はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です！
今回は「模試を活用できる人とできない人の違い3選」というテーマでお話します。
模試が増えてくる時期かと思います。
毎年の受験生を見ていると、模試への姿勢・本気度が受験の合否に直結しています。
模試の受け方次第では、皆さんが志望校に合格できるか否かが大きく変わってくることになります。
本記事を通して、模試に対する姿勢を改めるきっかけにしてほしいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
模試に対して意味を見出せる人とやらされる人
まずは一つ目になります。
活用できる人は模試に意味を見出し、活用できない人は「やらされ模試」になっているということになります。
これは、この模試を何のために受けているのかという目的意識に該当するかと思います。
模試の意味をはっきりわかっている人とそうでない人で、差は大きいです。
これまでの生徒を見た結果、学校・塾・親に模試を受けさせられた人は勉強の成績が伸びない傾向にあります。
そのような人たちは、そもそも模試を受けたくないという感情があります。
受けなくてよいなら受けたくないにもかかわらず、とりあえず模試を受けてしまうが故に模試に意味を見出すことが出来ません。
また、これは実力があるか否かでも分かれることになります。
事実、実力がある人は目的意識を持ちやすいです。
実力があれば、「覚えたことを使い、点数を取るぞ！」と意気込むことが出来ますが、実力がない場合、「どうせだめだ、また悪い結果でグチグチ言われるに違いない」となり、モチベーションが上がりづらいことにも無理もありません。
ですので、模試によって目的意識をイメージできるものがあれば良いかもしれません。
受験生であれば、最後の模試までのスケジュールもわかっているかと思います。
模試までに成績を上げたいからこそ、今必死に成績を上げてほしいと思います。
「どうせ間に合わないから、この模試を捨ててしまおう」ではなく、なんとか間に合わせようという意気込みが欲しいです。
模試のためだけに間に合わせる意識でいると、全体の勉強のバランスが崩れてしまう可能性もあるので、要注意ではあります。
国公立志望であれば、マーク模試で5教科7科目といった中で、現在勉強が間に合っている科目が全力で点を取りに行ってほしいと思います。
遅れている科目に関しては、模試に意味を持たせるためにも、どのように受けるべきかを考えて取り組んでください。
これは模試ごとに自分なりのテーマをもって受けてほしいということでもあります。
自分の勉強の進捗状況に合わせて、何となく模試を受けるのではなく、完璧でなくとも、自分なりの課題を試す場所として、模試に取り組んでほしいと思います。
実際、そういった姿勢がないのであれば、全て揃うまで本気で試験を受けない癖がついてしまいます。
高校1・2年生の場合
高校1・2年生の場合でも、例え自分の実力が模試のレベルに到達してなかったとしても、自分とライバルの差を明確化して、危機感を得るきっかけとして利用するようにしてほしいと思います。
いずれにせよ、模試で1日消費するのであれば、意味のある1日になるように考えて行動してほしいと思います。
すぐ自己採点・分析する人と何もしない人
次いで二つ目になります。
活用できる受験生は終わったらすぐに自己採点と分析をし、活用できない受験生は総評が返ってくるまで何もしないということになります。
自己採点、分析、復習を含め、模試が終わった後のアクションが重要ということになります。
事実、1ヶ月前に受けた模試の感想や課題などは忘れるかと思います。
それは人間として、普通のことです。
返ってくるのは先になることは予めわかっているので、模試を受けた圧を振り返り、今後の課題、改善を早めに済ませるようにしてほしいと思います。
模試の問題を全て完璧に解けるようになるといった、問題集的な復習はしないようにしてください。
今の自分の模試の結果からわかる弱点や足りない部分を教科ごとに洗い出すことに焦点を当ててほしいと思います。
入念な分析で時間がかかると後回しにしがちなので、気負いすることなく、当日か翌日に済ませるようにしましょう。
もし完璧に復習しようとすれば、日曜に受けた模試がその週の金曜日までかかってしまっても無理はありません。
ですので、復習のしすぎも要注意です。
また言ってしまえば、日曜に受けた模試の分析をその日、翌日にやらなければ、今後やることはないと思います。
確かに体力的にはしんどいかと思いますが、できるだけ当日に総括できると良いです。
それをしやすくするために、試験中に不安な問題や出来なかった問題にチェックをつけることをオススメします。
全てを見直すのは量が多くなるため、解いているときに見直したい部分をメモしておくことで復習が楽になるということになります。
その他、試験中の立ち回りや時間配分を復習することも重要になります。
メモ帳を有効に活用し、立ち回りも含めて分析をし、次の模試の前に見て学びを活かす姿勢をもってほしいと思います。
模試を本気でやる人と舐めてかかる人
最後に三つ目になります。
活用できる人は本番のつもりで本気で模試を受け、活用できない人は舐めてかかるということになります。
この差の本質は、緊張感と危機感の中で試験を解く練習になっていないことになります。
皆さんにもいずれ本番は来ます。
普段から模試を舐めずに本気でやれば、本番が特別なものにならず、いつも通りにできるはずです。
仮に模試のとある科目で、早く終わったとして、寝ていたらどうでしょうか？
受験本番でも同じことをするのでしょうか？
本番でしないのであれば、模試でもしてはいけません。
解答が終わっても間違いがないか何度も見直し、試験の中で完璧な答案を作ることが、受験生にとってある種の仕事でもあります。
本番であれば、一つの正解・不正解で一喜一憂することもあるかと思います。
それほどの気持ちを持って、模試に挑むことが重要ということです。
また、毎回の模試を本気で受けていれば、場慣れをして、本番でも緊張することが少なくなります。
「練習は本番のように。本番は練習のように。」として、模試から気持ちを入れることは非常に重要になります。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「模試を活用できる人とできない人の違い3選」というテーマでお話ししました。
事実、模試に対する捉え方次第で成績は大きく変わってきます。
模試から自分の弱点や足りない部分を浮き彫りにし、場慣れをした状態で、本番でいつも通りの実力が発揮できるようにしてほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾寝屋川校では随時無料受験相談を行っています！
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