こんにちは!武田塾西宮北口校です。
今回は難関10大学の一つに数えられ、旧三商大でもある神戸大学に最も合理的に合格する方法をお伝えしようと思います!
ちなみに、今回のブログのタイトルは某東京大学合格請負ドラマの名言を真似しています(笑)
神戸大学とは
まずは神戸大学についてご紹介しましょう。
神戸大学は1902 (明治35) 年に開設された神戸高等商業学校をその起源とする、100年をこえる歴史がある大学です。
今までに総理大臣を一人(第75代宇野宗佑)、ノーベル賞受賞者を一人(2012年生理学・医学賞受賞の山中伸弥)排出しています。
(神戸大学)
神戸大学は旧三商大の一つに数えられます。略称は「神大」(しんだい)です。
ちなみに、関東にある神奈川大学も「神大」と略されるようですが、こちらは”じんだい”と呼称されているようです。
旧三商大とは、高等商業学校から大学へ昇格した一橋大学・大阪市立大学、そして神戸大学のことです。
一橋大学は元は東京商科大学といい、同様に大阪市立大学は大阪商科大学といい、そして神戸大学は神戸商業大学という名称でした。
この旧三商大での三大学交流もあるようです。
(キャンパスから見える神戸の街は絶景)
さらに神戸大学は日本のアイビーリーグとも言える、いわゆる難関10大学(旧帝大+東京工業大学・一橋大学・神戸大学)にも含まれます。
企業には一流大学として認知されていて、就職にも強い!
神戸大学は経営学部が経済学部から独立して設けられていたり、元が商科大学であったりという特徴もあり、経済界からの評価も高い大学です。
実際に大企業に就職する学生も多いことが、企業からの評判の良さを証明しています。
経済界での神大卒の有名人は、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の業績V字回復の立役者であり、現在は自信でコンサル会社も立ち上げられている敏腕マーケター森岡毅氏(経営学部卒)などが挙げられます。
ねらい目はココだ!!
大学で勉強したいことが決まってない!
でも有名な大学に行きたい!
だから、どの学部でもいいから神戸大学に行きたい!
という人も少なからずいると思います。
そういった方に、オススメの学部があります。
海洋政策科学部(文系・理系それぞれ向けのコースあり)
神大のねらい目は、ズバり海洋政策科学部です!
(神戸大学海洋政策科学部が入る深江キャンパス)
神戸大学海洋政策科学部は以前は海事科学部という名称でした。
さらに遡ると神戸商船大学が前身であり(2004年神戸大学に統合)、もっと遡ると最初は戦前に川崎財閥が設立した私立の「川崎商船学校」が源流です。
四方を海に囲まれた日本で、海洋政策は致命的な意味を持ちますが、海の政治について地政学・海運・エネルギー・エンジニアリングといった様々な方面から研究していくのが海洋政策科学部です。
特に隣国との関係がギクシャクしている現代だからこそ、海洋から世界を分析する視座を持つことには将来性があると言えます。
理系科目重視型と文系科目重視型があり、文理どちらの学生も進学できるようになった!
以前の海事科学部時代には理系学生のための学部でしたが、2021年度に海洋政策科学部に名称変更するに当たり、文系学生が受験しやすいような科目選択が可能な「文系科目重視型」が創設されました。
ただし、「理系科目重視型」の募集人衆は前期・後期合わせて155人に対して、「文系科目重視型」は前期のみの募集で30人となっており、入試の枠としてはかなり狭くなっています。
共通テストと二次試験の科目と配点について
前期日程で受験する場合、共通テストの点数は500点満点に圧縮されます。
二次試験も3教科で500点満点となっています。
合計1000点満点となっています。
海事科学部部の時代の前期日程の合格者最低点は600/1000程度でした(最低点は年によって大きく変動します)。
海洋政策科学部に名称変更し、文系科目重視型のコースが分化したこともあり、今後の合格最低点がどうなるかは未知数なところはあります。
とはいえ、これまでの傾向を観る限りでは6割程度の得点で合格できる年が多く、旧三商大(かつ難関10大学)に含まれる大学に6割前後の得点率で合格できるというのは、かなりお得だと言うことができます。
理系科目重視型・前期日程の科目別配点(共通テスト・二次)
理系科目重視型の共通テスト500点満点中のそれぞれの科目の配分は、
・国語(現代文・古文・漢文)が125点
・数学(ⅠA、ⅡB)が100点
・理科(発展二科目)が100点
※物理は必須で、さらに化学・生物・地学の中から1科目。基礎科目選択不可。
・地歴公民が100点
※公民科目は「倫理・政治経済」のみ選択可能。
・英語(リスニングを含む)が100点
となっています。
二次試験500点満点中のそれぞれの科目の配分は、
・英語(筆記のみ)が150点
・数学(ⅠA、ⅡB、Ⅲ)が150点
・理科(二科目)が200点
※物理は必須で、さらに化学・生物・地学の中から1科目。
となっています。
共通テストで最も負担が少なくなるように科目を選択するには?
まず、二科目選択の理科で、必須の物理と組み合わせるのをどれにするか、という選択があります。
ここで選択した科目は、二次試験の理科科目にもなるので、慎重な選択が必要でしょう。
覚える事の量の少なさで選ぶならば地学を選択することになりますが、地学は二次対策にも使える参考書がほぼ無いというデメリットはあります。
ただし、自学でそれなりに高い水準の点数まで一番早く到達できるのも地学です。
※地学の学習については以下の記事も参考にして下さい。
覚える事の量は多めでも、計算問題が少ない方がいいという方には生物の選択をおすすめします。
ただし、二次試験では記述が多くなるため、「得意科目で得点源である!」という水準にまで仕上げようと思うと、割と時間がかかります。
また、物理と併せて生物を選択する受験生が少ないので、生物の教え合いができる友達を見つけるのが大変かもしれません。
覚える事の量はほどほどで、計算問題で乗り切りたいという方には化学の選択をおすすめします。
計算が得意ならば得点源を稼ぐ科目として仕上げていくことも難しくはありません。
安パイでいくなら、なんだかんだで化学ということになるでしょう。
次に地歴公民の選択について考えてみましょう。
暗記量を抑えてそこそこの点数を短期間で確保したいという方は地理Bを選択するのがいいです。
地理Bは必要最低限の暗記を固めておけば、あとは論理的に考える力があれば十分な点数を取ることができます。
それなりの暗記量をこなすことで高得点を狙いたい場合は「倫理・政治経済」を選択するのがいいでしょう。
地理Bよりは暗記量が多いとはいえ、日本史Bや世界史Bに比べると大幅に少ない暗記量で、ちゃんと固めれば得点源にできるのが「倫理・政治経済」の良いところです。
二次試験の科目について
二次試験は三科目あって、配点も1000点満点中の半分の500点ありますので、共通テストが振るわなくても二次試験での逆転合格を狙うことができます。
数学はⅢまでありますので、しっかりした対策が必要になってきます。
理科も物理+一科目でガッツリコースなので、少なくともどちらか一科目は得意科目と言える状況に仕上げておきたいですね。
英語はリスニングなしの筆記だけなので、共通テスト後はリーディング中心の勉強をしましょう。
文系科目重視型・前期日程の科目別配点(共通テスト・二次)
文系科目重視型の共通テスト500点満点中のそれぞれの科目の配分は、
・国語(現代文・古文・漢文)が100点
・数学(ⅠA、ⅡB)が100点
・地歴公民(二科目)が100点
※ただし公民は「倫理・政治経済」のみ選択可能。
・理科(基礎二科目か発展一科目)が100点
・英語(リスニングを含む)が100点
となっています。
二次試験500点満点中のそれぞれの科目の配分は、
・国語(現代文のみ)が150点
・英語(筆記のみ)が200点
・数学(ⅠA、ⅡB)が150点
となっています。
共通テストで最も負担が少なくなるように科目を選択するには?
まず、二科目選択の地歴公民でどの科目を選択するのが効率的か考えましょう。
覚える量を抑えるためには、地理Bと「倫理・政治経済」を組み合わせるのが最もライトになります。
この二科目を合わせた暗記量は、日本史B or 世界史Bのどちらか一科目の暗記量と同じか、むしろ少ないかくらいです。
地理Bは必要最低限の暗記を固めておけば、あとは論理的に考える力があればそこそこの点数を取ることができますので、駆け込みでも点数を上げることができます。
「倫理・政治経済」も共通テストの半年前くらいからの対策でも間に合わせることが十分に可能です。
一方で、日本史Bや世界史Bは分量は多いですが、ちゃんと取り組めば点数に反映されやすい科目でもあります。
そもそも学校で地理Bが選択できない文系学生も少なくありません。
そのような学生の場合は否応なく日本史Bか世界史Bになりますが、その場合は学校の科目選択で好きになれそうな方を選びましょう。
次に、理科科目でどの科目を取るかという選択もしっかり考えておきたいです。
発展一科目か基礎二科目のどちらかを選択できるのですが、この場合は基礎二科目を選択する方が楽なケースが多いです。
負担を軽くしたいならば、物理基礎と地学基礎を選択するのがおすすめです。
あるいは、発展一科目で地学を選択するというのもアリです。
地学は学校で開講されていないことも多いですが、独学でも短期間で点数を上げることが可能な科目ですので、科目数を増やしたくないなら地学一本に絞ってもいいでしょう。
※地学の学習法ついては以下の記事も参考にして下さい。
二次試験の科目について
二次試験は三科目あって、配点も1000点満点中の半分の500点ありますので、きちんと対策する必要があります。
文系レベルではありますが数学があるので、少なくとも数学は苦手科目ではなくしておく必要があるでしょう。
英語はリスニングなしの筆記だけなので、共通テスト後はリーディング中心の勉強をしましょう。
国語は神戸大学の国語試験の中で唯一現代文のみなので、古文漢文は共通テストレベルの勉強まででいいというのが有難いですね。
総括「複数教科のバランスは必要だが、合格最低点は低めでやっぱり穴場!」
海事科学部部の時代の前期日程の合格者最低点が600/1000程度(最低点は年によって大きく変動)と、6割前後の点数で旧三商大に合格できるというのは、やはり穴場です。
共通テストも二次試験も完璧を目指さず合格を狙える神戸大学海洋政策科学部は、難関10大学への最短コースの一つだと言えそうです。
入試科目の選び方や各科目の配点も気にしながら工夫して戦っていけば、進学校の生徒でなくても合格が狙えるでしょう。
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同じように、大阪大学に合格する最も合理的な方法についても書いてます!
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