う資格として根強いです。
英検2級はどんな大学で使える?
英検2級を合格していると、様々な大学で利用することができます。
主に利用できるのは私立大学で、
有名なところでは、早稲田大学・上智大学・GMARCH・日東駒専が挙げられます。
どのように利用できるかは大学や学部によってさまざまにあり、
推薦入試の出願条件になっていたり、一般入試で加点されるなどがあります。
例えば早稲田大学では、
一部の学科で公募推薦の出願資格の1つになっている
AO試験での合否材料になる
国際教養学部の一般試験では点数に5~15点加算される
などの利用方法があります。
結局英検2級は受験するべき?
志望校によって優先度は大きく変わる
志望大学の要項を確認して、合格のメリットが大きければ受けましょう。
英検2級を合格するには、個別の英検対策が必須になります。
特にスピーキングテストは大学受験にはまずないテストなので、予め話し慣れておく必要があるでしょう。
要するに、対策にかける時間がそれなりに必要なので、志望校次第で受けるべきかは変わります。
合格してしまえばそれだけで英語の試験を免除できる、
という大学もあるので、そういった場合はとても受ける価値があると言えます。
逆に慶応大学志望や国公立志望の受験生は、
英検利用がほとんどできないので、受験する必要はありません。
まずは自分の志望校を明確にすることが、受けるかどうかの判断の第一歩になります。
英検やその他の技能試験を上手に使って、志望校合格に役立ててください!
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