目次
はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です!
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は「過去問からわかる受験の戦略」というテーマでお話します。
皆さんは既に自分の志望校の過去問は見たことがあるでしょうか?
過去問というものは、情報の宝庫です。
本記事を通して、過去問を研究し、受験の戦略を立てることの重要性を解説したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
①英単語のレベル
まず過去問を見てわかることとして、「英単語のレベル」があります。
実際、一冊目の単語帳を終え、二冊目の単語帳をやりたがる人もいます。
一番わかりやすい二冊目の単語帳をやるべきか否かの基準は、過去問にあります。
『システム英単語』や『ターゲット1900』が完璧に終わっている状態で、まず志望校の過去問を解いてみましょう。
そこで単語が足りないと感じた場合、単語帳を追加しても良いです。
ただし、『システム英単語』や『ターゲット1900』でいけると思えば、無理に追加する必要はありません。
事実、大学によっては『システム英単語』や『ターゲット1900』すらすべて完璧にする必要のないこともあります。
ですので、志望する大学のレベルを踏まえ、単語帳の完成度を変え、本当に必要な対策を戦略的に行ってほしいと思います。
『システム英単語』や『ターゲット1900』でどこまで戦えるのか
過去の武田塾チャンネルの動画でも、『システム英単語』や『ターゲット1900』でかなり戦えることを紹介しています。
興味があれば、あわせてご覧ください。
受験生がよく勘違いしていることとして、英語長文が読めない理由を単語のせいにし過ぎているということがあります。
もちろん『システム英単語』や『ターゲット1900』を終えたとしても、わからない単語は出てくると思います。
しかし、そのようなわからない単語は知らなくても解ける想定の単語の可能性が高いです。
②英文法の出題割合が高い場合、英文法の勉強の比重を上げる
過去問を見てわかることの二つ目として、「英文法の出題割合が高い場合、英文法の勉強の比重を上げる」ということがあります。
ほとんどの大学は長文主体の問題構成ではありますが、一部英文法の出題割合が高い大学があります。
そのような大学は言ってしまえば、逆転合格向きの大学になります。
逆転合格向きの大学の具体例
具体的に言えば、中央大学の文学部であれば、文法や知識の出題割合が高く、長文の割合が低いです。
その他、近畿大学も全大問7問中、最後の大問以外は知識を問う問題が中心となっています。
このような場合、『Next Stage英文法・語法問題』や『英文法・語法Vintage』などを徹底的に仕上げ、文法にフルコミットしてほしいと思います。
傾向として、偏差値50前後の大学では文法が主流となります。
傾向を押さえ、効果的な対策を実施してください。
その傾向を知るためにも、過去問を見ることが非常に重要になります。
注意事項として、第一志望の大学では出ていなくても、第二志望以降で文法問題が出ることがあります。
③英文解釈型と内容理解型の問題でどちらが多いか見抜け
次に、過去問を見てわかることの三つ目として、「国公立2次試験英語の場合、英文解釈型と内容理解型の問題でどちらが多いか見抜け」ということがあります。
英文解釈型とは
下線部和訳問題や内容を説明する記述問題の場合、基本的には英文解釈の力が問われていることになります。
そのような大学では正しいSVOC振りはもちろんのこと、精読力を高める対策が必要不可欠になります。
『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大学編』、『基礎英文解釈の技術100』などの英文解釈系の参考書で対策した方が良いです。
内容理解型とは
一方、内容理解型とは選択肢やマーク形式での内容一致問題のことで、正確な解釈よりも文章の内容理解が重要になります。
SVOC振りを完璧に行うというよりは、文章全体の内容を正確に掴むことが重要になります。
また、テーマ力があればより一層柔軟に対応することが可能です。
④数学Ⅲの出題割合が高い大学が多い
次いで、科目も変わり数学になります。
数学では、過去問を見ておくことで、特に私立の理系で数学Ⅲの出題割合が高い大学が多いということがわかるかと思います。
大問4つ中、3問は数学Ⅲであるパターンも少なくないです。
このような場合、基礎に関しては数学ⅠA・ⅡB・Ⅲともに必要なので『基礎問題精講』をしっかり終わらせることが求められます。
入試レベルの演習に入った際、先に数学Ⅲを優先するという戦略が必要です。
事前に数学Ⅲで得意な分野を作ることで優先度が高い問題の攻略が可能になります。
このような戦略は逆転合格を目指すのであれば、なくてはならない発想になります。
私立理系に限定しましたが、国公立理系でも同様です。
まずは過去問から出題傾向を把握し、対策を行うことが何よりも大切です。
⑤歴史科目の出やすい時代や分野に合わせた勉強
最後は歴史科目に関してです。
過去問を見ておくことで、出やすい時代や分野に合わせた勉強が可能になります。
特に慶応義塾大学の経済学部では「1600年以降から出ます」や「1500年以降から出ます」といったように範囲が指定されています。
そうなれば、その範囲を集中的に埋めていくことが賢い勉強です。
過去問から出やすい時代やテーマを把握し、戦略的に集中して勉強してほしいと思います。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「過去問からわかる受験の戦略」というテーマでお話ししました。
まずは志望校の過去問を確認してほしいと思います。
過去問を知ることで、皆さんの受験戦略は大きく変わります。
出題傾向を正しく把握した上で、賢い勉強を皆さんにはしてほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
最後に武田塾寝屋川校では随時無料受験相談を行っています!
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