ブログをご覧の皆さんこんにちは!
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です!
今回のテーマは「関西と関東の受験の常識の違い5選」です!
関西の人が関東にきて、「受験の状況が全然違うなあ」と感じることがありますが、
これは逆の立場でもそう感じるみたいです!
今回はそんな受験に対する地域特有の違いを紹介していきたいと思います!
なお今回の記事はこちらの動画を参考に作成していますので、こちらも併せてご覧ください!
①関関同立より国公立が圧倒的上という風潮
東京の人たちは国公立・私立ともに難関大学があります。
私立であれば早稲田大学・慶応義塾大学、
国公立だと東京大学・一橋大学・東京工業大学や、
その下には横浜国立大学・千葉大学・筑波大学などがあり、
特にこの東京一工のレベルを除いて、
他の国公立は早慶と同じようなレベル帯なのです!
かなり選択肢がありますね!
一方関西はというと、国公立は京都大学・大阪大学・神戸大学・大阪公立大学があり、
その下に私立の関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学があるという
序列になっていますね!
このように関西では私立より国公立が上というイメージがあり、
国公立を諦めた人が私立に行くという風潮があるのです!
そして関西では特に神戸大と大阪公立第が人気なのですが、
この背景として早慶がないことがでかいと思います!
関関同立より上を目指せる成績でも、関西には早慶がないという
特殊な事情があるのです!
こう見ると関西の大学は綺麗に序列が分かれていますね!
関東だと横国・千葉・筑波でどの大学が上かと聞かれると微妙なラインに
なってきますし、似たような偏差値帯の大学が非常に多いです。
序列ができているので、志望校の選び方がシンプルになり、
目指す志望校を徐々に下げていくスタイルが取りやすいのです!
こういう背景から関西から関東に行く人は多くはないという状況になるのです!
ただし東京に行く人は一定数いると思います!
関東と関西では私立と国公立のパワーバランスが異なってきますね!
②公募推薦入試
全国でも公募推薦は存在していると思います!
実はここでも関東と関西で認識の違いがあります!
関東では総合型選抜・AO入試のことをイメージしますが、
関西では試験+評定で行われる一般入試の前哨戦にあたるのです!
具体例を挙げると、関関同立では学力重視の公募推薦はありませんが、
京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学や、
関西外国語大学・京都外国語大学などの中堅大学では、
学力重視の公募推薦入試があります!
このほとんどは英語と国語の2教科で受けられるところが多く、
一部評定がありになっているところもあります。
こちらの動画で関西の公募推薦についてお話ししていますので、ぜひご覧ください!
この秋の公募推薦を活用するか・しないかで、
受験の戦略が大きく変わってくるのです!
一般入試よりも科目数が少ないので、負担自体は少ないわけです。
ここで産近甲龍の合格を取っておき、その後の関関同立の
一般入試に専念できるという点で、
公募推薦入試を活用するのも一つの手です!
関西の人は結構このことを知っていますが、それ以外の人は
この情報を知っておくとお得だと思います!
特に四国や中国、中部の人はここら辺の情報格差が起きていることが多いです!
教科を絞ってできる公募推薦はお得なので、
ぜひ受験可能な関西の大学を調べてみることをおすすめします!
③学部対策の有無
東京の人たちは早慶の対策を学部ごとに行う傾向にあります!
例えば早稲田大学でも社会科学部の英語と商学部の英語、
人間科学部の英語ではそれぞれ問題形式が全然違うのです!
このように関東では学部に合わせた問題の対策が必要になってくるのですが、
関西はどの大学を受けても、問題の形式は共通なので対策しやすいというのがあります!
つまり関東では併願校を組むのが難しく、
テクニックが必要としてきます!
武田塾生も毎年この併願校に頭を悩ませています・・・。
何百もある私大の中から様々な条件を考慮するととても大変です。
だから情報を共有して、対策を取ることが大切なのです!
④英文和訳・英作文重視の問題傾向の大学が多い
ここからは国公立の話をしていきます!
英語の入試問題の質に関して、関東圏の大学でいうと、
筑波大学や東京大学では、総合的にあらゆる角度から英語力を見る大学が多いです!
それに対し関西の大学では、和訳問題と英作文の出題割合が高い傾向にあります!
そのため関西の大学はこれらの記述対策をしっかり行う必要があります!
特に大阪大学では自由英作文と和文英訳が大門4つのうち2つを占めるのです!
もちろん関東の大学でも英作文自体は全然出るので、対策は必須です!
ただ関西の方が割合が高いのです!
⑤理系が上という風潮が関西にはある
京大や大阪大学の文理の比率は理系の方が圧倒的に高いのです!
特に工学部は定員が多いこともあり、高1の時に偏差値が高い人は
理系に流れていく風潮があるのです!
東京の場合、成績優秀層は早慶の道もあり、
文系に悪いイメージもありません!
なので文系路線で優秀な人は早慶・東大・一橋の経済や商学部などを
目指す人が多いイメージがあります!
一方関西では文理選択の際、両方狙えても、優秀なら理系に
進むという流れで選択する人が多いのです!
また関東では「かっこいい!」「あこがれる!」と思われるのは、
一橋の文系などが圧倒的なのですが、
関西や地方になると理系や医学部になってくるので、
理系が強いという風潮があるのです!
関東の武田塾で受験相談を行っていてもやはり私立文系が人気で、
「東工・東大理系・電通・首都大理系に行きたいです」という人は少なくなってきます。
関東は私立文系志望が多いですが、地域で進路の決め方が変わってくるのです!
ここで余談になりますが、関東には「東京理科大学」という私立理系の大学がありますね。
実は理科大の関西の印象としてあまり憧れがないというのがあるのです。
関西では私立理系に憧れが無く、
どんなに下でも国公立の理系に行こうという風潮があるのです。
ですが私立の理系は理科科目が国公立は2個必要なのに対して、
私立は1個しか必要ないので、負担の少なさ的に受けてみてもいいのでは思います!
まとめ
今回は関東と関西の受験事情を比較してみました!
最後に今回のブログの重要なポイントを3つにまとめてみました!
①地域によって対策が変わるので早めに情報を得ることが大事!
②関西の人は公募推薦入試を活用して受験を有利に進めよう!
③大学の選択肢が地方で変わるので自分に合った選択をしよう!
関西の人も関東の人も今回の内容をぜひ受験に役立ててほしいです!
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