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古文が苦手な人向け、武田塾の古文の勉強法
「古文の勉強法が分かりません！」と受験相談にくる学生さんが結構いらっしゃいます。
古文って日本語のようで日本語じゃない感じ、勉強法が分からない気持ちよく分かります。
早速、どうやったら古文のテストで点数が取れるようになるのか、一緒に武田塾の勉強方法を確認していきましょう。
①古文の世界観を知る
高校入試用の参考書『こわくない古文漢文』を導入として使用します。
古文が苦手と感じている人にはうってつけの参考書です！
この参考書は2部構成になっていて、入門編、実践編があります。
使い方としてはまず実践編の問題を解いてみて、どのような話だったのかを入門編で確認します。
入門編は漫画になっているので、古文の世界観を気軽に楽しめます。
②古文単語と古文文法を覚える
古文の世界観が分かったら、英語と同じで古文単語と古文文法を覚えていく必要があります。
これらを覚えるのは古文が苦手な人にとっては、つらいところですが、
古文の文章で古文の重要な用語や語句が出てきて、その意味が分からないと文章って読めないので、乗り越えましょう！
古文が本当に本当に苦手！という人におすすめの単語参考書は『古文単語ゴロゴ』です。
ゴロでまとめられているので、楽しく覚えられます。
ただ実用性の面で言うと『読んでみて覚える古文単語３１５』がおすすめです。
古文単語は基本的に多義語なので、どの場面でどういう意味で使われているのかが読むときに分かることが必要です。
『読んでみて覚える古文単語３１５』は単語の背景知識が書かれているので読解の時にリンクしやすくなります。
文法は『富井の古典文法をはじめからていねいに』が分かりやすくおすすめです！
古文好きの人には少し物足りないかもしれませんが、最低限の知識が詰まっている参考書となります！
苦手な人はこの参考書をしっかり読み込んでください。
『やさしくわかりやすい古典文法』などの問題集と並行して使用すると、実践の力が身に付きます。
③古文の読み方を知る
単語と文法をばっちり覚えたら、次は古文の読み方に入ります。
ここは英語の学習と違うところで、古文では全文を現代文に訳せる必要はありません。
昔の人が書いた文章を全部訳そうというのはかなり大変です。
なので、読み方を学んでいけば古文がスムーズに読めるようになります。
どういうことかというと、古文って省略が多いので、読みづらいんです。
古文を読んでいると、「このセリフって誰が言っているんだ？」
「この動作、行動って誰が誰にしたの？」など人物関係が抜けていて分からなくなったりします。
なので、そうならないように『富井の古文読解をはじめからていねいに』を使って、古文の文章の読み方をマスターしてください。
これが全訳するよりも大切になります。
④問題を解いてみる
ここまで来たら後は実践あるのみです！
『古文上達 基礎編読解と演習45』や『岡本梨奈の古文ポラリス１基礎レベル』、
『岡本梨奈の古文ポラリス２標準レベル』を使って問題をどんどん解いていきましょう。
実践を積みかさねていったら、もう古文は苦手じゃなくなっているはずです。
単語の覚え方などは具体的なやり方は英語の勉強法と同じなので、
こちらの記事を参考にしてくださいね。
（※古文単語は多義語なので、1つの単語に対して複数の意味を覚えることが重要です。）
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